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【クライアントを愛したい】ホロスコープで#なりたい自分を見つけてみた話 【健全な殴り合い】

今回の主役。
握り飯こと『おにぎり(梅)』。

最近のルームフレグランスは香味ペースト。
ホロスコープによって定められた私の天職への愛
を語ります。

今回はこの私、みねこがお届けしております。
東京のWEB制作会社・fūun.IncでWEBディレクターをしています。

今回は内容濃いめなので、まとめを先にお伝えします。

■この記事のまとめ

  • 転職に迷ったら占いで天職を見つけろ

  • 愛は手間暇をかける事だ

  • クライアントをオタク的に推そう

  • ワイヤーフレーム作りは聖書作り

  • いいクリエイティブの為に殴り合え

  • 『感謝』ベースで働いていきたい

  • WEBサイト作りを半額でやる

ホロスコープが、私の天職を決めた

私は元々、超越した上位存在や、不可思議な謎ってものがすごく好き。

MY本棚。
(((お分かり頂けただろうか…?)))

だから、迷った時にホロスコープという占いに頼ってみる、というのは、ごく自然な事でした。


デザイナーでもない、コーダーでもない、事務でもない。肩書きのない不安

それは新卒で入社した会社から出向先に出て1年後のこと。
私は泣いていた。派遣の出向先なのに。

今振り返ると、ちょっと可愛い

漠然とこの先の人生が不安になったからだった。それは、20代前半〜中ばに通る、通過儀礼的な成長痛だったのかもしれないけど。

でも今振り返ると、『肩書きのないポジション』であるということが当時の私の不安を加速させていたのだと思います。

当時の私は、WEB制作の事業会社に派遣された『何でも屋』。
デザインもコード書きも事務も、振られた仕事はとにかくなんでもやっていた。

何でも出来るという事は、何にも出来ないって事?

その分、デザイナー、エンジニアとして会社で必要とされることや最低限のスキルは身につけられたけど、『数年後、私、何になるんだろう。』

でももし結婚するなら
ユルめの狸みたいな人がいい

結婚したいとか、子供を持ちたいっていう、肩書き付きの未来像がない自分には、切実な悩みでした。

それに、周囲は私『なんだかんだ何でも出来るから、頼られてるんだよ。』と励ましてくれたけど、その時にブランディングの本を読んで、『何でも出来る事は、何にも出来ない事と表裏一体。一点を伸ばせ。』という言葉を知っていたから、その自然な励ましは少しずつ私のHPを削っていった。

ホロスコープで『感謝』と『協力』を活かす仕事をオススメされる

そこで、派遣先のお姉さんにホロスコープ占いをしてもらいました。
なぜ、派遣先に占い師がいるのかは、ここでは割愛します。

強いて言うなら…スタンド使いはひかれ合うからかな。

そして、その占いの結果がこちら。

ホロスコープの出生図

ざっくり結果をまとめるとこんな感じでした。

  1. マルチタスクが向いてる

  2. 感謝ベースで繋がった他者との絆は強固

  3. 周囲との多くの協力が運気をまわす鍵

  4. ちょっと秘密主義で引っ込み思案

下の記事にちょっと書いてありますが、4つ目は、他の人にもよく言われるので、当たってるなあ…と思いました。

それに、マルチタスクが向いてると言われるのは、自分の器用さがコンプレックスになりかけていた私にとっては救いだった。

色んな事をする事自体が仕事で、周りと協力しないと出来ない仕事で、それまでの自分のやってきた事が繋がる仕事…。

ちなみにMBTIをすると、提唱者(INFJ型)になる

『それ、WEBディレクターだ!!!』
私の、なりたい自分像が初めて浮き上がった瞬間でした。

そうして3ヶ月後、私は占いの導きにより、晴れてWEBディレクターとなったのです。

心からの感謝は、愛に触れて生まれる

その仕事を、今、天職だと思える理由。
それは、『感謝』について考える事が出来たからだと思います。

正直、前職でもありがとうって沢山言ってたし、言われてきたけど、『繋がった絆』感、そんなにあったっけ…。

私は、最近感じた一番の『ありがとうのシーン』を回想しました。

握り飯だーーーーーッ!!!!

