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教育について

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地方で数学&クリエイティブな塾を営むオカサカがまとめる教育に役立つあれこれ
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#教育

浜坂高校の「連携型中高一貫教育校」について

昨年末に新聞記事で浜坂高校の連携型中高一貫教育校の記事が出て、驚かれた住民も多かったと思います。住民や子どもから「中学校統合するの?」や「中高一貫校になるの?」「浜高にしか進学できないの?」といった声が私に届きました。
議会では、2023年12月14日の民生教育常任委員会において、新温泉町中高連携方針報告書の報告があり、その中で中高一貫教育制度の活用について述べられました。

本記事では、現時点で

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【休校中のひまつぶし・チャレンジ】99選

【休校中のひまつぶし・チャレンジ】99選

2021/03/25追記
休校に限らず、春休み夏休みといった長期休暇のチャレンジの参考にもなりますので、是非ご参考にしてください!

休校期間が延びています!
3月上旬から4月、4月から5月、、徐々に延びていく休校期間ですが、ヒマを持て余している子もいるようです。

「自由な時間があれば出来ることいっぱいあるじゃん!」「時間があるなら、やってみたいことたくさんあるよね!」と大人は言うけれど、子ども

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【絵本の紹介】3歳と5歳の甥姪へのプレゼント

【絵本の紹介】3歳と5歳の甥姪へのプレゼント

5歳になった姪へのプレゼント。ついでに3歳の甥っ子にも。

どうも、いつも絵本をプレゼントしている叔父です。

今回プレゼントしたのは次の3点

5歳の姪にあげた
「にほんご・えいご はじめてことばのずかん」事前に「英語のお勉強の本が欲しい!」とリクエストをもらっていたので、英語の絵本を探しました。
売り場でよく目についたのは付属のペンでタッチしたら音が出るやつです。

↑こんなペンが付いてるやつ

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高校生向けのふるさと教育な講演で全然違う話してきた

高校生向けのふるさと教育な講演で全然違う話してきた

タイトルのとおり、地元の市役所に任じられて高校1年生向けに特別授業を行なってきましたのでレポート!
私は地方で教育プロジェクトやシェアハウス運営などをしているため、ふるさと教育の講演に適任ということでこのような機会をいただきました。

市役所から託されたミッションは「高校生に地元を誇りに思ってもらうこと」
さらに言えば、地元を出ても自慢のふるさとだと胸を張ってもらいたい、そしていずれUターンしても

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本当のことを書くのは難しい

本当のことを書くのは難しい

こんにちは。野本です。

私は編集者なので、仕事柄、他の人の原稿を読むことも多いのですが、なかには、「あなたは本当にそう思っている?」とツッコミたくなる文章があります。

なぜ思考停止になるのかそういえば、子供が日本の公立小学校からマレーシアのインターナショナル・スクールに来て「初めて作文で本音を書けるようになった」といってました。

日本で「運動会はつまらなかった」と書いたところ、「準備した人の

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過疎地域の教育の未来と塾事情

過疎地域の教育の未来と塾事情

2017年春に数学塾を開業しました。塾長のオカサカ(@okasakaR)です。
場所は兵庫県の端の端、ご多分にもれず過疎と少子化に嘆く地域、新温泉町。

(ちなみに「新温泉町」は「人口減少」で韻を踏めます。)

そんな田舎町で開塾した私ですが、
田舎の教育事情について思うことがあるのでつらつらと書いていきます。
特に田舎の教育事情を考えている方には考える種になるかなと。

目次
・商売エリアと筆者

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全く新しい地域教育「キミワク」はじまります。

全く新しい地域教育「キミワク」はじまります。

今年の2月に発案して、一緒にワクワクして取り組んでくれている教育プロジェクト「キミワク|キミのチャレンジにワクワクする人がいるプロジェクト」

いよいよ開始の時がきました。

世界ではじめての取り組み。
青少年が自分のワクワクのために、自分のチャレンジを発表し、
そのチャレンジにワクワクした人が資金や協力の手を差し伸べる。
地域の人たちが青少年のワクワクを支援する。

