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牛蒡と齟齬、逕庭の向こう側にある木の根。
画数の多い難解な語句を並べた大袈裟なタイトルで煙に巻いたような印象を与えるが、ちょっとした言葉遊びをしただけで簡単に言えば食文化の違いについての話である。
先日、もうすぐ6歳になる娘が穴子丼を食べたいと言ったので出来合いのものでささっと簡単に用意したのだが、少し余ってしまったので残りは八幡巻き風な煮物にしてビールのアテとした。
ゴボウの旬がいつ頃なのかは知らないが、どこのスーパーにいつ行っても
「三日と経てば元通り」
森山直太朗さん作曲、御徒町凧さん作詞の「生きてることが辛いなら」という作品があり、そのタイトルは冒頭の歌い出しの一節にもなっていて「いっそ小さく死ねばいい」と森山さんは語りかけるように声を出し、歌は続いていく。
耳を傾けてちゃんと聴けば、自分の命を大切にしようという意味が込められた人間賛歌・人生讃歌であることは明白とも思える。
この作品が発表されたのは10年以上前のことになるが、当時のヤフーに
JOKERの愚行を、言葉や知恵や教養で引き留めることはできたのか。
先ずは、今回の事件に巻き込まれ負傷された方、被害にあわれた方が無事に回復すること、損失が最小限であることを心から祈ります。
10月31日の夜、調布市内を走る京王線の電車の中でジョーカーに扮した男が乗客を刃物で切り付け、社内に火を放つという事件が起きた。
容疑者とされる男は「2人以上殺せば死刑になる」と供述している、と報道されている。
もし伝えられている内容に間違いがなく、容疑者とされる男の行
創意工夫で常識を覆し、新たな潮流を生み出した、マイルスとバードについて。
最初に断っておくが、バードというのは元NBA選手のラリー・バードのことであって、チャーリー・パーカーのことではない。
わたしはそれほどジャズに詳しい訳ではないが、ビバップという新しい音楽のスタイルを作り上げたサキソフォン奏者が「バード」の愛称で親しまれていたことは知ってるし、大衆の娯楽であったジャズに芸術と哲学のエッセンスを吹き込んだ彼こそが創意工夫で常識を覆し、新たな潮流を生み出したイノベータ
”英語圏” と聞いて想うこと。 --- 新興とか、二流とか、辺境とか。---
日本の、しかも地方都市に暮らしていて日常生活において”英語圏”なんて言葉を目にしたり耳にしたりすることは、一部の少数を除いてほとんどないのではないだろうか。
あらためて説明するまでもないが、英語圏とは英語が公用語とされている地域のことだ。イギリスやアメリカ、オーストラリアなど経済的に豊かで環境にも恵まれた、立派な国家ばかりといった印象を受ける。
おそらく日本の多くの人が英語圏と聞いて想起される
「こだわり」って何? もし本当に「こだわり」があるのなら、訳のわからない曖昧な言葉を使うなよ!
昔たぶんNHKの番組だったと思うんだけど、TVでリンボウ先生が「究極」なんていう手垢にまみれた表現にはウンザリするみたいなことを言っていた。確か著書でも同じような指摘をしていて、その中に「こだわり」という語句も含まれていたと思う。
辞書を引けばすぐに分かるのだが、「細かいことが気になってしまう。些細な、つまらないことに囚われてしまう」といったネガティブな意味を持つ言葉で、セールスポイントだとかア
別に鳥は自由じゃないし、空を飛べても自由にはならないが、あなたは既に自由だ。
よく「鳥のように 自由に」だとか「大空を 気ままに羽ばたき」だとか例を挙げればキリがないが、空を飛ぶことと自由や気楽さが比喩的に結び付けられてることが古今東西を問わず散見されるし、鳥のように空を飛ぶことが憧れや希望の対象として広く認められているのは事実だ。
でも、こんな考えは定型句のようにありふれて平凡過ぎるし、残念に思えてならない。羽ばたく鳥を見て羨ましいと思ったり、ため息をついたりするのはも
紅茶を飲むとバカになる。
傘の形をした茶こしの紹介ページに、雨傘を世界にひろめた人物として18世紀のイギリス人貿易商ジョナス・ハンウェイについて、なかなか興味深いエピソードや雨傘が英国紳士の象徴になるまでの話などが記載されていました。
傘の茶こしで淹れた紅茶を、そんな歴史を感じたり一角の人物の半生に思いを巡らせつつ飲んでみたら、さぞ美味しいのかもしれません。
しかし、もしもハンウェイ本人がこのページを見掛けたりしようも