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なんてことない、エッセイ

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記事一覧

人を分類するのに意味はあるのか。 性別、血液型、星座、出身地、学歴…etc

人間は、何かと分類したがりな生き物だ。

大きく動物と植物と分けてみたり、ヒトとイヌと魚類と…と分けてみたり、
それは動物学的分類なのでまぁ理解に難しくない。

では、人間をいろいろ分類しているのはどういうわけか。

人間ほど複雑化したものはないのに。

でも単純化しないと、理解ができないのも事実です。
どこかに所属・帰属しないと語り始める事すらできない
その人なりの定義づけなのでしょう。

でも

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気まぐれ本選びの大切さ。

気まぐれに本屋に行き、偶然手に取った本が、まるで自分の中の空いた部分を埋めてくれるような感覚があるが、(特に何かに悩んでいるときは顕著に)

よく考えれば、確かに当たり前のことではある。

その時の悩みであったり、自分の頭の中を何かのトピックスが占めている時に、本屋の平積みの中に、今まさに知りたいことや、気になるキャッチコピーが目に飛び込んできて、お?これは⁉︎気になる!となる。

読書は、自分の

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夜中の日記にもならないメモ

ひとりごとが増えた

話す相手がいれば良かったけれど

あんまりブツブツ言う訳にもいかないので

代わりにキーボードを叩いている

文章の中で会話をする

書き手は私、読み手も私

孤独のコミュニケーション

特筆するような1日だった訳でもないけれど

昨日とは別の1日だったはずだ

でも振り返らなければ

有ったのか無かったのか定かでない曖昧な存在になる

そうして永遠に消え去ってしまう

せめ

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ヤドカリ生活ー家とは何なのかー

働き世代。20代・30代。
就職し、その時に初めて東京を訪れた。
私もその一人だ。

会社と家の往復。
同じ学校だった人も居るかもしれないが、友達とは呼べない。
友達がいたとしても、会う時間も合わない。
結婚したりで、生活のスタイルが移り変われば、余計に噛み合わない。
自分が、取るに足らない孤独の存在だと自覚していく。

夜。夕飯を食べる気力もなく、ベッドに沈む。
暗闇の中でスマートフォンをいじる

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【感嘆詩】コドモとオトナの境界線

僕は生まれた

ハイハイを始めた、初めての一歩を踏み出した

僕の手を引いてくれたのは

お父さんだった、お母さんだった

言葉を話すようになった

僕がやる事なす事、なんでも褒めてくれたのは

おじいちゃんだった、おばあちゃんだった

自転車に乗れるようになった

後ろを支えてくれたのは

お兄ちゃんだった、お姉ちゃんだった

勉強を始めた、部活を始めた

教えてくれたのは

先生だった、友達だ

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生き急ぐな、と言われるけれども。

小説やドラマやアニメの冒頭で言われる「ひょんなことから」「ある日突然」ってワードは、創られた台詞ではなく、むしろ真実なのだろうと思う。

そんな創作物が多いことから、人はハプニングを期待する生き物なのかもしれない。

「日常」という無限ループ、迷路、ダンジョンから抜け出したい。

「非日常」に恋焦がれて、なんにもせずに待っているだけのシンデレラ。

しかし非日常の場所に居続けたら、それが日常になっ

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言い過ぎたのは、コロナのせい。すぐ忘れるのも、コロナのせい。ということにしておこう。

自粛してるんだか、してないんだかの生活が続いている今日この頃。

仕事上は、結局動き回っているようなものだ。

プライベートは、家にいるか、一人で出かけるかになったが、

マスクが1番のお友達となった。

さて、今回は、人との距離感をミスしてしまったなぁと反省した話です。



私が思うに、マスクをしている分、脳みそに行く酸素が足りてないのではないだろうか。

だから、頭がポヤポヤしているのかな

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「病は気から」と言うけれど

病は気からと言うけれど、

それは、物事や気持ちの「捉え方の問題で、病気になったりするよ」って意味で理解してる人もいると思うのだけれど、

それが絶対ではないと思う!

まぁ変に落ち込み過ぎてもいけないのは事実なのだけれど。

気持ちがナナメになってるから、普段の生活が出来なくなって、病気になる時もあるんだと思う。精神疾患はそんな気がする。

思い込みの問題じゃない。感情は現実だ!

ナナメになっ

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結婚しない人が増えた一つの要因。

以前マッチングアプリを使ってました。

昼間に会って、お茶して、話して、帰る。
という至極健全な使い方ですから、ご安心を。(誰への配慮?笑)

恋愛感情は、自分のコミュニティの中で、1番いいな!と思う相手を選ぶ行為だ。

だから、実在のコミュニティ(会社、学校、部活、クラブ、習い事、近所などの生活圏内)の中から、自分にとっての1番を選ぶ。

しかし、インターネットでいくらでも出会える社会。

コミ

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変な人がいるのではない、変な人になる時期があるだけ。

オタキング岡田斗司夫さんの言葉です。

ニコニコやYouTubeで、面白い話をされている方です。思考力が深く、新しい視点や納得する言葉をくれます。とてもオススメです。



私は先日(というか今も?) 変な人モード真っ最中だったんだろうなぁと自分を振り返りました。
それはまさしく、厨二病の如くでございます。

春になると変質者が湧くのも、
突然どこかで大暴れする犯罪者も、
痛々しい発言の学生やオ

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都合の良い同居人は、蜘蛛。

とある夜、ボーッと考え事している時だった。
白い壁紙にシミがある。黒いシミ。5mmくらいだ。
いつの間にできたんやろ〜と思っていたら、動いた。

蜘蛛だ。

彼の名は、ハエトリクモ。性別は知らないけど。
私の同棲相手だ。

虫嫌いな人も居るだろうから、写真は載せないが、興味があったらGoogle先生に聞いてくれ。
まぁ小さな蜘蛛である。

気付いたら家にいる系の虫の中でも、このハエトリクモは益虫だ

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大人になるとは、与える側になること。

私はアニメやテレビをよく見ている子供でした。

今思うと、子供向けのアニメを作っているのは大人なんですよね。(当たり前だけど)

子供も大人も、中身は大して変わらないんだろうな。

良い!面白い!と感じるアンテナは、時代によって向きがズレていくのだろうけれど、感度は変わらないんじゃないかな。って思います。

無数の大人たちが作ったものに、ある世代がコレだ!と飛びつけば、それが今のトレンドってことに

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マスクを外すと、秋の匂いがした。

8月の終わりの日であった。

私の知らぬ間に、夏が終わっていた。

疲れるから、頑張るな。ティッシュのような人生であれ。

タモリさんのお言葉です。

“頑張れって世の中言い過ぎなんだ。薄っぺらくて良いんだ”、だそうです。

確かになぁ。

自分が引き受けなくて良いところまで、引き受けて、頑張りすぎちゃうんだよなぁ。

人間って、頑張ってる自分が好きなんだってさ。無意識に頑張っちゃうらしいよ。



さて世の中には、いろんな格言や名言に始まり、人生の先輩からのアドバイス的なものがある。

年長者は、自分が感じたこと、

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