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登場人物A

14
本
物語の登場人物A 悲劇の主人公
運営しているクリエイター
ヒナタちゃん

#悩み

ヒナタちゃん

ヒナタちゃん

なんで病むの？

なんで鬱になったの？って、
仲の良い先輩に聞かれました。

君はメタ認知があるんだから、
病む理由が分からない。

そう言い残していきました。

メタ認知かあ。
確かにそうかもしれない。

メタ認知があれば

鬱になって苦しむ前に
その環境から逃れる選択が出来る。

その環境だけが全てではない。
そう考えることも出来る。

だけど
人からメタ認知があると思われているらしい私でも
鬱になりました。

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ヒナタちゃん

ヒナタちゃん

大丈夫？大丈夫じゃないよ

大丈夫？

…大丈夫だよ。

無言のルールのような、この応対は何なのか。

大丈夫？だなんて。
相手に心配されるような時点で、
そんなもん当の本人はとっくに限界なんだ。

限界を迎えてそれが周りにも伝わるくらい大丈夫じゃないんだ。

それなのに、なんで、
大丈夫？って聞かれたら、
大丈夫だよって答えなきゃいけないかのような暗黙なルールがあるんだ。

「ほんとは、ほんとは、もう大丈夫じゃない。」

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ヒナタちゃん

ヒナタちゃん

仕事

したくないのにしたいこと。

出来るようになりたいのに、出来ないこと。

この目の前の仕事を辞める自分を許せずに、
成功する自分を夢見て続けるか。

ほぼ1日中ベッドから動けないような4ヶ月を送り、
この1週間前から日記を書いて
午前中に起きている。

鬱じゃない、心がイカれてる訳じゃない。
もう身体が動かないんだよ。
そんなところから、日記を書いて
ただ午前中に起きるという日課を続けることからは

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ヒナタちゃん

ヒナタちゃん

感情とメタ認知

私は感情の吐露が苦手である。

一見、私は自然に感情の吐露をしているようにみえるらしい。
本当に美味しそうに食べるね、本当に楽しそうだね、本当に気が効くね、

そうやって可愛い女の子を演じる。
そうやって強い頼りがいのある女の子を演じる。

だがしかしいつも、人に感情を発散したりと
何か打ち解けるといった感覚は皆無である。

何故なのか、それは感情の吐露が苦手だからだと思う。

いつも普段の私は、

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ヒナタちゃん

ヒナタちゃん

息苦しさとの闘い

泣いてばかりだ。毎日。
苦しい。
何のために生きてるんだろう。
生きるのが苦しい。
自分なんて死んだら、消えたら、感情喪失して楽になれるんだろうか。

自分を雑に扱う。
でも次の瞬間には駄目だと立ち返る。

今まで何かずっと
強迫観念で、自己を責めて。
でもたまに自分には生きる意味があると自信でいっぱいの時もある。

良い意味でも悪い意味でも、

自分に囚われて生きた。

自分しか頭にないから
他

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