人を分類するのに意味はあるのか。 性別、血液型、星座、出身地、学歴…etc
人間は、何かと分類したがりな生き物だ。
大きく動物と植物と分けてみたり、ヒトとイヌと魚類と…と分けてみたり、
それは動物学的分類なのでまぁ理解に難しくない。
では、人間をいろいろ分類しているのはどういうわけか。
人間ほど複雑化したものはないのに。
でも単純化しないと、理解ができないのも事実です。
どこかに所属・帰属しないと語り始める事すらできない
その人なりの定義づけなのでしょう。
でもその定義が正しいかどうかなんて分からない。
誰にでも当てはまるし、当てはまらない人だっているし、
実際統計学で何かやっているのかどうかも知らないのだが、
血液型占いとか、12星座占いとか、地域性とか、大学の学部ごとの違いとか、会社の社風とか、見た目とか、考え方の傾向とか、
哲学で、〇〇主義とか、〇〇イズムとかもいっぱいあるけど、アレもそう。
どれかには当てはまるし、複数に当てはまってしまう
人間はそれぐらい複雑で多様です。
それなのに、理解されたいって声をあげてしまう。
自分のことを自分で理解できずに、分析もできずに、適切な言葉で伝えられていないのに。ただただ、他人に自分のことを理解されたいって。
周りの人は、そんな人の言葉尻を捉えて、理解したような気になることもある。
人間社会の複雑さを差し置いて、お互い理解し合おうってキャッチコピーを鵜呑みにしてしまって、またできなくて、
根っこは同じなのに、やっぱりどこか違うんだよな。
違うから、面白いのに。
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