エンチャント先生@小学校

学校教育系のことを書きます/前向き現役小学校教員/中堅/我が子の送り迎えダッシュ/定時…

エンチャント先生@小学校

学校教育系のことを書きます/前向き現役小学校教員/中堅/我が子の送り迎えダッシュ/定時退勤マン/ICT教育/特活/学級経営/英語免許/算数/校内研究前のめり/働き方改革/市内有志の勉強団体運営/晩酌/エンタメ摂取マン/全国の先生方の考えに触れて、日々成長していきたい/

最近の記事

  • 固定された記事

エンチャント先生 小学校教員<自己紹介>

簡単なプロフィール 初めまして、エンチャントです! 小学校の教員です。異動3校目で奮闘しています。 2人の娘の父でもありますので、定時退勤を心がけています。 しかし、クラスの子どもたちを大切な1年間もあきらめない! いつも目の前の子どもたちと真剣に向き合って、 少しでも成長を後押しできるように日々努力をしています。 日々授業のアップデートに挑戦しています。 現在、校内では学年主任、特活主任をしています。 職員に向けて、職員室通信を発行していて、一昨年度は77号、昨年度は

    • 研究授業参観後の美学

       私の尊敬している先生、yujikozさんに感化されて、考えたことを書きます。  私が、ずいぶん前に書いた研究授業の参加の仕方はこちら。  指導案を読み込む・前のめりで参加するなどは共通していましたが、次に書く2点がビビッときたので書いてみます。 1.授業者に手紙を書く  これは、「私を超える熱さ」だなぁと思い、奮い立たされました。確かに、協議会では、すべての想いを言えるわけではないので、これはとても大事だと思いました。協議後、疲れているその先生へのラブレター。参観さ

      • とある研究授業を観て思ったこと

        1.今、研究授業をするなら  新しい授業の形に意識がいっているので、一斉一律の授業を観ても、なんにも感じなくなってしまってきている。提案性について考えてしまう。今の私の場合、研究授業をするのならそこじゃないと思っているからだ。それはもうさんざんやってきたでしょうと思ってしまうんですよね。一斉授業で学んだ学び方を、いかに自分のものにしているか、子どもたちがそれぞれ学んでいる姿が見られるような授業が観たい。一部の子どもが手を挙げて指名されないと自分の意見を言えないような授業は…

        • 幸せの四因子

           今日の朝もミーティングでした。その中で、「幸せの四因子」という言葉に出会い、ビビッときました。  これ聞いたときに、考えたことは、この4つの因子を持っている人がリーダーであると、その環境は心理的安全性が確保されるなぁということです。  「幸せの四因子」が、理想の管理職像とそうでない管理職像にピッタリあてはまった。これは、クラスの子どもたちの担任である私への味方に返ってくる。学校・クラス・学年経営・グループ経営・校内研などの場すべてにおいて、心理的安全性を保障するために、

        • 固定された記事

        エンチャント先生 小学校教員<自己紹介>

          別の帽子をかぶる

          別の帽子をかぶる  今日も朝からミーティングでした。その中で、ピンときたキーワードが「別の帽子をかぶる」でした。本当に帽子をかぶり直すわけではなく、違う自分になり切るということだ。若い先生たちにコーチング的に関わるときや、学んでいる子どもたちカンファランスをするときに、「別の帽子をかぶる」ことが大事ということだ。 質問の形で届ける   対教師でも、対子どもにも何かを意見しようとするときや、自分の考えを伝えようとするときに、ストレートにズバッということはあまり意味がないこ

          定まってきた、さぐりさぐりの算数の進め方

           自分にとって、毎日ある算数はいつも研究の対象になってきました。  一斉授業を極めようと頑張ってきた今まで。  そして、それを捨てて、自由進度(自分学び)に挑戦した近年。  その結果、今、なんとなくではありますが、答えが見えてきた気がしています。結論から言うと、色んなやり方を経験することが大事ということが分かってきた。当たり前だけど、やったからこそ、気づいてきたこと。 ①4月は一斉授業で学び方を学ぶ  これについてはさんざん書いてきたので、バックナンバーをご覧ください。自

          定まってきた、さぐりさぐりの算数の進め方

          運動会を終えて。子どもたちのアンケートからふり返る。

           異動して初めての運動会ということで、どこまでチャレンジした取り組みができるか心配でしたが、これからの運動会の在り方を考えながら、取り組むことができたと思います。主に「表現」についてふり返っていきます。 1.中学年ブロック(3・4年)の表現は<選ぶ!> まずは関連バックナンバーです。詳しくはこちらをご覧ください。 ①運動会の練習スタート 2024 ②ダンスがうまくなるのが運動会? ③運動会の練習のこと  2クラスの学校なので、2学年(ブロック)で表現をします。私のこだわり

          運動会を終えて。子どもたちのアンケートからふり返る。

          「大切な友だち」という方法

           「大切な友だち」という方法は、効果的なコミュニケーションの具体的な方法の一つとして、吉田新一郎さんが提唱している方法です。「批判的な友だち」(Critical friend)と言い方をされることもあるそうです。会議や授業研究、教室での子どもとのコミュニケーションなどの場でも使うことができる方法です。  詳しいやり方は以下のリンクで参照できます。以下には、私の捉えを書きますが、間違っているかもしれません。正しくは、以下のリンクをよく読んでください。(そして、吉田新一郎著のいく

