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歴史考察

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歴史について考察した記事をまとめています。
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記事一覧

短編小説「キャリアの寺子屋2 ~ピザつきあわせて~」

短編小説「キャリアの寺子屋2 ~ピザつきあわせて~」

宮内 利亮 さん主催『キャリアの寺子屋』の
第2回目の様子を小説にしました!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

人の個性は、ピザに似ている。

土台の生地。載せる具材。味付け…。
組み合わせによって千差万別だ。

もちろん人気のピザは、ある。
最も有名な『マルゲリータ』は、
赤いトマト、白いモッツァレラチーズ、
緑色のバジルが使われたピザだ。

一説によれば1889年、日本史で言えば

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LinkedInが生まれた経緯、その歴史と地理

LinkedInが生まれた経緯、その歴史と地理

自分自身が使っているSNSの経緯は
意外と知られていないものです。
私も、よく知りませんでした。

そこで本記事ではLinkedInが生まれた経緯、
「歴史と地理」について調べましたので
皆様にシェアしたい、と思います!

さて、まずは発祥の地から。
クイズ形式でいきましょう。
LinkedInはどこで生まれたのか?

…これは簡単ですね!

答えは、②のアメリカ合衆国です。
では、次の問題。

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夏の甲子園県予選2024開幕の雑感

夏の甲子園県予選2024開幕の雑感

95校が出場、88チームが参加!

茨城県の「夏の甲子園」の予選です。
2024年は、7月6日に開幕しました。

本記事では、県予選を眺めていて
思ったこと、気づいたことを
色々と書いてみたい、と思います。

まず「総論」から行きます。

春のセンバツでは「21世紀枠」などがあり、
また地方大会で優秀な成績を収めた
チームが「選抜」されることもあって、
必ずしも「不敗」のチームだけが
甲子園に行け

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受動と能動の教育思想史 ~個々それぞれ~

受動と能動の教育思想史 ~個々それぞれ~

受け身で学ぶ。自ら進んで学ぶ。
色んな方法がありますよね!

人間は千差万別、という前提に立てば
学び方もまた千差万別で、
強制的にでも学んだほうが良いケースもあれば
能動的が良いケースもある…と思われます。

一方だけには決められない。

受け身で学ぶから、100%良い/悪い。
能動的に学ぶから、100%良い/悪い。

それは極論、言い過ぎ。
実際には両方ある。混ざっている。
ただ、そのどちらか

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小説にご感想いただけると、嬉し過ぎます

小説にご感想いただけると、嬉し過ぎます

恩庄 香織 さんに、ご感想をいただけました!
LinkedIn上で記事にして
投稿していただいたんです。

あまりに嬉しかったので本記事では、
そのご感想を部分引用して、紹介します!

(ここから引用)

(引用終わり)

…何とも作者冥利に尽きる、
素晴らしいご感想をいただけて、
しかもご投稿で紹介までしてくださって、
感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました!

…どうです、皆様

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明日のためのヒスとジオ ~使う、使える、歴史と地理~

明日のためのヒスとジオ ~使う、使える、歴史と地理~

「実用地歴提案会ヒストジオ」のいなおです。

この「実用」「地歴」「提案会」についての
私の考えを、本記事で書いてみます。

まずは「実用」からです。
実用とは「実際に用いる(使う)」こと。
反対語は「用いない(使わない)」。

皆様は、今までに学んだ地理と歴史を
実際にどう「使って」いますか?

そんな方も多いのではないでしょうか?

これが例えば「トラック運転手」なら
「この道を行けば近道だ!

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(再掲)神保町『孤独の(いなお)グルメ』レポート

(再掲)神保町『孤独の(いなお)グルメ』レポート

一年前近くにレポートしました。
東京、神田、神保町!

砂押 美穂 さんの『学び合う仲間の文学部』で
2023年6月24日に「神保町古本屋巡り」が
実施される、と聞き、
神保町の魅力を伝えるべく
自分で歩いてみたんでした。

本記事は、その再掲です!

(ここから再掲)

『「神田」「神保町」と聞くと
何だかワクワクするような気持ちが
湧き上がってくる!

