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朝起きたら、戦争がはじまっていた。 - イスラエル・パレスチナから出国するまで -
「戦争って、こんなに簡単に始まるのか。」私はそう思いながら、壁の前でたたずむことしかできなかった。
朝起きたら、戦争が始まっていた。
私がいたのは、パレスチナ自治区。
まさか、自分が人生でこんなこと体験するとは思ってもなかった。
ずっと行きたかった、イスラエルとパレスチナ。
半年前から計画し、会社をおやすみして行った。
最後日は、パレスチナ自治区内にある、バンクシーがつくったホテルに泊まろう!
クリスマスに元彼と会ったら、洗礼名をもらい、土手で炊き出しをすることになった話。
(※ 1年半ほど下書きボックスの中で燻製されていたこの記事を成仏すべく、投稿します。昔の話かつ、とんでもなく季節外れですが、ご了承ください。)
「元彼 クリスマス 大丈夫」
クリスマス前日に検索した言葉だ。
2つ前のクリスマス。私は別れた恋人と会おうという約束をしていた。
円満に別れた私たち。
クリスマスまでは続かなかったけど、当日ひとりで過ごすのもなんだか寂しいしピザでも食べようよ、という
誘拐と、やさしさと、ハンバーガー
涙には、いろんな温度がある。味がある。滲んだ視界のその先に、見えていた景色がある。
でも、それは刹那的で、なまものだから、その時に言葉にでもしておかないと、意外と忘れてしまったりする。
大学生から社会人になり、私は涙を流すことが一気減った気がしたのだけれど、2ヶ月ほど前、涙が止まらなくなったことがあった。
それは、映画館で「千と千尋の神隠し」を観ている時だった。序盤の方で、神隠しにあった千尋
私の名前は、すきまだらけだった。 - 漢字の名前がほしかった15年前の自分へ
「私も、漢字の名前がほしかった」
15年前の記憶が、鮮やかに蘇った。
小学3年生だった私は、「自分の名前の由来を調べてみよう」というお題が出された授業で、自分の名前は他の人と違うと気づいた。
「なんで私の名前は、ひらがななの?」
と家に帰って聞いた覚えがある。
15年を経て、全く同じお題が、言葉の企画で出された。
第3回。「名付け」がテーマだった。自分の名前について、もう一度調べてみる、それ
生の血を飲んで、いのちについて考えた話
ごくんと、つばを飲み込み、息を吸って、吐いて、
心の中で「いただきます」と唱えてから。
私は人生で初めて、ヤギの血を飲んだ。
私にとって、生きることを考えるのに必要で、本当に貴重な経験だったと、今振り返って思う。
だいぶ前のことだけど、マサイ族の村に行ったときのことを書こうと思う。
当時はいろいろ刺激が強すぎて、しばらく書こうか迷っていた。でも、あの時の感覚を忘れたくない、ちゃんと言語化し
好きリストを作って、”好き” を外在化する
谷川俊太郎。
私が好きな詩人のひとり。
小学校の教科書にも、彼の詩がたくさん載っていた。
音読すると、心地よいリズムを感じる、もっと声に出して読みたいと思える、身体が喜ぶ詩を書く人だ。
詩だけでなく、他にもスイミーやスヌーピーの翻訳もしている。
すっと身体に染み込む、優しい日本語だなぁと思ってたけど、谷川俊太郎産だったんだ…!とびっくりした時のことは忘れない。
ちょうど2年前、だんだんあった
一生の宝物が、届きました。 - 牛本革手帳カバー2020点を、新社会人に 無料で贈る キャンペーン -
3月の終わり。
大学の友達から、あるリンクが送られてきた。
え!こんなキャンペーンあるんだ!?
スマホをスクロールしながら、私は紅茶を飲んでいた手を休めた。
【新型コロナウイルスの影響で、
卒業式を迎えることが叶わなかった
2020 新社会人へ】
- 牛本革手帳カバー2020点を無料で贈ります -
社会へ羽ばたく、決意を意識する卒業式。
皆さんが、社会への一歩を踏み出す節目を
感じられる瞬間
新社会人、 MOTHER HOUSE を買う
花粉を乗せた風が、鼻をくすぐる。
晴れの日のお手本のような日。
空は、まさに空らしい色に塗られていて、
ちぎれた雲は、形を少しずつ変えながら泳いでいる。
千駄木の小さなカフェで、おしるこを飲みながらこのnoteを書いていた私は、大学1年生からひっそりと持っていたひとつの夢を叶えたがために、ほくほくしていた。
どんな夢かというと、
MOTHER HOUSE の名刺入れを買う、という夢だ。
買っ
大学5年間、ずっと同じ人に髪を切ってもらっていた話
髪は、その人の印象を作る、いわば ”額縁" みたいなものだ。
額縁を、年に数回お手入れしてもらいに美容院に行く。
その予定が、私はすごく好きだった。
そして、私の髪は大学5年間、ずっと同じ人に託していた。
まおぴーさん。
そう呼んでいる美容師さんと出会ったのは大学1年生の時。
まおぴーさんに髪を預けてから、私の学生生活には髪を切るタイミングで節目が生まれるようになった。
大学5年間で、
”創造性”は、筋肉と同じ…!? 今、ビジネスマンが絵を描くわけ
全力で絵を描いたら、銭湯に入ったかのような気分になった。
ほくほくとした高揚感と、自分の中の何かが整ったという爽快感。
「おっちゃん、コーヒー牛乳ひとつーー!!」
と銭湯にいたらきっと叫びたくなったであろう、そんな感覚だ。
最後に絵を描いたのはいつですか?絵や文字を描くことは小さい頃から好きで、ただひたすら好きなひらがなだけを書き続けて日が暮れたこともあったし、図工や美術の時間は私の中では休み時