記事一覧
大丈夫ですと言いたくない
「保育園の洗礼が怖い親」というタイトルのYahooニュースが出ていた。正直怖いのはその親と働いている社員なんだけどな、と苦々しい気持ちでその記事を消した。
丁度ナインボーダーという連続ドラマでもチームリーダーを引き受ける川口春奈が、子供の熱で仕事を押し付けられ「大丈夫じゃない!」と相手に言うシーンがあった。その後「でも、大丈夫って言いたい。皆で頑張ろう。」と言い和解していたが、私はそんな優しい気
夫のカバンがいつも大きい理由
ユニクロのラウンドミニショルダーバッグが凄く可愛いなと思ってみていた。見た目がコロンとしていて軽量でカラバリも豊富で収納力もある。
ちょうど来週末フェスに行く予定があるし、夫と色違いのお揃いで買ったりしてもいいかも?と思い、ふと立ち止まった。
そういえば夫っていつも大きいカバンを持ってくれているような…
私はショルダーバックやポシェットが好きで、いつも肩から小さめの鞄を斜め掛けしている。両手
好きなものを分かち合うのが結婚の醍醐味ではないのか
「私、旦那が好きなものを好きになったことってないんだよね」
ジムでマダムたちが談笑していた時に聞こえてきたセリフを耳が拾った。わかる~という乾いた笑いと同調が広がった。
私は昔から好きな人が好きなものを好きになってきた。むしろ「この人が好きなものを好きになりたいな」という感情が持てたら、恋のスタートだったと思う。だから、好きなものを好きになりたいと思えない人と結婚するのって逆に凄いなぁと思った。
帰省する度に自分を嫌いになって帰る
無理やり1000円を渡され、朝からチケットを買わされた有料特急に乗り、はぁと大きくため息をつく。1人になった瞬間に沸き上がる、吐き気と割れそうな頭の痛み。やっと今回の帰省も終わった。終わった、と噛み締める。
実家に帰って自分の部屋に戻ると、過去の自分に出会い直す。毎日ギリギリの精神状態で朝から晩まで何かを頑張っていた私。何かを頑張ってないとずっと居心地が悪い家だった。
塾にも通わせてもらってい
海外って別に遠くて特別な怖い場所じゃなかった
私が人生で初めて聞いた海外旅行のエピソードは親が新婚旅行でシンガポールに行った話だった。マーライオンの話も現地で食べた料理の話も一切なく、とにかく空港で知らない人に荷物を取られそうになったという話だけを繰り返し母は話していた。
そんな私の初めての海外はセブ島だった。大学2年生の時、女友達と2人きり。関西から関東に新幹線に乗って行くのも大冒険だった私にとって、海外はまさに未知の世界。事前の母の話も
保護猫2歳になる~ひっかき傷さえ愛おしい~
4/22、よいにゃーにゃーの日。うちの保護猫もものすけは、2歳になった。去年の4/8にトライアルを開始し、4/22にうちの子として正式に迎え入れてから2年だ。本当にあっという間の1年だったし、一緒に過ごす日数に比例して可愛さと愛おしさが増していく一方だった。
私はもものすけを見つける半年くらい前からほぼ毎日里親サイトは見ていたが、もものすけが唯一私の希望を満たしていた子だった。焦る気持ちに震える
夫との日々は「ありがとう」に溢れる
今朝パンを焼いている時に一つだけ表面が焦げた。夫がサッと焦げたパンを自分の皿に入れ、焦げを削りながら食べてくれた。今日も「ありがとう」から一日が始まる。
私は10年弱経っても夫に「好き」という感情を抱き続けている自覚がある。というか、多分付き合っていた頃より今のほうがより一層好きだ。
一緒に住んでるので、もちろんすっぴんの寝起き顔も見せるしオナラもする。付き合っていた頃の初々しさは全くない。で
自分の名字を大切にしたいという感情について
選択的夫婦別姓制度について色々議論されるようになって少し経つ。私もその仕組み自体は割と早い段階から知っていた。しかし、私は夫と結婚する時に別姓にすることは全く検討しなかった。
同姓にした理由は三つ。一つ目(これが一番大きい)は「名前」という大切な自分の要素の一部が、大好きな人とおそろいになることが嬉しかったから。二つ目は、別に自分の旧姓を気に入ってなかったから。三つ目は、そもそも実家が大嫌いなの
夫婦という関係性の中でバウンダリー(境界線)を考える
私は夫のことを「家族」という関係性よりも「夫婦」という関係性で捉えている。「夫婦」は私にとっては特別でキラキラした響きである。夫と妻という独立した二人が、横並びで立って手を繋いでいるような漢字の作りも好きだ。
「家族」は境界線が非常に曖昧なイメージがある。(まだ私にとって「家族=実家」という感覚が強いからだと思う。)関係性に甘んじて、相手を尊重する意識が欠けるような。プライバシーが守られなくなり
絶品スープカレーに心の余裕を添えて
夫と一緒に立てる土日の予定は、私の生きるパワーの源だ。でも、予定がない休日も、それはそれでとても楽しみだったりする。
久しぶりの予定がない休日。我々は11時半に起きた。「お昼ご飯どうする?何もないねぇ。」なんて言葉から1日がスタートする。悪くない。少し足を伸ばして、食べログ百名店のカレー屋さんにいってみようかと夫が提案してくれた。家で食べるカレーも好きだけど、外でしか食べられないカレーも好き。
鎌倉の街で鳩サブレと穴場のカフェに出会う
かの有名なお菓子、鳩サブレ発祥の地が鎌倉であることはご存じだろうか。
私は知らなかった。関西に住んでいた時から、なんとなく東京方面の食べ物だとは思っていたけれど。
先日鎌倉の駅前をブラっとしていると「パーラー扉 日替わり定食800円 限定10食」という看板が目に飛び込んできた。鎌倉はランチが観光客価格でとにかく高い。800円の定食は凄く魅力的だと感じすぐに店内に入ると、なぜか鳩サブレが売ってい