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【会社で1人だけ】孤高のweb担当者時代〜転職までを振り返る【闇と光とサラリーマン川柳】

私は新卒でwebの会社に入ってから2年半、事業会社に派遣され常駐する『webの何でも屋』をしていました。fūunみねこです。

私が『みねこ』だ。

『webとかパソコンとかなんでもいい感じにやってくれる人』の実態と、キャリアとの葛藤を、光と闇の観点、そしてサラリーマン川柳を通して振り返ります。

受付中。
気軽に壁打ちにでも使ってね。

【闇の始まり】このワードにドキッと来たら、あなたは立派なweb担当者

この記事は、悩めるひとりweb担当者や、転職が頭によぎるweb関係の人に向けて描いてみました。

特に、この文章を読んで『ときめき(動悸)』が止まらない方には刺さるかもしれません。

何代も重ねた『引き継ぎ』により
再現できなくなった秘伝タレ。闇。

・出向先に一人きりの、新卒・未経験web担当者である
・担当者の引き継ぎのたびに濃くなる秘伝のタレがある
『パソコンに詳しいならエクセルも見てくれ』と言われる
『いい感じに更新してくれ』と言われる

闇①:新卒で、新規開拓の常駐先に、自分がひとり。

心境としては、ほぼ『ドナドナ』
新卒で常駐型の会社に入った私の気持ちはまさにこれでした。

何もわかっていない仔牛たちが出荷車に乗せられ、知らないところに連れて行かれる情景はとても切ない。

これから、何が起こるのかを知らないが故の無垢さ。

いよいよ出荷。ではなく常駐先への初出勤日。

初出勤日の仕事は、別の会社の常駐さんとの引き継ぎ。でもその方はベテランさんで、最初に受託でwebを構築した会社から運用者として残ったようでした。

今ならわかる、そのヤバさ。

『無い』がそこに『在る』
  • マニュアル→無い

  • 仕様書→無い

  • Git→無い

  • コーディングルール→無い

  • デザイン→無い

ただ唯一、社内で統一されているのは『なんか良い感じにチョッチョとやってくれ』というフワッとした指示でした。

何が『いい感じ』なのかは皆の謎。闇。
みねこもスーツ時代がありました

闇②:『全部できる』が新卒・未経験でもマスト

私はデザイン系の大学出身、コーディングは入社前から始まった研修で3ヶ月やっただけの状態でした。
幸い、コーディングは好きで肌に合っていたので基礎の定着も早くインプットが楽しかったことを覚えています。

しかし!!!事業会社のひとりweb作業者は、全てができて当然。
これっぽっちのスキルやポテンシャルではサバイバル環境は生き抜けません。

新卒・未経験でもやっていた仕事内容

その事業会社では、こんな仕事をやっていました。
魔改造フォームを触るのは本当に怖かった…。

魔改造フォームも
最初は綺麗なフォームだったのかもしれない。
  1. キャンペーンLPの制作・更新、SEO対策、webのUIUX改善

  2. 各事業部からの依頼を受けて、webを修正

  3. 広告バナー8種×10サイズの制作

  4. 広告の結果をまとめたエクセルをつくってメールで送って、集計して、webに情報を反映

  5. 毎週のメルマガ作成

  6. 新規サービスに合わせた、システムの改修

こわいこわいこいわい

闇③:わからない事は誰もわからない

A『腹、減ったな…。この植物、食べられるのか…?お前これ…わかるか?
B『いや…わからんな、Cはどうだ?
C『とりあえず食ったらわかるんじゃ無いか…?

この状態が常でした。野生だったら死んでいます。

技術的にわからない時、頼れる人なんていない。
そもそも案件を深く把握している人もいない。
ただただ知らない人に囲まれて、毎日わからないことは調べて、デバッグして、仕組みや仕様を把握しました。

時にはSEO対策のために単語集のtitleとdescriptionを1000ページ分修正したりも…。

勿論、CMSは入っていない。

サバイバルだ。
ナイフだけで生き延びる。そんな感覚で毎日仕事をしていました。

光①:人に恵まれて、社会人を学ぶ

そんなサバイバルの中でも、救いがありました。
所属部署の方々がみなさん本当に大人として尊敬できて、素敵な人ばかりだったのです。

その会社にweb担当者として出向する、という、よそ者の立場の私にも、分け隔てなく接してくれましたし、もちろん仕事の領域が違うので仕事の相談はできませんでしたが、人生の悩みはたくさん聞いてくれました。

