汲み取り式トイレ

彼女と某野外イベント会場に行った時のOの話だ。その野外イベントは、少しだけ都会と離れた場所で行っていた。天気も良く、会場もほぼ満席だったそうだ。その出来事はちょうどイベントの休憩時間に起きた。休憩時間を利用し、用を足そうとトイレに行く事にした。彼女も誘ったが「私は平気」と言うので1…

実話怪談【無題】4 邂逅

安達くんから貰った加藤くんのSNSアカウントにメッセージを送った。 どんな内容だったか正直覚えてはいないが、かなり気を張ってメッセージを送っていたように思う。 自分は彼を虐めていた側だったじゃないか、その後突然センシティブな話を質問攻めするのはどうなのだろうかと、彼に会うことについて…

フードデリバリー

街中を歩いているとフードデリバリーの自転車を見ない日はない。Lが住む街もフードデリバリーは盛況だ。この日もバスに乗るため、Lは駅前のバス停に向かった。その日は週末の夜と言う事もあり、雨も相まってバス停は混み合っていた。乗車待ちの人達の途方ない行列が並んぶ。列は屋根から外れるほど長く…

「実話怪談」私だけが聞いた話「ゆっくり朗読」

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あの家 その1

魑魅ヨカイキテオルナガ怖しい

昨年の話 私は 調子に乗ってしまったのだ。 信じてくれる人なんか いる筈もない。 なのに 精神世界やら、神道やらを語れて 嬉しくなって つい 友達になれると。 視える事など 言わなきゃよかった。 昼休み 最近仲のいい若い女性から 3歳の子が夜に叫び声をあげて 起きるという話しを聴いた。 一緒に…

高速道路の女

四国に住む知り合いに聞いた話である。 大阪の知人が盆に合わせて帰郷するということになったので車で迎えに行った。大阪で数日過ごし、迎え盆前日の夕刻、友人宅を出発した。 瀬戸大橋を渡り高知自動車道に乗った。 高知自動車道は四国中央の山脈を越えて縦断する高速道路である。 愛媛県境を越えた…

道案内

営業マンのIは方向音痴だ。加えて機械音痴でもある。最近はスマホアプリのナビさえあれば何処にでも辿り着ける。しかしIにはそれが使いこなせなかった。同僚にあまりの機械音痴ぷりに呆れられていた。ただ持ち前のコミュ力で行く先々の人達から道を教えてもらい、目的地に辿り着いていた。そして自慢で…

マスクで安心?

電車の中で耳に入った女の子の会話。 「コロナで誰もがマスクをするようになって助かったわね」 「そうそう、マスク取ってみて、なんて言われることもないしね」 「特に夏場も涼しいクールマスクっていうのも出てきたし」 「あれは、本当に楽だわ」 「以前は年中マスクしてるのは、私達の仲間だけだっ…