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2021年9月の記事一覧
「作家になりたい」あなたへ
高校生のころ、アニメ「マクロス7」がキッカケでロックに目覚め、エレキギターを独学で練習しました。
様々な教則本を読み、現役のギタリストが監修しているビデオを見ました。チョーキングやハンマリング・オンといったテクニックに驚愕し、バンドを組んでいた同級生から話を聞きました。
それら全てに共通していたアドバイスは「洋楽を聴け」でした。ロックが欧米発祥の文化である以上、日本のものを聴くだけでは何かが足
「一瞬の春」と「転機」の本質
人生には大きな「転機」があります。
桑原投手の場合はふたつ。ひとつは2015年にトレードで阪神に来たこと。もうひとつは翌年、金本監督が就任したこと。そのふたつがなかったらもっと早く、且つひっそりと現役を引退していたでしょう。
彼が阪神に来た年に何度か投げる姿を見ました。真っ直ぐはかなり速いしスライダーも鬼のように曲がる。しかしノーコン。カウントが悪くなって歩かせるか、ストライクを取りに行って痛
「絶対大丈夫」の根拠
2年連続最下位から今年は優勝争い。見事です。
私は阪神ファンですが、正直巨人よりもヤクルトが脅威です。戦力だけを見たら巨人の方が上かもしれない。でもいまのヤクルトからは目に見えない勢いというか、名状し難い突き上げの圧を感じます。
その謎めいた力の正体の一端が↓の動画で見えました。5分弱なのでお時間のよろしい時にぜひ。
故・野村克也さんの教えとそれを聞いた自分自身の解釈。「結局勝負は時の運」「
「我道驀進」と「王子待望論」
これがかつての大相撲だったら、座布団の群れが宙に舞っています。
少し前に「病み上がりの飯伏選手が状態を確かめる上でちょうどいい相手」という記事を書きました。裕二郎選手、スイマセン。そしておめでとうございます。昨年の優勝者に見事な大勝利!!!
プロレスが人生の縮図なら、たまには「奇跡」が起きてもいいでしょう。私も学生時代、卓球で区大会のシングルスを準優勝したときはこんな感じでした。普段できないこ
目指すは「幸運な男」
ファミコン世代ならつい目を奪われてしまう題ですね。「スペランカー」は私の中で「魔界村」と並ぶ高難度アクションゲームの金字塔です。
身長の高さから落下しただけでアウト。「お宝を求めて迷宮を探検するような主人公がそんな虚弱体質なの?」ということで、いつしか怪我による離脱の多いアスリートを「スペランカー」と呼ぶようになりました。
故障に泣かされたスポーツ選手で私が真っ先に思いつくのは、元・東京ヤクル
結論「果報は寝て待て」
「いつでも挑戦するがいい! イヤァオ!!!」ってどういうことですか(笑)
「アメリカは客入りもマックスだし楽しそうでいいなあ、解説者までノリノリだなあ」と思っていたらいきなりの襲撃。それに対する中邑選手のレスポンスがシンプルで最高でした。特別気の利いたことを言っているわけじゃない。なのに面白い。不思議です。
二番目の記事の写真を見てください。相棒のリック・ブーグズも頬の内側を噛んで笑うのをこら
「謝れない大人」と「ふたつの格言」
「過ちて改めざる是を過ちと謂う」
過ちを犯したと知っても改めない、それこそが過ちである。「論語」に書かれている孔子の教えです。↓の審判がまさにこれ。
①打者走者がセーフ。ゆえに一塁走者は二塁へ進まないといけない。
②ファースト福田がセカンド京田へ送球。彼がここで二塁ベースを踏めば一塁走者はフォースアウト。でもなぜかそうせず、ファーストへボールを戻し、一塁走者を挟む。
③福田が再度セカンドへ送球
「10000円のチケット」を売る方法
業界トップの座にあぐらをかかず、危機感を持つのはさすがです。コロナのせいにしないのもいい。でも観客動員が芳しくない原因は「試合数」ではないでしょう。
「G1クライマックス」後楽園大会のチケットを買おうと思ったのですが、「一律10500円」(当日券が出る場合はプラス500円)だったのでやめました。
9月21日にやはり後楽園ホールで三冠戦を開催する全日本プロレスのチケット代を調べました。「プレミア
ささやかな「人生の目標」
昔の洋楽はお好きですか?
大学時代、ビートルズのアルバムをBGMに発表用のレジュメや小説を書いていました。いちばん聴いたのは「ラバー・ソウル」です。
このアルバムには「エース or 4番クラス」の突出した代表曲はありません。「ヘルプ!」における「イエスタデイ」や「ホワイトアルバム」における「ホワイル・マイギター・ジェントリー・ウィープス」のような。でも全ての楽曲が各々の役割をきちんと果たし、収
ただただ「点を刻む」
前にも書きましたが、梅野捕手のリードは優しいです。
不慣れなロングリリーフ。ゆえに制球が安定せず、ストレートで内角を突けない。ぶつけたくない。だったら外への変化球主体でいこうと考える。「あるものでどうにかする」というブリコラージュ的発想。間違いではありません。ただ岡本選手みたいな強打者相手に同じ球種を続けるのは。。。
坂本捕手だったら「大丈夫だから!」と内角への真っ直ぐを要求したでしょう。上手
「世の中」を回している者
総当たりのリーグ戦を2ブロックでおこない、得点トップの2名が最終戦で優勝決定戦。1991年から続く「G1クライマックス」の熱い戦いが今年も始まります。
私の「最注目カード」は9月30日(木)に後楽園ホールでおこなわれる「内藤哲也 vs 高橋裕二郎」です。
言わずと知れた元タッグパートナー同士の一戦。しかしいまや宇宙空間と地下5Fほどに人気と実績の差が開いています。内藤選手が負けると思う人はまず
「嫌われ続ける覚悟」が招くもの
日本でもアメリカでも見られる現象ですが、ヒール(悪役)を長年続けているとレスラーは徐々に客から好かれるようになっていきます。献身的な働きぶりを認められ、リスペクトを勝ち取ることで同じブーイングでも成分が変わってくる。
ファンから飽きられずにずっと好かれるのは大変なことですが、同様に嫌われ続けるのも難しいようです。実際、極悪ヒールユニットであるはずのバレットクラブの中でも、石森選手やファンタズモ、
「純文学」は「娯楽」を超えるか?(9.4メットライフドームの煽りコラム)
いよいよ今日ですね。袂を分かった「元ベストパートナー」のふたりが雌雄を決する一戦。
プロレス界ではこの種の決裂は定番です。ただ従来だと裏切られた方が完全ベビーフェース(善玉)になるのですが、今回はSHO選手に期待する声が大きい。あと「裏切り者をぶちのめせ!」というファンがあまりいなくて「これを機にふたりとも頂点目指して!」みたいな人が多い。昨年EVIL選手がロスインゴを裏切ったときに比べたら、そ
困ったときの「帰る場所」
新しい職に就いたら「最初の3か月が大事」と言います。いちばん仕事を覚えて伸びるのがその時期だと。
たしかに我が身に置き換えても頷けます。その頃に上手くできなかったことは今でも苦手ですから。あと肝心なことを身に着けずに成長してしまうと、キャリアは長いのに初歩的な業務ができないという事態になりかねない。
昨年、新日本プロレスの柴田勝頼選手が何かのときに「上村に腕十字を教えた」と話していました。入り