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なんてことない、エッセイ

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#エッセイ

夜中の日記にもならないメモ

ひとりごとが増えた

話す相手がいれば良かったけれど

あんまりブツブツ言う訳にもいかないので

代わりにキーボードを叩いている

文章の中で会話をする

書き手は私、読み手も私

孤独のコミュニケーション

特筆するような1日だった訳でもないけれど

昨日とは別の1日だったはずだ

でも振り返らなければ

有ったのか無かったのか定かでない曖昧な存在になる

そうして永遠に消え去ってしまう

せめ

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ヤドカリ生活ー家とは何なのかー

働き世代。20代・30代。
就職し、その時に初めて東京を訪れた。
私もその一人だ。

会社と家の往復。
同じ学校だった人も居るかもしれないが、友達とは呼べない。
友達がいたとしても、会う時間も合わない。
結婚したりで、生活のスタイルが移り変われば、余計に噛み合わない。
自分が、取るに足らない孤独の存在だと自覚していく。

夜。夕飯を食べる気力もなく、ベッドに沈む。
暗闇の中でスマートフォンをいじる

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生き急ぐな、と言われるけれども。

小説やドラマやアニメの冒頭で言われる「ひょんなことから」「ある日突然」ってワードは、創られた台詞ではなく、むしろ真実なのだろうと思う。

そんな創作物が多いことから、人はハプニングを期待する生き物なのかもしれない。

「日常」という無限ループ、迷路、ダンジョンから抜け出したい。

「非日常」に恋焦がれて、なんにもせずに待っているだけのシンデレラ。

しかし非日常の場所に居続けたら、それが日常になっ

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言い過ぎたのは、コロナのせい。すぐ忘れるのも、コロナのせい。ということにしておこう。

自粛してるんだか、してないんだかの生活が続いている今日この頃。

仕事上は、結局動き回っているようなものだ。

プライベートは、家にいるか、一人で出かけるかになったが、

マスクが1番のお友達となった。

さて、今回は、人との距離感をミスしてしまったなぁと反省した話です。



私が思うに、マスクをしている分、脳みそに行く酸素が足りてないのではないだろうか。

だから、頭がポヤポヤしているのかな

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都合の良い同居人は、蜘蛛。

とある夜、ボーッと考え事している時だった。
白い壁紙にシミがある。黒いシミ。5mmくらいだ。
いつの間にできたんやろ〜と思っていたら、動いた。

蜘蛛だ。

彼の名は、ハエトリクモ。性別は知らないけど。
私の同棲相手だ。

虫嫌いな人も居るだろうから、写真は載せないが、興味があったらGoogle先生に聞いてくれ。
まぁ小さな蜘蛛である。

気付いたら家にいる系の虫の中でも、このハエトリクモは益虫だ

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疲れるから、頑張るな。ティッシュのような人生であれ。

タモリさんのお言葉です。

“頑張れって世の中言い過ぎなんだ。薄っぺらくて良いんだ”、だそうです。

確かになぁ。

自分が引き受けなくて良いところまで、引き受けて、頑張りすぎちゃうんだよなぁ。

人間って、頑張ってる自分が好きなんだってさ。無意識に頑張っちゃうらしいよ。



さて世の中には、いろんな格言や名言に始まり、人生の先輩からのアドバイス的なものがある。

年長者は、自分が感じたこと、

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「どこでもドア」はあるべきか、否か。(2分弱 682字)

「どこでもドア」はあるべきか、否か。(2分弱 682字)

仕事柄、出張がたまにある。

しかし出張時に限って、他の業務が立て込んでいたりもする。

ノートパソコン一つでどうにかなる作業なら移動中に出来るかもしれないのだが、そうもいかないらしい。

そして今回は、出張先が電車の駅がないエリアなのだ。

最寄りの駅まで電車で行って、そこからバスで…タクシーで…
お時間かかりますねェ…

この移動時間がっ!無ければっ!!!と思ってしまう。

そんな時、心の中で

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小説を書いてみたら、文章を通して作者が見えてくるような気がする。(569字)

先日、買った小説を読んでいる時である。

とあるキャラの台詞がなんだか引っかかる。

今までは、「ふーん、主人公はそんな気持ちなのねー。」くらいに流し読んでいたと思う。

しかし最近、自分でも短いながらも小説や文章を書くようになって分かったことは、

実体の自分が「言いたいこと、言って欲しかったこと、発見した言葉」を、キャラに言わせたくて、小説を書く節がある。ってこと。

だからなのだろうか、その

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間取りをただ眺める。(562字)

不動産情報が好きだ。
間取り図とか、なんとなく眺めてしまう。

今住んでいる街に不満はない。
引っ越す気があったりなかったりだが、
違う街に住んでみたい気もする。

この6畳やそこらの面積に、これだけの金額出してまでここに住みたいのか、
基準がわからなくなってくる。

もちろん、仕事に行くのに便利だからという基準もある。
近くに自然環境があるからという基準もある。
急な引越しのその場しのぎで選んだ

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人が聞いたら最悪なエピソードでも、いい人生経験だったと思う。

先日、初対面の方とお話しして、

あ、洗脳まがいの状態になってるなーこの人。って思いました。

あぁ、コレが人間社会の闇なのか、と。

その人は、とても尊敬している人がいて、夢を持っていて、何か行動を起こす人なのだ。

だが、心が弱く、運も悪かったのだろう。

たまたま、心が弱っている時に、よくない人に出会ってしまった。

一歩間違えれば、私もそちら側の人間だったのかもしれない。

だからこそ、そ

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Noteは、私の日記兼 研究メモ。

いろんな活動をしてみたいと思うようになりました。もちろん、このnoteも含め。

その最終目的というか、モチベーションの根源は、有名になりたい!というよりも

今の自分に何ができるのか試してみたい。
今の自分が活動していることを形に残しておきたい。

の方が大きいかな。

だから、実験的に何かを作ってみたりしているので、評価されないことの方が多いと思います。
かと言って、伝わらない文章を書いてもい

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飼い犬猫とご主人様って似るよね。

飼い犬猫とご主人様って似るよね。

よく、飼い主と飼い犬🐕は似てくるって言うけど、

確かにそうだと思う。

友人宅のワンコは人懐っこくて、
その友人も、元気で皆に愛される方。

先日、買い物先で、入り口で待てしているワンコは、従順で一途で気品があるようにも見えた。

迎えに来たご主人も、やはりそう見えた。
(謎のフィルターかかってる?笑)



猫好きの人は、猫っぽい性格🐈‍⬛の人多いよね。

気まぐれで自由に生きてる感じ、

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私はプランクトン。

私はプランクトン。

この世の中は、というか、インターネットの世界とかは、
これはもう大海原の如く広いです。

その大海の中から、この記事を偶然見つけてくれた方、ありがとうございます。

私は、この世界において何の発信力もありません。これは事実。

私はいわばプランクトンレベルに小さくて、いやそれよりも小さい細菌レベルかもしれない。電子顕微鏡必須。 それぐらい、ちっぽけな存在なのです。

なので、私がちょっと動いたくら

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家族の記念写真

私の家族・親戚は、玄関の前で記念写真を撮る。

おじいちゃんやおばあちゃんの結婚式の時も

父と母が結婚した時も

新しい家に引っ越した時も

兄が小学校に入学した時も

私が成人式を迎えた時も

ずっと、記念写真は玄関のドアの前。

写真屋さんで現像してもらう時代から

一眼や、インスタントカメラに代わり

今やスマホでパシャリだけれども

この習慣だけは変わらないのは、なんか良いよね。

私も

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