そんな、郷愁のある場所です。

と言いま

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過疎と過密のあいだ ~自分を書き出して紹介!~

過疎と過密のあいだ ~自分を書き出して紹介!~

よく勘違いされるので改めて簡単に
私のことを書きますと、
私は「専業ライター」「専業小説家」では
ありません。まだ起業もしていません。

「実用地歴提案会ヒストジオ」という
団体は立ち上げましたが、まだまだです。

あくまで「ふつうの会社勤めの社会人」。
自称『中年世代の複業クリエイター』。
定時勤務の決まったお仕事をしながら、
SNSに投稿したり小説を書いたりしています。

LinkedIn上や

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雨引観音の「水中花」2024

雨引観音の「水中花」2024

池の中で花開く満開のあじさい…!

茨城県の桜川市にある
雨引山楽法寺(あまびきさんらくほうじ)。
通称『雨引観音』では、
梅雨の季節に「あじさい祭」、
さらに期間限定で「水中花」が行われます。

茨城県水戸市と栃木県小山市の中間のあたり。

2024年の水中花は6月29日から7月7日まで。
ですのでこの時期、多くの方が来訪する。
県内のみならず県外からも…。

本記事では「水中花、行ってきました

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スタバのNOWと、ビフォー/アフター

スタバのNOWと、ビフォー/アフター

スターバックスコーヒー、略してスタバ!

読者の皆様もコーヒー、あるいは
キャラメルフラペチーノなどを
召しあがったことがあるのでは?
「スタバ、なう」などの
X記事でもお馴染みですよね。

…スタバについて、いま、
私たちは何を思い浮かべるでしょう?

プチ贅沢気分のコーヒー店…。
サードプレイスの居心地…。
地方なのに何だか都会…。
各人それぞれの思い出により、
抱く感傷もまたスペシャリティ。

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魅力と魔力のブラジルコーヒー

魅力と魔力のブラジルコーヒー

「コーヒー大国」ブラジル!

いやいや、そんなことは、ない。

ブラジルでコーヒーがつくられ始めたのは
1727年、18世紀になってから。
まだ約300年ほどの歴史。
それ以前、ブラジルの地には、
一本のコーヒーの木もありませんでした。
なのに現在は、堂々たるコーヒー大国。

どこだと思いますか?
本記事ではコーヒーの歴史を書きます。
ぜひ、コーヒーを片手に
お読みいただけましたら嬉しいです!

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ポルトガルがもたらしたカボチャ

ポルトガルがもたらしたカボチャ

カボチャは、カンボジアから来ました。

こんな感じで、普及する中でなまって
カボチャ、と呼ばれたそうです。

一説によると1548年、
豊後国(今の大分県)を治めていた
大友宗麟という大名の下に、
ポルトガル人が来航して貿易開始。
その際に献じられたのが、
シャム(タイ)の東の国、
カンボージャ産のカボチャだったとか…。

ということは、もしこの時の野菜が
シャム(タイ)産だったら?
シャム、と呼

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ジャガイモが動かす世界 ~アンデスから月面まで~

ジャガイモが動かす世界 ~アンデスから月面まで~

ジャガタラのイモ、略してジャガイモ!
庶民の味方、ジャガイモは
江戸時代前後に日本へやって来ました。

出身はアンデス、南アメリカ。
経由はジャガタラ、今のジャカルタ。

…しかしカボチャやサツマイモと違い、
淡泊な味のジャガイモ栽培は
江戸時代の日本ではそこまで広がりません。
本格的に栽培されたのは、明治時代です。

「いも判官」とも呼ばれた
湯地定基(ゆちさだもと)は
クラーク博士の下で農業を

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ヌサンタラ ~島々の間で調和と協力を~

ヌサンタラ ~島々の間で調和と協力を~

インドネシアの首都は「ヌサンタラ」?!

そう思われましたか?

実は、インドネシア政府は
首都を「ジャカルタ」から
「ヌサンタラ」へと移転することを
2021年に閣議決定しているのです。

本記事ではインドネシアの新首都予定地、
ヌサンタラについて書いてみます。

Nusantara。

nusa(島々)とantara(~の間)が
合わさった複合語です。
「島々の間の調和の取れた協力関係」の意味

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