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「目を休めて、耳で聴く」音声記事はこちらです

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記事を読み上げたものを、音声にしました。移動中や、作業中、療養中(入院中)の方にも。最近視力が落ちてきた。動画を観すぎたから目を休めたい。産後は目を使うと回復が遅れるし、老眼でも… もっと読む
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#子ども

今はまだまだ小さい子どもたちも、いつか独り立ちする日が来る。その時のことを考えると、寂しさが押し寄せて来るような気がします。この先子どもが独り立ちした時におそらく感じるであろう寂しさが、ありありと感じられるのです。私は今ここにしかいないのに、未来の感覚が確かにある。その理由は、先に子育てを終えられたたくさんの人たちの思いが、私にも当てはまるからではないかと思います。

1歳のわが子を連れて、高級ホテルのレストランで食事をしていた時のこと。キーキーと笑い声を上げたわが子を、スタッフさんに注意されました。「前は、こんなことなかったのに、どうして…?」そう思って、気づきました。子どもって、たった1日でも成長するのです。昨日までしなかったことを、今日突然するようになる。子どもの、成長する力は、すごいのです。

ネットにも本にもない情報は、どこにあるのか。それは、不特定多数に見られないところにあります。「特定少数」。つまり、生身の人との内緒話や、秘密の話の中にあるのです。たしかに、離れた人だから言えることがある。でも、「データの残るところでは言えない」ということがあります。ネットにも本にもない情報を得るために、誰かと内緒話をする機会を増やしてみてはいかがでしょうか。

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謝るときの、心がまえ。それは、「謝ることができるのは、まだ幸せなほうだ」ということを判っておくことです。それができなくて苦しんでいる人が、世の中にはたくさんいるのです。自分の非を認めて、「何がごめんなさい」なのかを伝える。謝ることができるのは、ありがたいことなのです。

強い近視が判明したわが子。その日から、「30分に1回は、3メートル以上遠くを見る」という生活が始まりました。1年経った頃、親である私の視力にも変化が。運転免許のめがね条件が外れたのです。子どもも、矯正視力が1.2と1.5まで回復。視力とは、「ピント」なのです。何でも近くに迫ってくる世の中で、「遠くを見る」ことは、視力回復のためにますます重要になるでしょう。

毎朝顔を合わせるのに、あいさつをしてくれないお母さんたち。それでもこちらからあいさつをしていましたが、今は無理矢理あいさつを投げかけないようにしています。時代の変動期には、「正しい」ことをされると、イヤな気持ちになるものだからです。悪い人になる必要はありません。「正しい」行いを、意識的に減らすのです。そうやって少しずつリスクを負うことが、近い将来の大きな災いを、防いでくれるのです。

正義感が強く、他の子のちょっとしたルール違反を指摘してしまうわが子。「正しいけれど、言わなくていいのよ」と言うと、「どうして?どうして言っちゃいけないの?」と…。「それはね、正しいことでも、言われたほうは、イヤな気持ちがするからだよ。言われた人の、気持ちを考えるんだよ。わかった?」
正論をぶつけられた時のイヤな気持ちは、大人も子どもも同じ。わが子が他の子のルール違反をとがめたら、親である私が、その

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子どもが幸せになる2つのパターン。それは、「それなりの人物になること」と、「ブレーキを持っていること」。以前読んだ本にあった言葉ですが、あまりのインパクトに、他の内容を全部忘れてしまいました。よく言われるのは、「立派な人にはならなくていい。子どもが幸せならそれでいい。」という言葉。でも、この本は、「立派な人になれ」と言います。今の時代、こういうことは、軽率には言えません。子育てだけでなく、自分の幸

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