幽霊の声

私は毎年、夏に更新されるほぼ日の怪談を楽しみにしている。
2chで実話として投稿された怪談も、大好きだ。
いずれも「実際にありそうだ」というリアルな感触がするのが、たまらない。

霊感がないなりに、自分にもそういう体験がないかな、と思い起こすと、「幽霊の声」についてなら語れそうだ。
私は霊感がないので、幽霊を見たりすることはできないけれど、「幽霊の声」にまつわる三つの話を、経験と伝聞で得ている。

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めっちゃ嬉しいです! ありがとうございます(^ ^)
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仏間

恐縮です。
どうも古着屋。です。

今回書く話はふと思い出した拍子にボソッと話し始めてしまった幼い時の話です。
「急にぬるっと話し出すからびっくりしたけど実家の話って時点で怖い話だろうなとは思ったよ!」と言われました。ごめんて。

僕がまだ幼かったころの話です。
多分小学1~2年生くらいの頃。その頃まだ本家と実家が仲が良く、我が家ではお盆になると親族全員が集まってお盆の間本家で過ごす、という恒例行

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「5歳の子供は」/読者のミステリー体験

「ムー」最初期から現在まで続く読者投稿ページ「ミステリー体験」。長い歴史の中から選ばれた作品をここに紹介する。

選=吉田悠軌

5歳の子供は

神奈川県/左今和久(19歳)

 今から14年も前の夏のことでした。当時、私はまだ5歳で、東京の練馬にある建設会社の寮の2階に両親と住んでいました。
 ある夜、夕食後に父と一緒に花火を楽しみ、スイカを食べて、床に就いたのが8時過ぎでした。そして、トイレに

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見つけてしまいましたね。
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『世界の端から、歩き出す』(ポプラ文庫ピュアフル)販促〜本当にあったホテルの「こわい」話・2

前回に引き続き、「ホテルにまつわる怖い話」。
小説の方は、以下より、ちょっとだけ試し読みできます。
冒頭部分で「ファンタジー?」とか「あやかし系?」とか思われる方が多いようですが、実はこの後はその要素はほぼありません(笑)。

今回は、自分が働いていたホテルの話。

実はそのホテルは廃業してしまってもうありません。
運営していた親会社も廃業してしまいまして、ほんとに跡形もなく。
そんな今だからこそ

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富良野です。ありがとうございます!
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本当にあったかわからない話

私が中学二年生だった頃の話しである。
あれは夏だった。梅雨に入りじめじめした空気が鬱陶しく、蒸し暑かった。そんな暑いある日の夜、私が塾から自転車を漕いで帰宅すると、当時、小学6年生になった妹がリビングでテレビ番組を見ていた。
ふと妹のほうに目をやると、リビングの床で座っている妹が伸ばしてる足に巻かれた包帯が目に入った。

「その足どうした?」
「自転車で転んだ」

「大丈夫なんか?」
「うん、そん

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橋の少年 川奈まり子

早朝、うちの近所を散策していると、たまに怪しいものに遭遇する。
 うちは心霊スポットで知られる青山霊園の傍で、昔は二十騎組と呼ばれる幕臣が住んでいた辺りだ。町名は南青山。根津美術館という渋い趣味の美術館がある角からも近い。
 根津美術館の角から青山霊園の方へ歩いてゆくと、途中から「あおやまばし」という銘板がある橋を渡ることになる。橋の下は谷間で、かつては川が流れていた。
 現在は川は暗渠になり、車

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まんがガタガタ道 激闘編 本当にあったあまり怖くない座敷童の話

あまりオカルト系が苦手な人はバックキー推奨w でも作り話ではなく本当にあった出来事です。

私がアシスタントに入る前の事です。先輩から聞いたのですが、霊感の強い方が来られて(どういう関係かは忘れた)玄関先で、『お子さんがいらっしゃいますね』と言われたそうな。

男ばかりの職場でしたし、当然いません。

しかし『後ろで走り回ってますよ』と(^◇^;)

そして数ヶ月後に私がそこのアシスタントになり、

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謝謝(*^◯^*)
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土地遣い 14 土地遣い

色褪せたビニールの暖簾をくぐり、丸梅商店のガラス戸を開ける。
 こんにちは、と中にいたサチコばあちゃんにかける声が若干引き攣った。
 緊張していることをこの時やっと自覚する。
 今までの一件について自分の中で考えた仮説が正しいことを確かめるために、ここへ来たのだ。ここで待っていれば他の老人たちも顔を出す。
 仮説を考えたものの、こんな事があるのかという思いもあり相当な数の実話怪談を聞いている僕でも

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廊下の軋み

これは私の体験だ。
以前ご紹介した亡くなった祖母の家(手鏡)に未だに住んでいる。この家に住んでから時折奇妙な出来事を経験するようになった。今から話すのは3つ下の弟がこの家に同居するため引っ越して来てすぐの話だ。

私は弟が同居するまで二階の洋室を寝室に使っていた。一階の仏壇がある和室も寝室には使えるのだが一度奇妙な経験(巨女)をしてから極力そこを寝室にはしたくなかったからだ。

しかし弟がこの家に

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ありがとうございます(`-ω-´)
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『世界の端から、歩き出す』(ポプラ文庫ピュアフル)販促〜本当にあったホテルの「こわい」話・1

今回は2作目、『世界の端から、歩き出す』の販促。
以下より、ちょっとだけ試し読みできます。
冒頭部分で「ファンタジー?」とか「あやかし系?」とか思われる方が多いようですが、実はこの後はその要素はほぼありません(笑)。

物語の中で、主人公は京都のホテルに就職します。
そこで、「幽霊が出る部屋」の噂を耳にする。
(再度申し述べますが、オカルトとかホラー系の話では全然ないので、「怖い話ならやめとこう」

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富良野です。ありがとうございます!
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