          「大切な友だち」という方法

          子どもにとって、こわい先生

          かっこいいヒーローの「こわさ」 スーパーサイヤ人の悟空 本気出したone-pieceのルフィ 極限状態のナルト 髪長すぎるハンターハンターのゴン ハイキューの日向 鬼滅の絶対にあきらめない丹次郎 ヒロアカのデク 覚醒中のブルーロックの潔(目グルグルの) ゾーンに入った黒子(目の残像) 仲間守るときの転スラのリムル レース終盤の弱虫ペダルの坂道 「魔入りました!入間君」の入間君 対戦中の刃牙 セーラムーン、プリキュア  日頃優しく、穏やかで人柄もい

          子どもにとって、こわい先生

          反省のサイクルにすぐのせる

          年度末反省という文化   学校には、年度末反省というものがあります。中間反省がある学校もあります。そこで一気に反省を出して、次年度どうするか話し合うのですが、私は、年に2回では少ないと考えています。年度末には、反省事項を忘れてしまう人が多いんです。私は、逐一メモしていますが。(そのメモが一気に年度末に爆発するので、エンチャントが出した反省ばかりになるんですよ!) 反省はすべて飲み干したい  いただいたご意見。若い頃は、「くそー」と反骨精神を丸出しで読んでいましたが、今で

          反省のサイクルにすぐのせる

          職員室でファーストペンギンになる!

          便利なアプリ   保護者への連絡アプリが2学期から導入されている。しかし、まだ使用制限があり、「欠席した児童の保護者への連絡のみ」となっています。手紙を添付したり、細かい連絡をしたりすることができるのに!もったいないなぁと思っています。うちの学校はまだいい方で、市内ではは連絡は一切なしにしている学校もあるとのこと…。 日頃からの信頼関係ベースの冒険  作った連絡を管理職がチェックして、承認されると保護者に届くシステムなので、私はジワジワ試しに使用の幅を広げています。これ

          職員室でファーストペンギンになる!

          そろえなくていい、いつも通りでいい

          そろえたくなってしまいます。 運動会の練習でも、そろえたくなってしまいます。 悪い癖です。 いろんな子がいるので、「そろわないのが前提」なのに! ①自由進度学習のこと  そろえることで、育てることが難しくなることがあります。その一つが「自分で選ぶ力」です。  3年生では、算数で1組では、単元内自由進度学習、2組では単元末自由進度学習をしています。  いつもは体育・音楽の交換授業をしていますが、運動会の時期は、体育の授業ができないので、他の授業を持たせてもらうわけですが

          そろえなくていい、いつも通りでいい

          「お客さん」を減らし、作り手を増やす

          学んでいるだけじゃ  いくつかのプロジェクトに参加して学んでいます。このようなプロジェクトに参加しているような先生たちと一緒に働きたい!と思うことがよくあります。しかし、そんな人は珍しい。話す時間、機会がなくてそれぞれの先生の素晴らしさを私が発見できていないだけかと思いますが。  いくら学んでも、素晴らしい実践を知っても、それを学校でやらないと意味がない。さらに言うと、自分一人だけ変わったことをやっても意味がない。 意欲の差・危機感の差  当たり前だけど、教師の中に変

          「お客さん」を減らし、作り手を増やす

          授業がうまい先生ってどんな先生?

           「授業がうまい」という言葉を職員室で聞いた。この「授業がうまい」という言葉の中には、色々な意味合いが含まれていて、それぞれの先生で捉えが大きくちがうものだろうと思う。私が所属している2つのプロジェクト両方で話題にもなっている、「本質看取」「哲学対話」が職場には必要なんだということを改めて思う。  一斉一律の研究授業が主流だった中でいう「授業がうまい先生」と、これからの「授業がうまい先生」は大きく違う。「イベント的に行われる研究授業がうまい」のではなく、もっと本質的なところ

          授業がうまい先生ってどんな先生?

          運動会の練習のこと 

          1.子どもに渡す! まずは、関連している今年度バックナンバーです。 運動会の練習スタート 2024 ダンスがうまくなるのが運動会? まだ練習途中ですが、今年度、子どもに任せていること 踊りを選ぶこと 二つのうち、どっちを選ぶかを自分で決める 民舞を教え合うこと どうやって教えるか考えること タイトル 曲の一部の隊形と動き  ダンスリーダーを各クラス8名募り、任せました。教師はサポート中心に動きました。ダンスリーダーは夏休み中に、ダンスをマスターしてきて、友達に

          運動会の練習のこと 

          教師の娘の習い事

           わたくしエンチャントは、夫婦共働き教師です。妻も教師です。 詳しくはこちら。 共働き教師 妻の実家への帰省10年  教師の娘ってことは、さぞ素晴らしい教育を家庭でもやっているんだろうなぁと思いきや全然そんなことなくて、成り行きや娘たちの反応次第みたいな感じです。家では教師したくないってのもある。娘たちには、教師の自分として全く接していない。ただの優しくて、時に厳しい?そして、時にだらしなく、ゆるーいパパです。休みの日もミーティング、毎日アウトプットでPCに向き合うこと、