エンチャント先生@小学校

学校教育系のことを書きます/前向き現役小学校教員/中堅/我が子の送り迎えダッシュ/定時…

エンチャント先生@小学校

学校教育系のことを書きます/前向き現役小学校教員/中堅/我が子の送り迎えダッシュ/定時退勤マン/ICT教育/特活/学級経営/英語免許/算数/校内研究前のめり/働き方改革/市内有志の勉強団体運営/晩酌/エンタメ摂取マン/全国の先生方の考えに触れて、日々成長していきたい/

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エンチャント先生 小学校教員<自己紹介>

簡単なプロフィール 初めまして、エンチャントです! 小学校の教員です。経験は10数年です。 2人の娘の父でもありますので、定時退勤を心がけています。 しかし、クラスの子どもたちを大切な1年間もあきらめない! いつも目の前の子どもたちと真剣に向き合って、 少しでも成長を後押しできるように日々努力をしています。 現在、校内では学年主任、情報主任をしています。 職員に向けて、職員室通信を発行していて、昨年度は77号、今年度は、12月現在で110号までいきました。 校内や市の先

    • 「できない」のではない。「やらせてない」だけ。

       たまたま近年3年生を担任することが多いのですが、新しいことにたくさん出会う3年生を指導していて強く思うこと。それは、「できない」のではない。「やらせてない」だけ。ということです。  特に思うのは、「個人端末の使いこなし」です。私は、ICT活用推進派なので、どんどん使うのですが、4月に思うのは… 「こ、こんな状況で、端末なんて活用できないよぉ。」と一回絶望します。心が折れかけます。アルファベットもまだ覚えていない状況です。しかし、そこであきらめずに毎日コツコツ触らせている

      • A児を解き放て!

         一斉授業において、早く終わった子が待っていることがある。研究授業を参観しているとそういう場面をよく見る。それでいいのか? 1.C児への手立て  指導案に「C児への手立て」を書くことになっていることが多い。なぜC児への手立てはあるのに、「A児への手立て」はないんだろう?全員をその1時間で分からせようとするあまり、C児への支援が手厚くなり、A児は待つことになる、というシーンを多く見る。その結果、A児は忖度して待つことができるようになる…。これでいいのか?そもそも、その1時間

        • 特定外来生物だから、捕殺していい?at小学校

           相談です。だれか法律に詳しい人や教師の皆様お知恵をお貸しください。こんなことがありました。算数の時間に、いろいろなところの長さを測る活動がありました。 私のクラスは虫好きが多く、カミキリムシを発見して騒いでいました。理科の時間じゃないんですよー?と声をかけようとしたら、 子「〇〇ー、これ外来生物?」 と虫博士的なポジションの子に、聞いていました。 子「あー、これは、そうだよ。ここに模様がないから、ツヤハダゴマダラカミキリだよ。」 子「じゃあつぶそう。」 エ「! ちょ

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        エンチャント先生 小学校教員<自己紹介>

          ベースボール型はスモールステップで

           3年生の外体育、キックベースが始まりました。野球のルールって、とても難しいですよね。それと同時に、ボールを狙ったところに強く蹴るのも難しいです。  ベースボール型のスポーツは、スモールステップでルールを増やしながら、ゲームをしていき、気づいたら正規に近いルールで試合ができるようになっていた!という状態になるように単元づくりをすることが大切だと思っています。 <6段階で正規ルールに近づくステップ> ①ボールをねらったところに強くける練習(基礎練習、これは毎回) ②クリケッ

          ベースボール型はスモールステップで

          「静かでチーンとしたクラス」を解き放て

          1.静かでチーンとした授業をいいと思っている先生  子どもたちが静かに先生の話を聞いている授業をいい、理想の姿と思っている先生がまだいるなと思います。もちろん話を聞くことはとても大事ですが、問題はそのクラスの授業がチーンとしている場合。子どもたちは、静かに話を聞いて、もしくは聞いたふりをして、一部の子が発言し、先生が書いた黒板を写す。ワークシートに穴埋めするタイプの授業だったらなおさら。先生にとって一斉一律のやりやすさを突き詰めた形ですね。そろえて、全員にわかりやすく教えよ

          「静かでチーンとしたクラス」を解き放て

          発信に対するいい反応

          発信は内容より回数  発信マンのエンチャントです。とにかく発信することを大事にしています。いつもすごい情報を発信しているわけではありません。内容よりも、「発信すること」「発信するという行為」自体が大事だと思っています。発信はだれに響くか分かりません。だからとにかく、粗削りでも発信します。教師は真面目なので、完璧に出来上がってから発信しようとしますが、それはもう古いと思います。未完成でも、未熟でも、とりあえず発信してみることが大事。そこで意見を頂ければ、考えが深まり自分のために

          発信に対するいい反応

          自分学びの時間 2回目

           算数の「たし算とひき算の筆算」の単元が終わったので、「自分学びの時間」の2回目を行いました。  どんな時間なのかの概要は、バックナンバーに書いてあるのでご覧ください。 学びを渡す まず一歩!|エンチャント先生@小学校 (note.com) 子どもの反応①  今回は、前回欠席していた「気になる子」が初めての「自分学びの時間」に臨んだので、よく観察していました。この子は、昨年度、勉強に対するやる気がなかなかおきずに、授業中立ち歩いていた子です。今年度は、頑張っています。  

          自分学びの時間 2回目

          学びを渡す まず一歩!