こういう瞬間、あるよねえ。

新卒から働き始めてから、この時を超える『人間を学べる環境』はまだありません。

『みねこ』と名前をつけてくれたのも、この職場。

『みねこ、TKG行こう』、
『みねこ、意識高いサラダ屋行こう』、と
たくさん呼んでいただきました。

この時の人の優しさ、成長、学びをずっと大切にしたいので、転職するたび自己紹介で『みねこと呼んでほしいです』と言い続けています。

もっと己を高めたい〜webディレクターへの転身〜

そうやって徐々に仕事と環境に馴染んできたみねこですが、停滞に直面します。

キャンペーンLPもバナー作成も、魔改造フォームも、四季を2サイクルやっていると成長を感じにくくなってきます。

『無双』

それでも職場は好きだったので、自主制作でwebサイト作ったり、絵を描いたりして模索をしていました。

明確に『このままでいるのは違う』と思ったのはとある賞与支給日。

明細を取りにくるように本社に呼ばれた私。
休憩室で聞こえてくるのは同期の声。

「派遣先で1日中暇でネットサーフィンしててさ〜」
「仕事より、先輩がイケメンなのが気になっちゃって〜」
「なんだかんだ仕事は先輩が困ったらやってくれるし〜」

みねこ、魂のサラリーマン川柳。

私が野生動物が蔓延る無人島でサバイブしていた時、同期は学生の延長のような気持ちで仕事をしていた。

でも、賞与はみんな同じ金額。
次の日、昼休みに銀行で記帳して。職場で泣いた。

もっと、光の中で仕事をしたい。そう思い立ってから、紆余曲折ありwebディレクターになるまでの話はこのnoteに書いているので読んでちょ。

採用側も『web担当の闇』はわかっているのだと思う

自分が通った道なので、web担当者の、採用がマッチしなかった際の負担や、本人のキャリアの難しさ、教育コストの高さ、属人化によるボトルネックなどなど…ここに書いた以外にも多くの『闇』を知っています。

web担当を決める採用者の心を詠んだ
サラリーマン川柳

特に、web担当者の採用は、メイン事業とは直接関係ない事もあり、困難を極めるでしょう。

制作会社に都度発注するも嵩むコスト

本当なら、この距離感で
仕事を頼めたら良いですよね。

制作会社に頼んでも、都度の発注のコストの積み重ねや、指示以上のことは見積もり外では対応してくれない自由度の低さなど、これはこれで融通が効かなくて痒い所に手が届かない…なんて事も多いと思います。

web担当者をアサインしたい人へ『レンタルweb担』つくりました

という事で、サービスを作っちゃいました!

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会社の課題に応じて、月額でweb担当者をアサインできる、人材派遣サービスとなっています。

こんなお悩みにフォーカスしています。

皆の不安が解消される、ちょうどいい人になる

『居ると安心な、話しかけやすい人』
web担でアサインされる方は、こんな人です。
その上、知識、スキル、柔軟さを兼ね備えた人材。

『痒い所に手が届く』人って貴重。

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■メールでサクッと相談したい方
以下のメールアドレスへ、『レンタルweb担お試しプランの件』とお問い合わせください。

support@fu-un.com (峯田・鷲尾)

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以下のフォームより、『レンタルweb担お試しプランの件』とお問い合わせください。

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こんな会社がやっているよ

最後に、私たちについて。私たちは普段、東京でWEB制作会社として、企業さんのサイトを作ったり、SNS運用をお手伝いをしております。

2024年5月に、fūunを立ち上げました。

『どんな人が話を聞くのかな…?』、『始まったばかりの会社かあ…』と不安な方もご安心ください。

CEOのわしおはエンジニア歴10年、ディレクターのみねこも業界8年のスペシャリストです。

いろんな戦場があった。

うーーーん、どうしようかなあ…。と思ったあなた、それでもここまで読んでくださったあなたは、fūunと感性が合うのかもしれません。

ネタ切れみねこのカス川柳

感性の合うあなたとなら、普通に繋がるよりもきっともっといいつながりに出来ると思いますし、私たちとしてもそんな方達と一緒に仕事ができたら、一体どんな化学反応が起きるのか、とてもワクワクしています。

『!』や、『?』が浮かんだあなた、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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