パートナーが握ってくれたおにぎりを私はふと、思い出しました。

奥に見えるPCが趣き深いですね

おにぎりってちゃんと作ろうとすると、塩を手につけたり、海苔を用意したり、具を用意したり…実はとっても手間暇がかかるものですよね。

仕事で上手くいかなかった日、何となく調子が悪い日、夜遅くまで作業をしないといけない日…。

共働きの私たちの家庭。パートナーも忙しい中、一言で終わる『大丈夫?無理せず頑張ってね』という言葉の代わりに、作るのに何工程もかかるおにぎりを作り、そっと無言で添えてくれます。

時には、明日のお弁当に入れるはずだった
つくねが添えられている事も。

私の発した『ありがとう』は、今までの仕事で使ってきた言葉にはない重みを持つことに、そこで初めて気付かされました。

これはきっと、コンビニのおにぎりでは出なかった重みだと思います。
きっと彼はわざわざ工数のかかる行為を、愛を伝える一つの表現として、手作りおにぎりを作ることを選んだ。

私はその愛に気付いたから、『他者と繋がるような、心からのありがとう』を自然に発する事が出来たのではないでしょうか?

愛って、手間暇かける事だ。

この気付きが、私のWEBディレクターとしての仕事の価値観へと変わっていきました。

私も、渡した相手にじんわり愛が伝わる、手作りのおにぎりみたいな仕事がしたい。

愛がこもった、にぎにぎタイム

それはきっと、インスタントな大量生産のおにぎりではなく、手紙のような、パズルのような…相手の顔を思い浮かべたり、考えて立ち止まる時間も大切な、作るのに一苦労してしまう様な、おにぎり。

完成したら、『これ、美味しいからお食べ』って言いたくなるような、自信作の一品。

WEBの『設計』に愛を込めて

WEBディレクターは会社によってかなり定義が異なりますし、一般論ではないことを念頭に置いた上で、私の最も愛溢れるサイト作りの工程、『設計』について語らせてください。

クライアントを『推し』として愛する

WEBサイトの設計工程は一言でいうと『サイトを作るための情報を集めまくる時間』。

WEBディレクターは、色々な方との関わりで、その仕事が成り立ちますが、この工程は、プロジェクトのもっと手前の存在、『クライアント』と心を通わす段階となります。

そして私はその段階において、クライアントとは『推し』として向き合う、という事を大切にしています。

クライアントの皆様へ

なぜなら、おにぎりをインスタントなモノにしないためには、作るおにぎりは常に、その対象に向けた特注品オーダーメイドであるべきだから。

■クライアントを推す為のチェックポイント

  • クライアントの魅力は?

  • 差別化ポイントは?

  • その先のエンドクライアントは何を求めているのか?

  • それを表現するためには、伝えるために必要な情報はなにか?

…と、とにかく情報を集め、寝る時以外はクライアントの良さを伝えるにはどうしたらいいのか、ずっと考えています。大変だけど、この手間暇が大事!

夜な夜な、情報収集に努める私

クライアントをオタク的に布教したい

それはまさに『オタクの布教』。
エンドユーザーに良さを伝えるためには、まず自分が一番クライアントのファンでありたいと思っています。
(なので、過去関わらせていただいたクライアントさん達の推しポイントは今でも語れます。)

ワイヤーフレームは推しにまつわる聖書

大好きな推しを布教するのは何が必要でしょうか?

そう、聖書ですね。

なぜ、推し(クライアントやそのサービス)が素晴らしいのかををぎゅっと最短ルートで、最も効率的な情報で伝わるモノ。

WEBサイト作りで言うところのそれは『ワイヤーフレーム』にあたります。

ワイヤーフレーム(wireframe)とは
Webページのレイアウトやコンテンツの配置を定めた設計図
のことです。

ワイヤーフレーム作りで必要なものはコンテンツと導線。
私は以下のような部分を考える事に手間暇をかけています。

■聖書(ワイヤーフレーム)を作る為のチェックポイント

  • どういう順番で伝えると一番素敵な推し活体験になる?

  • これを見るユーザーはどんな課題がある?

  • ユーザーはどんな気持ち?迷っている?

  • ユーザーがサイトを開くシチュエーションは?

