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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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#子育て

子育てが難しくなるのは思い込みのせい?

私は、子どもの成績をよくしようなどといった「結果」に囚われないように気をつけている。結果を気にするようになると、学ぶことが楽しくなくなるからだ。何より大切にしていることは、学ぶことを楽しむこと。学ぶことを楽しめれば、生涯楽しめると私は考えている。

学ぶことを楽しんでいれば、勝手に学ぶことになる。楽しいからついつい続けてしまう。人間は、知らなかったことを知った時、できなかったことができた時、嬉しく

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子どもを産み育てるのが難しいと思う3つの理由

この記事で、子育てを「育てなきゃいけないなんて思う必要はない」ということを述べた。それとは別に、子どもを育てる自信がない理由として、二つ耳にした。収入面と、パートナーの問題。
https://note.com/shinshinohara/n/nccaada329f0a?sub_rt=share_b&d=c

今の若い人は低賃金化が進んでいる。関西では関関同立といえば名門私立大学だが、その卒業生です

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育てようと思わなくていい、育つのに驚き、面白がればいい

ツイッターで「子どもを育てる自信がない、結婚する気にもなれない」という声を時々頂く。知人の若い女性も同様の発言。仲人Tさんもそういう話を聞くらしく、投稿されていた。
別に結婚しなきゃいけないわけでもないし、子どもを産まなきゃいけないわけでもない。それを前提した上で。

子育ては「育てなければならない」という「ねばならない」を忘れ、楽しませてもらう気でいたらよいのではないか、と思う。そのほうが子ども

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子育ては「何の植物に育つかわからない種子」を育てるようなもの

子育てに失敗しないマニュアルが欲しい、という相談を受けた。結論から言えば、「そりゃ無茶や」になる。
子育てって、「何の植物か皆目見当がつかない種子」を扱うようなものだと思う。稲や蓮なら水辺でも育つけどサボテンは育たない。サボテンの育つ乾燥したところで蓮は育たない。

植物によって水がたっぷりほしい種類もあれば、乾燥気味でないとうまく育たないものがある。トマトのように肥料食いの作物があるかと思えば、

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子どもに買い物をさせると勉強がぐーんと伸びる

子どもに買い物をさせると勉強がぐーんと伸びる

今まで沢山の小学生と勉強をして来ましたが、小学校の勉強で1番難しい勉強って

わり算(筆算)

だと思っています。断トツで苦戦する子が多いです。小数バージョンもありますがこれまた苦戦する子が多いです。九九もひき算も入って来るのでやる事が盛り沢山なのですが、どこに1番つまずくかと言いますと商を立てる所なんですよね。例を挙げますと、

932÷28という問題があるなら、初めに93に対して28にいくつか

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子育ては「汝自身を知る」こと

横山光輝「三国志」では、「自分のことは自分が一番わかる」という発言をする人物が結構現れる。私は「いやいや、そんなことあるまいよ、自分のことってビックリするくらい分かっていないよ」と一人で突っ込んでいた。実際、私たちは自分のことが思いのほか分かっていない。それが子育てにも反映する。

今回バズったツイートは、「親が先回りすると子どもはやる気を失う」というもの。これ、みなさん、よく自覚されていること。

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「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」

「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」

さやかちゃんは、元々頭が良かったんだよ。

ビリギャル本人として活動するようになって、何万回と言われ続けてきたこの言葉。ビリギャル原作が出版されて今年で10周年を迎えようとしている今でも、言われ続けてる。今週オランダで初めて会った人にも言われた。慶應に受かるまでは地頭悪いって言われてたから、突然全く逆のこと言われるようになってびっくりしてる。地頭ってそんなにすぐ変わるもんなの?

日本人は「地頭」

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子ども三名が三名ともサッカーを続けることができなかった話

子ども三名が三名ともサッカーを続けることができなかった話

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

…そうなんですよねぇ。我が家、子どもたちが三名ほどいるのですが、彼らが全員、サッカーを継続することができませんでした。これから彼らの気持ちが変わることもあるため、永続的な話ではないかも知れませんが、少なくとも2023年時点ではそうであることが確定しました。

前提として、ぼくは特にスポーツをやってキラキラ輝いてほしいとか思っていません。スポー

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子どもがわたしの知らない“社会”にいることを実感した話

子どもがわたしの知らない“社会”にいることを実感した話

今朝ね、びっくりしたんです。

4歳を園に送っていって、教室の扉を開けたら。

家でもよーーーく名前が出てくる、一番仲良しの子がまず気づいてくれて。
「きょうもあそぼーねー!」と元気に声かけてくれました。
4歳は手を振り返して、でもちょっと照れくさそう。

わかるよ、おかーさんが見てると恥ずかしいよね。
わたしもそうだった。

そのあと3人お友だちがやってきて。
「○○ちゃんいるよ!」
「○○ちゃ

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小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

相変わらず次男は、小学校の授業スタイルを受け入れられず、給食から友達と遊びに学校に行っています。そんな小学校生活の2年目、今では次男がフルに授業を受けないことにホッとしています。

というのも、先生が一生懸命工夫はされているものの、基本は「指導する1人対、指導される30人」という40年前から変わらない授業スタイル。
これに染まってしまうと、10年後に社会にでる人たちには致命症になるのが目に見えてい

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つなげて使えるステップアップシートを作ったよ

つなげて使えるステップアップシートを作ったよ

子どもと自分用に、印刷して使えるステップアップシートを作りました。せっかくなので、使い方説明を添えてここにおいておきますね。

ステップアップシートって?ステップアップシートってなんじゃらほい?って話なんですが、簡潔に言えば、目標と達成ボーナスを書いておいて、達成したらそのボーナスがもらえるぞ!っていうのを視覚化して、モチベーション維持につなげようぜってものです。

見てもらったほうが早いですね。

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褒め方を考える

褒め方を考える

あんたも「褒めて育てる」って言葉を聞いたことあるよな?

子どもの教育において、叱って育てるのと褒めて育てるのってのは両極端ではイカンってのはなんとなくイメージ出来る。

叱ってばっかりだと子どもは萎縮しちゃうし、褒めてばっかだと調子に乗ってサボり始めちまうと思うしね。

ところがどうやらこの褒めるって行為は「何を褒めるか」ってのが大切なんだって話があるらしい。

おおう、褒め方間違えると子どもの

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息子が教科書に噛み付いた日

息子が教科書に噛み付いた日

息子が教科書に噛み付いた。
何の比喩でもなく歯を食いしばって教科書の端を噛んだ。
イライラして体をこわばらせて、フーフー言いながら噛み付いた。
そしてこんな風に言った。

「僕は!国語の教科書を開くとイライラする!噛み付きたくなる!この手触りがいやだ!教科書を使いたくない!いつも授業中も噛み付きたくなるからえんぴつとか襟を噛んだりしてなんとか我慢してるけど、いやだ!使いたくない!」

気のせい、で

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子どもと「何をして遊ぶ」のが、親として正解なのか?

子どもと「何をして遊ぶ」のが、親として正解なのか?

最近「子どもと何をして遊んであげたらいいのでしょうか?」というご相談が、立て続けにありました。
また、「子どもがちゃんと遊べるようになるのは何歳からですか?」というご相談も時々いただきます。
みなさんは、お子さんとどんなふうに遊んでいますか? そもそも遊ぶ時間なんてない……!という方も安心してくださいね。
今回は、子どもと遊ぶことについて考えてみたいと思います。まずは次のマンガを見てみましょう。

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