そんな素敵な仕組みが日本中に

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【キミワク】地域・教育・ファンド系支援事業のポジショニングマップ

【キミワク】地域・教育・ファンド系支援事業のポジショニングマップ

追記2018/06/19:参加者募集ページできました。https://peraichi.com/landing_pages/view/kimiwaku

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兵庫県新温泉町で教育とまちづくりをやってるオカサカです。

新温泉町でキミワクという地域教育プログラムをスタートするにあたって

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3歳児を論破してみたった

3歳児を論破してみたった

こないだ姪っ子を論破したったお話。

姪っ子がHUGっとプリキュアのおもちゃらしきものを持っていた。

僕が「良い持ってるねー!」と話しかけると

「わたしがかったー!」と、その子。

ほほーん、自分で買ったとな。要らぬ嘘はあかんなぁ

「そうなんだー!すごいねー!」

「いいでしょー!わたしがかったんだよー?」

「お金持ってたんやね姪ちゃん!
いつもどこに持ってるのー?」

「んー」

「おも

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地元を離れる高校生に贈る言葉

地元を離れる高校生に贈る言葉

豊岡を離れる高校生へ。
豊岡市がこの時期に行う素敵な取り組み、知ってますよね?

コウノトリの野生復帰プロジェクトで有名な豊岡市。
兵庫県北部の片田舎にあり、例に違わず人口減少に直面しています。
この地域では高校卒業を機に卒業生の約8割が地域外へ出ていきます。
当然、地域にとってこの流出はかなりの痛手です。

でも、豊岡市は地元を離れる君たちを応援しています。
その名も「わかもの巣立ち応援プロジェ

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青少年ファンドたたき台③「各チャレンジ実施」について

青少年ファンドたたき台③「各チャレンジ実施」について

追記2018/06/19:参加者募集ページできました。https://peraichi.com/landing_pages/view/kimiwaku

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兵庫県新温泉町でまちづくりと学習塾をやっているオカサカです。

このプロジェクトの応援をいつもありがとうございます。

「青少

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親にあと何日会えるだろうか

親にあと何日会えるだろうか

大学生卒業後、すぐにUターンした28歳の男です。
地元で塾やNPOや移住相談員をしています。

大学生のころ、たまーに考えることがありました。
親にあと何日会えるだろうか、と。

もし、ずっと東京で働いたなら
盆と正月だけの帰省が基本。
帰れない年や葬式なども加味して年平均4日。
22歳から親が死ぬまで。
あと25年前後かな?

てことは4日×25年分。あと100日しか会えないのか。
みんなはUタ

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とある中学生が文化祭にスポンサーを付ける時代

とある中学生が文化祭にスポンサーを付ける時代

自分の数学塾でアクティブラーニングを推奨するオカサカです。子どもたちのアイデアと対等に向き合い、伸びしろがあるアイデアなら全力で応援する方向でやっていきたい。

今noteやtwitterでバズっている投稿がある。
今の時代を追えてないおっさんには非常に驚きの内容。
時代を追えてる人は「イキったガキめ、いいぞ、もっとやれw」的な感想を持つ。

中学生の僕が文化祭にスポンサーを付けた話書き手:たかー

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学校は「親を喜ばす」ためのイベントをやめませんか

学校は「親を喜ばす」ためのイベントをやめませんか

地方で数学やクリエイティブな塾を営んでいるオカサカです。結婚はまだしていません。子どももいません。

小中学校で「親を喜ばす」行事って結構ありましたよね。
親だけじゃなく来賓や地域を喜ばすコトも。
基本的には感謝を強制的に表現させられるわけです。
私自身は親への感謝をちゃんと持ちながら成長しましたが、学校で強制させられる表現には感謝の気持ちを乗せられてませんでした。
特に来賓に向けたようなものは、

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