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授業でどう教えるかは手段だから、目的である子どもの成長を忘れないようにしたい

授業でどう教えるかは手段だから、目的である子どもの成長を忘れないようにしたい

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こんにちは、旅人先生Xです。

今日は「教える手段と子どもの成長という目的」について書いていきたいと思います。

良かったらぜひ、目を通していってみていただければ幸いです!

目次は、以下の通りです。

子どもの成長が学校の授業の目的だと思う

学校では、国語や算数といった様々な教科の授業があります。

子どもの頃から当たり前のように教科の授業を受けてきたし、教員になってからも当

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私の理想の校内研究 #138

私の理想の校内研究 #138

私の理想の校内研究。

 それは「それぞれの先生がテーマを設定して、実践をしていく」というものです。
 もちろん大きなテーマは、学校教育目標のもと、そろえておいた方がいいと思いますが、そこに迫っていく方法は、自分自身で考えるというものです。教師は、それぞれに得意分野や興味が違い、大事にしていることも違う。教育の専門家であるはずなので、それぞれに当たり前にテーマをもっているべきであると思います。
 

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教師の力量をはかる公式

教師の力量をはかる公式

教師の力量を、この記事では、生徒への対応力と定義する。生徒を正しい成長へと導くことができる力を指す。

以下の公式が成り立つ

■手札の多さ 手札とは、生徒にどのようなフレーズを使って言葉がけをするか、どのように根回しをするか、どのようなタイミングや場所で指導にあたるかの指導のバリエーションの数のことである。

トライ&エラーで成功体験と失敗体験を積み、血肉となるような経験から得た手札は後の教員人

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教育を考える―プロとしての教師

教育を考える―プロとしての教師

2023/2/2(木)教育を考える⑯
 今日も先週に引き続き、「教師たるもの」という点について考えていきたいと思います。

 昨今の風潮では、「教師(特に中学教師)は仕事の範囲は多すぎ、減らすべき」というものが多く、上記のはま先生の言葉とは逆の主張であるように思えます。今の教育現場をはま先生が見たらどんな風に思われるでしょうか?正直、はま先生の言葉はめちゃくちゃ分かるし、現場の教師としての理想の姿

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WISC、ちょっとだけ知っておこう〔結果をどーする?〕【語る教育×心理学③】

WISC、ちょっとだけ知っておこう〔結果をどーする?〕【語る教育×心理学③】

 教育×心理シリーズ第3弾をお届けします。
 過去記事はこちらです✨ぜひご覧ください。

 今日は、発達知能検査の1つとして知られるWISCについて、結果からどんなことが分かるのか、簡単に解説したいと思います。
 これまで過去3年間にかけてWISCなどの知能検査について研修を受け、多くの児童・生徒のWISC検査を実施し、分析してきました。
 結果の資料からどんなことが分かるのか、現場での指導にどう

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ここ数年間の学校教育で悪くなった点

ここ数年間の学校教育で悪くなった点

学校教育で、ここ数年で状況が悪化したことについてまとめてみました。

◯◯教育など学校の業務負担が増加した

文科省は教育を充実させようと、次から次へと新しい政策を打ち出し実施しています。新学習指導要領(小中学校:2021年実施、高校:2022年実施)にて、小学校英語教育の教科化(5〜6年生)、高校の学習内容を下ろし授業は英語で行うなどの英語教育の高度化(中学校)、プログラミング教育(小学校)、キ

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01 特別支援の目線

01 特別支援の目線

こんにちは。
ICTのねこです。

特別支援級担任として、
通常級でも忘れてはいけない目線について
自戒の念も込めて投稿します。

特別支援と聞くと、
どうしても「特別」感が出てしまう様に思います。
支援を必要とする場面は通常級の子たちより多いかもしれません。
でも「特別」になり過ぎるのは良くないと思っています。
通常級と同じ事が(場合によってはある程度)できる様に支援するのがわたしの仕事だと

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最高のクリスマスプレゼント(授業改善)

最高のクリスマスプレゼント(授業改善)

 

 僕の授業は面白くないし、わかりにくいです。

 だから何とかしたい・・・。

 でも、何をすれば良いかわからない・・・。

 そんな自分のために、クリスマスプレゼントです。

 研修でもらった資料や読書で得た知識、さらには授業がうまい先生の授業から学んだことを総動員して、どんな授業が良さげに見えるのかをまとめました。

 それがこちら!

 これが僕の考える、「良さげに見える授業」です。

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#186 褒めることの難しさ

#186 褒めることの難しさ

「叱るより褒める」「褒めて伸ばそう」など、学校では「褒める」ことが大事にされています。しかし、これがなかなか難しい。どう褒めればいいのか、いつ褒めればいいのか、褒めるだけでいいのか。などなど「褒める」ことに関する悩みはつきません。

なぜ、「褒める」ことは難しいのでしょうか。今回は「褒める」際の注意点を考えてみます。

①同じ褒め方ではやがて刺激にならなくなる。

「褒める」ことは外発的モチベーシ

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授業実践【こきりこ】

授業実践【こきりこ】

1、はじめに

久しぶりの更新になります。
今回は4年生の【こきりこ】の実践です。
私自身、民謡の授業に苦手意識があり
今回も非常に苦戦しました。
自分的には65点くらいの実践ですが
少しでも参考になれば幸いです。
今日も記事を開いてくださり、
ありがとうございます。
それでは、実践になります。

2、授業の流れ

〈めあて〉
こきりこの魅力を伝えよう
以下教師をT、児童をSとします。
※何回も聴

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