記事一覧
【私は私を幸せにする】
旦那と入籍をして、今年で13年目を迎える。5年ほど付き合って結婚したので、トータル18年も一緒にいる。私が実家で過ごした年数を越すくらい一緒にいたんだなぁ、と感慨深くもある。
当たり前だが、好きで結婚した。愛し合ったうえで一緒になった。おそらく旦那の側も、そのときの気持ちに偽りはなかっただろうと思う。
どこですれ違ったのか、思い返せば行き当たるのは、やはり妊娠がきっかけだった。入院するほど酷い
Design&Art|フィンランドのアートと人を巡る旅 〈03.アーティストとリカレント教育〉
アアルト大学院でアート教育やアート思考を学ぶまりこさんが、フィンランドのおすすめスポットやイベント、現地に暮らす人々の声をお届けします。
アトリエ訪問
先日、トゥルク在住のヴィジュアルアーティスト・サンナ・カナノヤ(Sanna Kananoja)のアトリエを訪ねました。トゥルクの中心地から車で15分ほど、森に囲まれた静かなアーティストレジデンスの一室です。
彼女との出会いは、私が企画したワー
コーヒーが好きすぎるただの女子大生がコーヒー屋さんを始めた話。
「まなみん、やってみたら?」
私が通っているコーヒー屋さんのマスターからこう言われたのは4月のこと。
なにをやるのか。
それは、「コーヒー屋さん」だ。
ちょうどその日、別の常連さんが来店して、「まいこさんのカレーを食べてきた!」と報告していた。
「まいこさんのカレー」は「やまんば庵」という一度聞いたら忘れられない古民家で週末営業しているという。
Instagramで調べてみると、そこに
職場での「キャラ設定」永遠にミスる今生
この文章は、パーソルホールディングスがnoteで開催する「 #私らしいはたらき方 」コンテストの参考作品として主催者の依頼により書いたものです。
昔から、学校や職場で「初動のキャラ設定」をミスりまくる人生だった。
具体的に言えば、人から好かれたいと思うあまり、すぐに良い人ぶってしまうのである。
本当の私は決して善人ではないが、ニコニコと口角を上げて周囲に愛想を振りまく。
すると当然、関わった
旅の変わりに私の五感を起こしてくれる鍵を求めて #100枚で写す夏の日 を終えて
底が見えるくらいの中途半端に高いところと、物凄く早口で喋る人。観たいアニメのない静かな夜に、田舎の暗闇に突然現れる自動販売機。空虚を見つめ続けるうちの猫。
生きている中で怖いものは沢山あるけれど、その中でわたしが最も恐れてることのひとつに、五感が死んでしまうことがある。
何を見ても何をしていても心が目が味覚が触れた指先が、決して熱をおびず、ただただ途方もない時間だけが横たわり、流れていく。
そ