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#読書記録
2020年の漫画界を傑作と共に振り返る 第一回(予定)
いろいろな意味で、とんでもなく印象深い一年間となった2020年。
漫画界の話題は鬼滅の刃に全て持っていかれた…、という感じですが、
その影では、たくさんの傑作も続々と生まれました。
特に印象に残っている作品をピックアップしつつ、漫画界全体についても振り返っていけたらと思っています。
■勇者の「その後の日常」を描く傑作2本2020年の夏に単行本1巻が発売された『そのへんのアクタ』『葬送のフリー
漫画家マンガの新しい傑作2本 『チェイサー』『マンガに、編集って必要ですか? 』
近年、『バクマン』『アオイホノオ』などなど傑作が次々と生まれ、もはや一ジャンルと化した感のある「漫画家マンガ」。
最近読んだ2作品も、それぞれ独自の道を切り拓いた印象を受ける傑作でした。
■「量」の観点から手塚治虫の天才ぶりを描く『チェイサー』手塚治虫の背中を徹底的に追い続ける漫画家が主人公の『チェイサー』(コージィ城倉)は、全6巻。
テンポが『グラゼニ』っぽいなと思ったら、森高夕次さんとコ
【テーマ別おすすめ本】 アメリカのアニメ業界を学べる8冊
コンテンツビジネスを考えていくうえで、「王者」アメリカのアニメ業界を知ることは欠かせません。
近年何が起こっているのか、どこに向かおうとしてるのか、ということはもちろん、
これまでの歴史も把握しておくことも肝心だと考えています。
そんな時に大いに役立つ、おすすめの本を紹介していきます。
■昨今のディズニーの動向が一冊で把握できるまずお薦めなのは、
2020年2月にウォルト・ディズニー・カンパ
特に印象に残ってる【漫画】:読書メモ2020年5月 事情を知らない無能な新婚旅行
漫画はどれも面白い。
ということで、今月も「特に」印象に残っているものをピックアップしていきます。
傑作。
設定を読めば内容も構成も想像でき、
正直、あまり期待してなかったのですが、
人物の描き方も、展開も見事です。
全国の小学校の図書室に設置すべき作品です!
宝島社の「このマンガがすごい!」に選ばれるだけのことはあります。
でも、私が読んだのはまだ一巻。
この先、どう展開していくのか気
好著『遅いインターネット』 魅力的な嘘を「信じたい」人たちを図解する
アメリカ大統領・トランプを支持する人たちの心情とは、一体どういうものなのか、ずっと理解できずにいました。
もちろん、「保守的なブルーカラー層」「ラストベルト」「職を奪われた白人層」など、一般的に言われていることは把握しています。
理屈としてはもちろん分かる、でも何かしっくりこない…
そんな小骨が引っかかっているような状態が続いていました。
この本を読んだことで、ようやく腑に落ちました。
宇野
「混迷の2020年代カルチャー」を見通すための必読書『2010s』
予想だにしないスタートとなった2020年代。
いつ、どのようにして収束するのか、まだ全く先が見えてきませんが、
ある程度落ち着いた後にも、私たちの生活に大きな影響を及ぼし続けることはまず間違いないでしょう。
社会、政治、経済はもちろんのこと、
映画、音楽、文学、漫画、アート等々、多くのカルチャーにも多大なる変革をもたらす可能性はかなり高いと考えられます。
暗い気分が湧いてきがちな日々だからこ
読書メモ2020年1月~2月:クールジャパンやキャッシュレスや社内起業など
今年始めの二ヶ月に読んだ本から、いくつか挙げていきます。
海外ではジャーナリスト出身の投資家がよく見られる
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なぜ日本ではあまり見られないのか、が気になります。
そのあたりの詳しい分析も読みたかったです。
本書に出てきた「にしなかバレー」「五反田バレー」が気になります。このウェブ記事が参考になります。
でも、下記にすごく納得。
CVCは自社の事業との相乗効果を重視するため採算は度外
「コンテンツが生きている状態」を作ろう:必読の一冊『オタク経済圏創世記』
今まさに、こういうことを求めていたんだ!
そんな本にタイミング良く出会えると、本当に嬉しくなります。
ウェブ記事 「ゲーム・アニメ産業が海外展開で必要なものとは」…ブシロード中山氏と文化人類学者三原氏が語る日系コンテンツの未来 がとても示唆に富む内容だったので、ここに登場する
ブシロード執行役員の中山淳雄さんの著書『オタク経済圏創世記 GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件』
悔しいけど、編集者から見て、「編集も完璧」な本
編集者、という仕事柄、
物語の作り方、みたいなテーマの本に対しては
どうしても見る目が厳しくなってしまいます。
仮にも、プロの漫画家さんや作家さんに、
「ここをこうしたほうが、もっと物語が動き出すと思います」とか「ここは思い切って、丸ごと削ってしまったほうがいいんじゃないでしょうか」とか、意見するようなことを日々やっているわけです。
物語の構成や創作術みたいなものは、それ相応には、学んできてい
特に面白かった漫画:読書メモ2019年7月~9月
漫画って、みんな面白いので、「特に面白い!」という作品を、都度都度、追加していきます。
衝撃的に面白い。
10話目、ひよこを育てる話なんて、笑いと泣きの境界線を縦横無尽に行き来する名作です。(2巻に収録)
きっとアニメ化されると思うけど、この作品は、ぜひ実写化にチャレンジしてほしい!
同じ作品でも、読むときによって、味わいが変わる、というのを強く感じられます。
個人的にはサバティカル休暇