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やり始めて分かったことがあるよ。学士殿
僕は、ソーシャルワーカーを目指しています。生業としてその専門職にあるわけでもなく、多分一生、“見習いソーシャルワーカー” を名乗っていくだろうと思いますが、いまもこれからもソーシャルワーカーを目指しています。
けど、今日からもう一つ、目指したいものができました。
「学者」です。
引用しておいて何ですが、特になにかドラマチックなことがあったわけでは、ありません。
ただ、通信制で大学院に入るこ
“資格の国試” と ソーシャルワーク ーー“ミクロ・メゾ・マクロ” のコンセプト
ソーシャルワークには、“ミクロ・メゾ・マクロ“ という概念があります。三つまとめて一言で表現する言葉は、探してはみたものの見つかりませんでした。
けど、福祉系大学や社福士の国家試験などを目指している方なら、「ソーシャルワークの基盤と専門職」や「ソーシャルワークの理論と方法」といった科目で耳にしたことがあるかと思います。
社会福祉士養成課程では、ミクロは「対人援助、相談」、メゾは「地域活動」、マ
学びの姿勢を身につける
“非認知能力” というテーマから感じること、考えたことを何回かに分けて書いてみました。感じている個人的な違和感についてが自分でも多い気がします。ただ、書いてみて、僕が一番気になっていることは「評価ということなのかな」と思うようになりました。
OECDの定義する“スキル” には、“測定可能なもの” という要素があります。
なぜ、測定が必要なのか。測定には、数値化するという根幹のようなものがありま
非認知能力(≒姿勢)を身につける(その3) ー 学びの姿勢
非認知能力(社会情緒的スキル・コンピテンス)にまつわるnoteをいくつか書いてきましたが、僕が大切だ、身につけたいと思っているものは、近しいものはあるものの少し違うのかなとも感じています。
一応、自分の大切だと思っている“モノ”についていう時は、意識して“学びの姿勢” と書いてきました(ブレてるとこもあるかもしれませんが😅)。
いっても僕が大切だと思うのは、指標となるようなスキルではありませ
非認知能力(≒姿勢)を身につける その2 ー非認知能力と社会情動的スキルの違い
この前書いたnoteの関連です。
少し定義や解釈の話になりますが、僕自身はが”非認知能力” というのをどういうモノだと思ってるのか、を書いておきたいと思います。
ヘックマンの“非認知能力(ソフトスキル)”「非認知能力」という言葉そのものは、文字どおり、「(学力のように)能力として認知されてない何か」です。
この言葉が広まったのは、ヘックマンという方の研究がきっかけだったようです(西田ら,20
非認知能力(≒姿勢)を身につける その1
今、通信制大学を使って教職を目指す人たちに呼び掛けて、教員免許科目を題材に、自主ゼミ・自主PBLというのか「学びの対話会」のようなものを開ないか考えています。参加者をどう集めるかも、内容をどうするかも、なかなか決めれず悩んでばかりですが、そんな中、ひとつのnoteを読みました。
小学校教育のと、大学での学びは、条件の面でいろいろ違ってくるものですが、共通するところや繋がるところもあるように感じま
学びの方法としての『対話』
通信制大学を使って学ぶにも対話が必要と思ってますが、なんでそう思うのかといったことを言葉にして残していければと思います。よく、対話やダイアログという言葉はよく耳にしますが、そこに込められた想いなど少し掘り下げられればとも思います。
ちなみに、「アクティブラーニング演習」や「PBL特論」という科目を受講した備忘録も兼ねたものです。話の流れが少々、断片的になってますがご了承ください(特に有料部分💧
学問のクリティカル・シンキング ー批難的にならず批判的に
星槎大学の院で、はじめてスクーリングを受けました。スクーリング後レポートの課題もあり、そこで(少しカッコつけて)批判的考察という形でレポートを書いてみました。今回は、このレポートを書くときに思っていたことなどを、言葉にしてみたいと思います。
「批判」的が、「批難」的にならないように学問でいうところの「批判的」は普段使いでの意味とは少し違うものだと思っています。
論文などでの「批判」は、“人の言
【書籍紹介】 15歳からの社会保障 人生のピンチに備えて知っておこう!
今日は、書籍の紹介と、読んで感じたこと、考えたことを書いていきます。
以前、学問のやり方に通じるとして、「ソーシャルワーカーとして自己研鑽するための方法論/トレーニングについて」というnote記事を引用というか、ほぼそのまま紹介させていただきました。
その記事を書かれた横山北斗さんが、書籍を執筆・出版されました。
横山さんは、ソーシャルワーカー(SWer)であり、人材育成などを通して社会変革
二重学籍は行けないことか!? ーー通信制の大学院でも学ぶことにしました
通信制の星槎大学の大学院(修士)でも、学ぶことにしました。と言っても、まだ科目履修生なのですが。
知っている方は知っている話になりますが、「科目履修生」というのは1年の在籍で必要な科目の単位取得を目的とする学生です。すでに大学を卒業し学位を持っている人が、たとえば教員免許など資格取得に必要な単位を取得するためなどに使います。
もちろん他の使い道もある制度なのですが。
そして、「正科生」という
カントの『感性』から、社会学の『感性』 ーー学習グループでの気づき,触発を受けること
通信制大学で学芸員を目指している方のメンバーシップに参加させてもらって、よく「考えるきっかけ」をもらいます。
通信制大学って「けっこう使える制度なんじゃないか」「デメリットもあるけどどうするのが良いのだろう」ということを考え、いろんな人の書いてる体験談などをあさっていた頃から、「孤独な学びになるので学習グループに参加した方が良い」というアドバイスはよく目にしていました。
今、僕もいくつか参加さ
自分で学ぶって・・・、どうやって? ーー学問とソーシャルワークと生きることとにある学びとしての共通点
大学では、自分から学んでいかないと、高校までのように学校があれこれ用意してはくれない、といったことをよく耳にします。けど、自分で学ぶってどうやって? っとなる人もいるのではないでしょうか。
最近は、大学もオリエンテーションなどいろいろしてくれるようになってきているし、「アカデミックスキル」のような科目も用意してくれてはいます。ネットでも、けっこう情報は出ているようです。
ただ、少し大学内の講義
地方発信の教育にまつわる対話イベントに参加させてもらった感想と紹介と、得た気づき。
「ソシエテ・リベルテ」という都市部とローカルをつなぐことを事業にしている団体の主催で、教育をテーマにしたオンライン会に参加させてもらいました。
イベントタイトルは「学校じゃない・・」となっていますが、参加してみて学校という場所のもつ意義(の一つ)を感じたような気がします。
学校には子どもが集まる最近、「学びを求めてる人とつながりたい」「つながるためにはどうしたらいいんだろう」と思いなやむことが