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#幽霊
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
超常現象とは、どんなことでしょうか?
本書には、例えば、以下のようなことが載っています。
1)占い師のところへ行って、占ってもらったら、自分のことを、ずばずば当てられた! これって、超能力じゃない?
2)うとうとしている時に、自分の体から意識が抜け出して、天井に浮かんでた! これって、幽体離脱っていうやつじゃない?
3)子供の頃、「こっ
江戸の都市伝説---怪談奇談集 (河出文庫 し 10-4)
江戸の都市伝説---怪談奇談集 (河出文庫 し 10-4)
題名のとおり、江戸でささやかれた不思議な話を、集めた本です。
怖い話、不可解な話、あさましい話、忠義に感心する話などがあります。
一つ一つの話は、短いです。すらすらっと、すぐに読めます。
文章は現代語訳されているため、読みやすいです。読めば、江戸時代の人々の心持ちが、わかります。
江戸時代には、仏神の奇跡があると信じ
耳嚢で訪ねるもち歩き裏江戸東京散歩―古地図ライブラリー別冊
耳嚢で訪ねるもち歩き裏江戸東京散歩―古地図ライブラリー別冊
江戸時代の怪談を紹介した本です。単なる怪談集ではありません。
本書の特徴は、江戸時代の江戸の地図が載っていて、具体的に、怪異がどこで発生したのかを見られることです。
さらに素晴らしいことに、現代の東京の地図も載っていて、怪談の舞台がどこなのかを、実際に現代で確かめることができます(^^)
ここまで懇切丁寧な類書は、ほと
英国幽霊案内 (幽BOOKS)
英国幽霊案内 (幽BOOKS)
英国に出没する幽霊を、大真面目に紹介した本です。
著者は、多くの「幽霊物件」を、実際に現地調査しています。そこに、好感が持てますね(^^)
原著の刊行が一九七一年ですので、情報が古いのが難点です。
けれども、そのぶん、英国の古典的な幽霊物件は、これ一冊に網羅されています。
著者のピーター・アンダーウッド氏は、幽霊の実在を信じている人です。英国
エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術
エピソード魔法の歴史―黒魔術と白魔術
西洋の魔術について知りたいなら、まず、本書を読むことをお勧めします(^^)
手品という意味の魔術ではありませんよ。ファンタジーに登場する「魔法」のことです。
西洋(ヨーロッパ)の魔術、魔術師、錬金術、占い、魔女裁判、幽霊、怪物、妖精などについて、簡潔に、わかりやすく、解説されています。
こういった怪しいものに関心があるけれど、知識がない初心者
ストレンジ・ワールド〈PART2〉
ストレンジ・ワールド〈PART2〉
世の中の「奇妙な現象」を集めた本です。著者は、「奇妙な現象」の研究家として知られたフランク・エドワーズです。
題名に〈PART2〉とあるとおり、本書は、『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』の続編です。〈PART1〉とそろえて読むことをお勧めします。
でも、〈PART1〉を読んでいなくても、本書は、楽しく読めます(^^)
この分野では、古典的
異界談義 (知恵の森文庫 t つ 2-1)
異界談義 (知恵の森文庫 t つ 2-1)
異界、つまり、この世とは違う世界について、さまざまな切り口からとらえた本です。
死後の世界、妖怪、イタコ、風水、都市伝説などに興味がある方に、お勧めします。
本書は、二〇〇一年に、国立歴史民俗博物館で開催された「異界万華鏡―あの世・妖怪・占い―」という展覧会に付随して作られました。
この展覧会に際して、「異界万華鏡を語る」というフォーラ
とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)
とうほく妖怪図鑑(んだんだブックス)
題名のとおり、東北地方の妖怪を集めて、解説した本です。
日本の中でも、東北地方は、伝承の宝庫といわれます。
そのわりに、東北地方に伝承される妖怪を集めた本は、ほとんどありませんでした。本書は、貴重な例外です。
イラストや写真が多いのが、良いですね。何よりも、読みやすいです。
挙げられているすべての妖怪について、伝承地の写真が付いています
心霊写真―メディアとスピリチュアル
心霊写真―メディアとスピリチュアル
心霊写真を、美術史の視点から、分析した本です。
心霊写真の本は、世にあまたあります。が、本書の視点は、他に類を見ませんね。非常に斬新だと感じました。
心霊写真という題名からして、書店では、サブカルチャーの棚に置かれることが多いです。
けれども、本書を分類するならば、サブカルチャーではなく、「美術・美学」の棚に置くべきでしょう。
本書には、
心霊写真 不思議をめぐる事件史
うわー、うっかりして、連続投稿記録を途切れさせてしまいました。悔しいです……。
それはともかく、今回も、読んだ本の書評を投稿します。
心霊写真 不思議をめぐる事件史
題名と、表紙の感じからすると、「怖い『心霊写真』を集めて、人を怖がらせようとしている本」に見えますね。
ところがどっこい、この本は、そんなものではありません。
この本の内容は、硬派です。学術派、と言ったほうがいいか
地方発 明治妖怪ニュース
地方発 明治妖怪ニュース
同じ編者―湯本豪一【ゆもと こういち】さん―の『明治妖怪新聞』の続刊に当たる本です。
明治時代の、怪しい事件の新聞記事を集めています。妖怪やら、幽霊やら、人を化かす狐や狸やらのニュース(!)が集められています。
ぜひ、『明治妖怪新聞』と合わせて読んで下さい。楽しさ倍増です(^^)
『東スポ』の血脈は、明治時代から続いているんだな、とわかります(笑)