これらを統合しながら、コンテンツと導線を作っていきます。
それは推しの沼へ周囲を引き込むための、まさに聖書。
ある意味、お誘いの手紙のようなものでもあります。

こういう、一方通行の布教はノンノン。

「めっちゃいいんですよお〜聞いてくださいよう〜〜〜」っていう様な、押し付け布教はダメですよ。誰も聞いてくれません。

布教は「あのさあ…君ってさ、こういうの好きだよね。」「前、こういうの欲しいっていってないっけ?」と、入っていくのがセオリー

ファンがアイドルの顔に泥を塗らないように品行方正を努める様に、『とにかく伝えたい』という熱い想いと、『その伝導者である、私が間違えてはいけない』という責任感の間で、迷い、立ち止まりながら、これだ!というワイヤーフレームを引いていくのです。

いいクリエイティブのために、殴り合おう

さて、WEB制作のフェーズとして、ワイヤーフレーム(ここでは我が子と呼ぼう)が出来たら、次はデザイナーさんに託す段階になります。

聖書でいうところの装丁デザインって所でしょうか。
いくら素敵な中身でも、手にとってもらわないと本が読まれない様に、WEBサイトも、パッと見で『見たい』と思えるデザインでないと、ユーザーはそのページを回遊してくれません。

現存最古の新約聖書の写本の一部(3世紀頃/チェスター・ビーティ図書館蔵)

私が手間暇かけて、たくさんの愛を込めて育てた我が子。

それはもう、自信を持って送り出す気持ちと、頼むぞう、頼むぞう、という圧と、素敵になって帰っておいで!という母の心のハッピーセットです。

デザインチェックは三者面談のように

そんな我が子がデザイナーさんの手によって、形になって帰ってきた時はもちろん嬉しいです。

でも、教育方針というのはどうしてもあります。
『ちゃんと育ってくれたけど、ここはこうあって欲しい。』
そういう譲れないものは、母としてしっかりデザイナーさんと協議します。

昨今は、パワハラとか〇〇ハラとか色々センシティブで難しいですよね。
でも、クリエイティブ業界は健全な意見のぶつけ合いを止めてはいけないと思うんです。

■最近見た戦い。弱柴。

そのぶつかりは、より良いものを作るための、熱い議論。
ここでのプライドなどいらない。よいものはよい。ダメなものはダメ。

そして、そういう手間って、とっても愛情あるものなのです。

勿論、クリエイター自身を批判することはあってはいけません。
「センスがない」とか「ダサい」なんていうのは以ての外、レッドカードで一発退場になってしまいます。

あくまで『目的とゴール』を軸に、よりベストを尽くすための議論をするのが私の望む『健全な殴り合い』なのです。

最近、fūunでイエローカードをネタにしているメンバーがいたな

ものづくりが好きだし、ものづくりが好きな人も好きだし、応援したいし、LOVE。なキャンペーン

私の祖父はドアとか障子とかを作る、『建具屋』でした。

物心ついた時からものづくりが側にあった。
いつも家に木の削った香りが溢れていたし、家中に祖父の作った棚や障子が生きていた。

建具(たてぐ)ね。

ないものは作ればいいし、欲しいものはまず作れないか考える。
誰かの作ったものをリスペクトし、しっかりと対価を払う。

そこには、私の求める、『感謝』によって人々が繋がっていく姿がありました。

私も、このスタンスでずっと生きていきたいし、頑張っている人を応援したいと思っています。

祖父は注文されて作った後、お支払いができない大工さんからはお金を取らずに納品していたらしい。
それが巡り巡って、家を増築してもらう形で還ってきたんだって。
ものづくりの物物交換、ええやん。おじいちゃん流石だよ。

WEBが今の私のフィールドだけれど、気持ちは同じだよ。おじいちゃん!

異なるフィールドのクリエイターが関わり合うことで、相乗効果を生み出せたり、強みを活かし合えたりする仕組みをfūun.Incで作っていけたらいいなと思う。

だから、その仕組みが始まるきっかけ作りとして、WEB制作と、営業資料の半額キャンペーンをやってみています。

新規のサイト制作でも、既存のサイトのリニューアルでも適応されるのでとってもお得な内容になっています。

安かろう悪かろうで心配している方もご安心ください。
CEOのわしおはエンジニア歴10年、ディレクターのみねこ(私)も業界8年と、様々な健全な戦いを重ねてきました。

きっとここまで読んでくださった方は、私たち、fūunと感性が合うのでしょう。

感性の合うあなたとなら、素敵な殴り合いが出来ると思う。一緒に美味しいおにぎりについて語り合えると思う。

だから、だからこそぜひ、お気軽にお問い合わせください。

■問い合わせ先
fūunの公式XのDMか、以下のメールよりお願いいたします。
※キャンペーン受付終了は、6月末を予定しております。(応募者数により、早期終了の可能性がございます。)

【公式XのDMでのお問い合わせは
こちら
 
@fuun__inc__

【メールでのお問い合わせはこちら】
 
press@fu-un.com
 株式会社fūun
 担当:野口


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