          算数の単元末の1時間を、「自分学びの時間」にしました。 予想外にとてもうまくいきました。 「自分学びの時間」とは私が作った言葉です。 先生から一方的に教わるのではなく、 自分で学ぶスタイルの授業です。 教師主導の一斉授業は、A児とC児が辛いです。 A児は待つ時間が多くなり、忖度しなくてはいけない。 C児は分からないので辛い。 学びに子どもを合わせるのではなく、 子どもに学びを合わせなくていけないと思っています。 一斉授業からそれぞれに子どもに学びを合わせるいわゆる「個別

          学びを渡す まず一歩!

          学級会と学級イベント

           今回は学級活動(1)についてです。私もここ数年力を入れ始めた初心者ですが、詳しい先生に教えてもらいながら楽しんでいます。  水曜日に学級イベント「学校人狼」をしました。子どもたちが考えて、選んだイベントです。  この実践は、「学級活動(1) ア 学級や学校における生活上の諸問題の解決」の内容です。 1.特別活動とは そもそも特別活動というのは、 1 学級活動 2 児童会活動 3 クラブ活動 4 学校行事 の4つでできています。 その中の学級活動は3つに分かれて

          学級会と学級イベント

          初任の先生に見てもらう授業

           初任の先生に見てもらう授業「初参観」(多分ローカルワード)というものがあります。校内の初任者研修の一環で、初任の先生は授業を見てもらったり(初授業)、見に行ったり(初参観)します。他の先生の授業を見ることができるのはとても貴重で、この初参観や研究授業しかありません。私の場合は、空き時間に他の先生の授業を率先して見に行くことにしていますが。  「エンチャント先生、来週、初参観よろしくお願いします。」とあいさつに来てくれました。忙しいだろうに、とてもえらい。私は、初任のとき、

          初任の先生に見てもらう授業

          「遊び心」が大事

           人生を楽しくするためには、「遊び心」が大事だと思います。子どもたちは、いつも遊びたいんですよ。遊ばせましょう。「気づけば、学びになっていた」となるのが理想です。 1.子どもは遊びの天才  子どもはすごいですね。のりを机に塗ってみる、練り消しを作ってみる、顔にシールを貼っている、など大人にとっては「無駄」なことにも、集中して遊ぶ。ある意味、子どもみたいに生きたら、人生楽しいですよね。子どもたちをもっと尊敬した方がいいです。  今日は、造形遊びをしました。軽視されがちな「あ

          久しぶりの家庭訪問

           異動をして、久しぶりの家庭訪問をしました。前任校は、家庭訪問はなくなり、地区訪問になっていました。家を確認するだけ。私は、家庭訪問が好きなので、楽しかったですし、やっぱりとても意味があるなと思いました。 1.立体的児童理解  家庭訪問をすると、「立体的児童理解」ができます。この言葉は私の造語ですけど。住んでいる家の環境、近くに住んでいる友だち、実際に公園で遊んでいる姿などを見ることで、その子の周りの環境を見ることができます。また、意外な一面にも出会えます。家の顔と学校の

          職員室通信

          1.職員室通信  職員向けに、学んだことや、日々の教育関係のニュースなどを発信しています。これはほとんど自分のためです。発信していると、その話題を振ってもらえて職員室で話題にできたり、勉強していると思っていてもらえて意見が通りやすくなったりします。あとは人より少しだけアンテナが高いので、情報のおすそ分けをしたいという感じです。さらに言うと、学校全体で子どもたちを育てていきたいという思いがあるので、学び合える職員集団にするために、自分にできることをしているといった感じです。

          ザ・エンチャント~ペンネームの由来~#287

           エンチャント先生です。名前の由来は、世界的に有名なゲーム、マインクラフトの「エンチャント」からきています。何を隠そう私はマイクラガチ勢です。昔、クラスの子に誘われて始め、気づいたらマイクラ歴は結構長いです。(装置系マイクラプレイヤーです。)  マイクラのエンチャントとは、「武器や防具やツールに、効果を与えること」です。簡単にいうと、魔法をかけるようなことです。エンチャントされたツールは、丈夫になったり、効率が上がったり、特殊な効果が付きます。私は、そんな先生になりたいとい

          ザ・エンチャント~ペンネームの由来~#287

          係活動スタート! #286

           係活動がスタートして、子どもたち、とっても楽しそうです。係活動は「クラスを明るく楽しくする活動」と説明しています。 まずは去年の取り組みのblogです。  うまくいっている係活動 #159|エンチャント先生@小学校<毎日更新> (note.com) 1.作るまで  当番活動と係活動の違いを区別します。子どもたちにもしっかりと説明します。ここの区別があいまいなクラスもありますが、これは教師の責任だと思います。  目的「クラスを明るく楽しくする」を共通理解した上で、色々

          係活動スタート! #286