【実話怪談】物理的にあり得ない
社会人吹奏楽団で出会った、コバさんの話をします。
コバさんは某有名パン会社の営業さんで、全国転勤のある方でした。
私が趣味で社会人吹奏楽団に入り、3年ほど経った時に、コバさんは入団してきたと思います。
コバさんは30代半ばくらいの男性でとても人あたりがよく、行動力もある方で、「転勤で長くはいられないけど……。」と言いながら、自前のチューバをとても良い音で吹き鳴らしていました。
コバさんの凄いところは、入団してすぐに団員と打解けて、団長になったところです。
社会人吹奏楽団とい