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好きなものを分かち合うのが結婚の醍醐味ではないのか

「私、旦那が好きなものを好きになったことってないんだよね」
ジムでマダムたちが談笑していた時に聞こえてきたセリフを耳が拾った。わかる~という乾いた笑いと同調が広がった。

私は昔から好きな人が好きなものを好きになってきた。むしろ「この人が好きなものを好きになりたいな」という感情が持てたら、恋のスタートだったと思う。だから、好きなものを好きになりたいと思えない人と結婚するのって逆に凄いなぁと思った。長い時間一緒にいるのに、好きとか楽しいを分かち合えないなんて、なんだか凄くもったいない。

夫と一緒に過ごす中で好きになったものを順不同で思い出してみる。(もともと好きだったけどより好きになったものを含む)

・海外旅行
やっぱりこれは大きいな。人生が広がったことに感謝。

・ONEPIECEや呪術廻戦などの少年漫画
これも大きかった、世界変わった。知らずに死ななくてよかった。

・賑わうがやがやした夜の雰囲気
居酒屋・屋台・海外の夜市等。私はお酒は飲めないけど、お酒好きな夫がパァッと笑顔になる、その顔を見るのが好き。

・古着(高円寺や下北沢の街並み)
ちょっと変わった柄や形の個性的な服を見つけて自慢しあうのが楽しい。あっちの方がいいとか、こっちが似合うとか言い合うのが好き。

・ブラックコーヒー
お酒は体質で飲めないからコーヒー好きになれて嬉しい。1杯ずつ違う産地の豆でオーダーして、飲み比べしたりするの楽しい。

・フェスやライブ参戦
月1回以上いってるかも。アーティストはバラバラで浅く広く。

・KingGnu
浅く広く聞きつつもこのバンドは格別。夫がよく歌ってて好きになった。

・カラフルな髪の毛
インナーカラーとかメッシュとか。一緒に楽しめるの嬉しい。

・銭湯や温泉
温泉地への旅行ももちろん楽しいけど、なんだかんだ家の近くの銭湯に自転車で行って、アイス食べて帰るのが一番好き。

・セロリ
SMAPの曲じゃないけど…浅漬けにするのが美味しいと初めて知った。

・猫
もともと夫が猫を好きだったわけじゃないけど、夫のおかげで消去法で猫に出会って今は二人とも猫を溺愛しているのが面白い。

本当は彼が好きな日本酒も好きになれたらもっと楽しかったなと思うけど、こればかりは体質なので残念。

好きなものを好きになり、一緒に楽しんで、あぁ結婚してよかったなぁと思う日々の繰り返し。そんな瞬間がこれからも増えるといいな。直近だと夫と町中華と立ち飲み焼き鳥屋さんに行く約束をしているので、上記に追加されていく予感。

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