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#美術展
【一人旅レポ】青森の主要4美術館を東京から一泊二日、電車・バスだけで周る
【約6,900文字、写真約60枚】
実体験を基に「青森県の4つの美術館を」「東京から一泊二日」「電車・バスで周った」「一人旅」について、具体的なルート、食べたものとともに、感想などを書きます。
結論から言うと、青森の主要美術館は素晴らしいものばかり!美術館メインで旅行を組む価値は十分にあります。なお、車を使わない場合、2日で5つの美術館は周り切れず、4つが限界でした。注意点は、青森は都内と違い、
展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか
【約5,900文字、写真約80枚】
青森の美術館巡りの一環として、十和田市現代美術館で「常設展」「野良になる」などを鑑賞しました。その感想を書きます。
結論から言うと、こんな美術館は初めてで、満足度が高かったです!とにかくクセが強すぎて、楽しい!面白い!アートに興味が全くない人も十分楽しめると思います。また、無料で楽しめる屋外アートが多く、美術館の建築も外に丸見えになっていることにより、アートと
『大吉原展』内覧会での、田中優子先生による挨拶全文
東京藝術大学美術館にて『大吉原展』が、明日、2024年3月26日(火)から2024年5月19日(日)の日程で開催されます。それに先立つ本日3月25日(月)に、報道陣向けの内覧会がありました。
その内覧会にて、本展の学術顧問である法政大学名誉教授の田中優子先生から挨拶がありました。その挨拶の内容をわたしが要約することも可能ですし、本展を紹介する記事を、どこかで掲載する際には要約するはずです。ただし
麻布台ヒルズレポ:おしゃれの暴力!日本一高い展望台はマスト
【約3,200文字、写真約25枚】
2023年11月にオープンした「麻布台ヒルズ」に行きました。展望台やアートの観点から、その感想(+森ビルについて)を書きます。
結論から言うと、一度は訪れるべき複合施設だと思いました。1)ビルとして日本一高い展望台は景色も良い上に無料!、2)建物や内装デザインが暴力的におしゃれ過ぎる、3)パブリックアートや常設の展覧会(値段は高い)が複数あるためです。観光客に
いよいよ3/12(火)開幕!国立西洋美術館、史上初の現代美術展「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」
JR上野駅の公園口出口を出てまっすぐに歩くと、右手に見えるのは、国立西洋美術館。西洋美術全般を対象とする、日本で唯一の国立美術館です。ル・コルビュジエが設計し、世界文化遺産にも登録された建造物の前には、《考える人(拡大作)》《地獄の門》などロダンの著名な作品が並び、威厳ある雰囲気が漂います。
開館から65周年を迎える今年、20世紀半ばまでの西洋美術作品を取り扱ってきた美術館にとって、大きな挑戦が
特別展『本阿弥光悦の大宇宙』のストーリーを整理して分かりやすく解説……を試みる@東京国立博物館
東京国立博物館(トーハク)で始まった、特別展『本阿弥光悦の大宇宙』へ行ってきました。「どうだった?」と美術館・博物館が好きな人に聞かれたら、本心から「うん、よかったよ。ぜひ行ったほうがいいよ」と答えると思います(まだ、そんな質問をされたことがありませんけどね)。実際、展示を巡って会場を後にする時には、良いものが見られたということで気持ちが高揚気味でしたし、そうした気持ちを反映させた記事を下記に寄稿
もっとみる「小村雪岱」展(清水三年坂美術館):白黒挿絵の改革者雪岱。配色は鈴木春信へのオマージュ?黒ベタは本当にビアズリーの影響か?
はじめに 11月2日付の下記の記事の中で、清水三年坂美術館の「小村雪岱」展が開催されていることを偶々知り、入館したことを記しました。
すでに美術展は終了していますが、感想を紹介したく記事にいたします(読者の皆様へ:書き終わってみると当初の予想と違い、短編小説なみの長文になってしまいました。いつもならシリーズに分けて投稿するのですが、内容の連続性を考えてこのまま投稿します。時間の余裕が無い方は、
展覧会レポ:CHANEL NEXUS HALL「In Praise of Shadows ヴェルサイユ宮殿 森田恭通 写真展」
【約3,100文字、写真約20枚】
銀座のシャネル4階にあるCHANEL NEXUS HALLに初めて行き「In Praise of Shadows ヴェルサイユ宮殿 森田 恭通 写真展」を鑑賞しました。その感想を書きます。
総じて、とてもおすすめだと思いました。❶ハイコントラストな白黒写真はヴェルサイユ宮殿をよく表現している、❷展覧会場の迷宮のような雰囲気にこだわりを感じる、❸シャネルと森田さ
東京芸大『日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱』の“非公式”図録を作ってみた
東京藝術大学の付属美術館にて特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」が開催されています。普段は東京国立博物館ばかりに通っている私ですが、トーハクの兄弟姉妹的な研究機関として設立された、お隣の東京藝術大学美術館で開催される当特別展にも興味が広がりました。
行けるかどうか分からないけれど、どんな作品が見られるのかをまとめました。
今回の特別展の公式の主旨については、以下の通りです。
「本展
展覧会がもっと面白くなるかも?な ちょっとしたコツ 現地編
美術館・博物館で、ギャラリーに出かけて、みんな何を思って鑑賞してるんだろう、どんな風に過ごしてるんだろう、いつも決まってしていることってあるのかな?
ふと思ったそんな疑問から、気づけば月20件前後・年間200件ほど美術館・博物館やギャラリーに足を運ぶほど展覧会好きなわたしが、一体 何をどうして過ごしているのか、を、大変僭越ながらご紹介しつつ、展覧会がより面白くなるかも?な ちょっとしたコツを探っ