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死について考える時にぼくが思うこと

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生まれた世界に「自分より先に生きている者」がいた場合、ぼくらは嫌でもいつか生き物の死を体験することになる。たまたま先に生まれただけの相手に敬意など払う必要はないが「大切な相手を悼… もっと読む
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現実でもファンタジー(リプリー)でもジュードロウが持ってくのかよ

現実でもファンタジー(リプリー)でもジュードロウが持ってくのかよ

昨日は見終わってないリプリーの感想を話しましたが、今日は見終わったリプリーのですね。ヘッダ画像をお借りしています。

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん何から離せばいいのか……大筋は昨日のそれで変わってないんですよね。じゃあ今日ぼくが薬屋に行って処方箋を頼んだら店内で狸が大暴れした話を……

するわけにもいかないので、リプリーの昨日話してないラス20分ぐらいについて話した

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消費対象との向き合い方について

消費対象との向き合い方について

すーげえおもしれえ耐久的なゲーム実況を見てたけど、ちょっと生活必需品を調達しないと割と"バヤ"になりそうだったので切り上げた話をしましょう。ヘッダ画像をお借りしています。

めっちゃくちゃおもろいゲームなんですよ。でも食ったり何だったりをしなきゃならなかったのと、巻き戻し機能もつけててくれてたので中断しては1.5倍で見て追いつく、みたいな感じでやっていた。

昔のぼくだったら風呂場に携帯持ち込んで

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fuxking sweeter

fuxking sweeter

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTにヴァレンタインという歌がある。ヘッダ画像をお借りしています。

このヴァレンタインとは普通にちばが好きなだけだったら巡り合う可能性が低い……んだろうか?とにかく収録された商品が少ないからです。ぼくの知る限り一個しかない。それは最後から2個前ぐらいのシングルのB面だったというものです。

同じような理由でデビルスキンディーヴァ(正式表記はディーバ

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キリリンキ

キリリンキ

樹木希林について考えます。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくは生前の樹木希林についてあまり知ることはなかった。本木雅弘と関係している、内田也哉子と関係があるということぐらいしか……あとは富士カラーで写す程度だったか。

ぼくが見たその演劇は映画なのかドラマなのかすらさっぱりわからないが、ある文化的な流派について指導する立場の女を演じていた。ぼくは当該流派とか文化とか、別にどうでもいいと思ってい

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笑顔咲くワイ将とあじまってたい

笑顔咲くワイ将とあじまってたい

グラン・トリノを見終わっていろんなことを考えています。ヘッダ画像をお借りしています。

今日はウォルトというカス、タオという(周囲の悪影響で仕方なくごくごく消極的に)カスになりつつあった子供、スーという「聖人なのに世界中のカスの攻め手を一気に被害として受けさせられる女」、という結論にしようと思ってしました。

つまり、イントロではカスだったウォルトとタオがカスではなくなる話だ。そりゃ見た人ならわか

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春の星に生まれたBIRD・下

春の星に生まれたBIRD・下

昨日からROSSOの1stEPについて考える。ヘッダ画像をお借りしています。

本来大学2年生とはそのような新しい季節の影響を受けづらい生き様だったはずだが、ここ数年だけ例外があったことは認めよう。

自分がいなくても回る世界に価値があるのだろうか?それまで自分が世界の中心にいたのであればそのような世界観ギャップに侵され、自死を考える人もいるんじゃないかと思った。だがそのような舐めた価値観を大学ま

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春の星に生まれたBIRD

春の星に生まれたBIRD

ROSSOの1stEPは春にリリースされている。ヘッダ画像をお借りしています。

つまりあのめちゃくちゃ重い惑星にエスカレータとか爽やか極まりないシャロンを、季節が新しくなり人流も入れ替わり、これまで使っていた場所とかが合法的に使えなくなった頃とかに聴くことになったわけです。

合法的に使えなくなる場所とは、つまり学校なりそれに準ずるところだ。転職する人なら今までいたオフィスとか事務所もそうだろう

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ウィンカーの出ない車にはLOVEのブランケットが一枚重なっている

ウィンカーの出ない車にはLOVEのブランケットが一枚重なっている

ターキーについて考える。ヘッダ画像をお借りしています。

この前鳥をイメージした歌が多いと言ったが、ターキーってもうガン鳥でしたね。それをこの前触れなかった。

鳥について触れたのはこっち。

ターキーって最初食うあれをイメージしたんだけど、七面鳥そのものを指すとは知らなかった。自称英詩ラッパーのくせに情けない限りだ。

つまり飛べない生き物然とした生き方をしていて、飛べる鳥に憧れる。だけど七面鳥

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HELLO Baby, 俺は島を愛してる

HELLO Baby, 俺は島を愛してる

ちばゆうすけのインタビューを読んでいる。ヘッダ画像をお借りしています。

のだが、主要部分といいますかぼくが気になっていた部分はあらかた読んでしまった。あとはカルトグラススターズの頃とか、ぼくがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTどころかbirthdayすら知らない頃のインタビュー(birthday自体存在しなかったんだから当たり前か……少しいろんなことがありすぎて心が壊れている)

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チャド・ローウェンに捧げる

チャド・ローウェンに捧げる

曙太郎が逝ってしまいました。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくらみたいなおたくに親しい太郎の情報といえばDEATH NOTEです。まだ夜神総一郎が生きていた頃のライトが、妹かなんかに12/31のテレビなにみんのとか言われて、僕はボブ・サップVS曙を観ると答えた。

それぐらい現役時代の太郎を知らないので申し訳ないんだが、太郎はぼくのなかでしたたかな外国人という印象を抱いていた。それは申し訳ない

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チバユウスケのインタビュー集を買った

チバユウスケのインタビュー集を買った

亀川千代が逝ってしまいました。ヘッダ画像をお借りしています。そんな時にちばの本を買ってしまった。本を買ったら亀川千代のニュースが来てしまった。ぼくは同時に逝ってしまった二人の人をまとめて話すような省エネみたいなことはできない、したくないので亀川千代のはなしはまた次に……したい………

ちばゆうすけのインタビューというよりも、写真集と呼んでしまっていた。

それぐらい雑誌媒体には写真がつきものである

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失われた30年ていうけど何も失ってねえだろうが

失われた30年ていうけど何も失ってねえだろうが

或る表現する人が死んだ表現する人に対して気持ちを述べたインタビウを読んだ。ヘッダ画像をお借りしています。

それは演劇か何かの人だったが、いくつか離れた年の人が、下の人の死を悼んでいた。別にぼくはたとえ60歳ぐらい離れてようが、60歳上の奴が60歳下の奴に経緯を払えなければそれは知的生命体としての価値がないため、ぼくのなかでは年齢差がいくらあろうがクソどうでもいい。

しかしながらことこの例につい

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ド・モルガンの盗賊

ド・モルガンの盗賊

あるいは三島由紀夫について。ヘッダ画像をお借りしています。こちらの絵は三島由紀夫の本をイメージなさったらしい。

というのもぼくは横尾忠則が大嫌いで、それは以下の理由でした。

なんか常識から逸脱するのがセンスだとか勘違いしているさまを芸術とはぼくは呼ばないのでそれは今後一切変わらないのだが、インタビューを呼んでしまった(ああ、なぜそんなもの読まないといけないのか?)。すると三島由紀夫とともに過ご

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