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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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その名の通りです。
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「プロフェッショナル」に関する一元論

「プロフェッショナル」に関する一元論

「プロレス」はいわゆる和製英語です。

正式名称は「プロフェッショナル・レスリング」といわれています。ところが近年「『プロモーショナル・レスリング』の略らしい」という説を目にしました。

「プロモーション」は「購買意欲を喚起するための活動」を意味します。ならばプロレスは「チケットを買いたくなるレスリング」でしょうか。ニュアンス的には「プロフェッショナル~」と重なりつつ、より「商売」に特化しています

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藤浪晋太郎が「絶対に大丈夫」な理由

藤浪晋太郎が「絶対に大丈夫」な理由

最終回に味方が3点リードを引っくり返され、419日ぶりの白星を消された藤浪投手。今年の開幕戦もそうでした。いいピッチングをしても降板後にリリーフが逆転され、勝ち星に結びつかない。自分の力ではどうしようもない部分です。

しかし彼は「次につながる投球だったかなと思います」と前向きなコメントを残しました。

いまの藤浪投手ぐらいの歳のころ、私はリフォームの営業マンをしていました。ある月、社内でひとりだ

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プロレスラーに学ぶ「印象に残る文章」の秘訣

プロレスラーに学ぶ「印象に残る文章」の秘訣

かつて予備校で小論文のクラスを取っていました。

制限時間内に与えられたテーマで600~800字ぐらい。翌週の講評でしばしば「叩き台」に使われました。

「発想がユニーク」「続きを読みたくなる」と先生に言われました。オチは「でも点にはならない」。作家志望にとって最高の褒め言葉です。

齋藤選手のコラムを読み、同じことを感じました(もちろん「点にはならない」なんて思いませんが)。

彼は一時期、名古

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「ハードボイルド書店員」のある休日

「ハードボイルド書店員」のある休日

セブンイレブンの「クリームチーズパンケーキ」とのこと。

セブンのスイーツは侮れません。好きなのはエクレアとプリン。シュークリームは皮をもう少し固くしてくれると中身がこぼれなくていいかな。

あれ? でも新日本プロレスのスポンサーはたしかロー(以下略

ところで、前から気になっていることがあります。

「パンケーキ」と「ホットケーキ」って何が違うんですか?

いい機会なので調べてみました。ちなみに

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ハードボイルド書店員の「移籍」論

ハードボイルド書店員の「移籍」論

「7月24日時点で9勝5敗、防御率2.80」「打率.259でホームラン20本」。

「夢」や「人の可能性」を生身で体現しています。「想像できることはいつか実現する」なんて言葉もありますが、実際にやり続ける難しさを考えると安易に口にできない。

↓を読みたくなりました。

ところで契約が来年で切れるとか。

軽々しく想像することは憚られますが、何となく彼の優先順位は「長期契約」や「お金」ではなさそう

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「主役」よりも記憶に焼き付く男

「主役」よりも記憶に焼き付く男

↑の29分25秒ぐらいから、中邑真輔選手の関わるストーリーが始まります。試合のダイジェストは↓。

プロレスに言葉の壁はありません。予備知識ゼロで楽しめる万人向けのエンターテインメントです。

と同時に、ふたりが闘うに至るまでの流れをわかっていた方が盛り上がるのも事実でしょう。

真輔選手が照準を定めたのは、現インターコンチネンタル王者のグンター。そのためにまずは、彼の子分であるカイザーに挑戦状を

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「目先の結果」より大事なもの

「目先の結果」より大事なもの

雀鬼・桜井章一さんはご存知ですか?

プロレスラー・中邑真輔選手をきっかけに存在を知り、著書から多くのことを学ばせていただきました。「理想的なのは『よい内容で勝つ』こと」「次は『よい内容で負ける』こと」「最も下なのは『悪い内容で勝つ』こと」という教えが印象に残っています(興味のある方は↓をどうぞ)。

先日、G1公式戦で鷹木信悟選手を破ったジュース・ロビンソン。幸先のいい白星発進ですが、率直に述べ

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今年こそ見たい「エレガントな花火」

今年こそ見たい「エレガントな花火」

面白いコメントや熱いメッセージを口にしたわけでもないのに、けっこう取り上げられています。期待感の表れでしょうか。

私の優勝予想もSANADA選手です。

新日本プロレスの真夏の祭典「G1クライマックス」が、いよいよ明日から始まります。約1か月に渡る長期戦です。

1991年の第1回から見続けています。当時は4選手ずつの2ブロック制でした。今年は7選手ずつの4ブロック制。出場選手が3倍以上に膨らん

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「伝統保持」と「革新」のバランス

「伝統保持」と「革新」のバランス

木谷オーナーの話が印象に残りました(1時間34分30秒ぐらいから)。特に現場に対する「古い・遅い・変化を嫌ってる・固い」という苦言。

この2年間、コロナ禍でもファンは何かにすがるように安くないチケットを買い、声が出せなくても会場へ足を運びました。なのに急所打ちや乱入で終わるメインを何度も見せられたらどう思うか。

もちろん人生がそうであるように、プロレスにもバッドエンドは起こり得る。ハッピーエン

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やっぱり人間最後は「○○○」

やっぱり人間最後は「○○○」

推定年俸200万ドル(当時のレートで約2億1000万円)の2年契約。一軍では昨年挙げた1勝のみでした。流暢な日本語でヒーローインタビューに答えていたのを覚えています。

こういうことがあると、決まって「不良債権」「阪神が高年棒を払って獲得した選手は活躍しない」と叩かれます。

たしかにプロは結果がすべてです。数字だけを見れば批判されても仕方ない。でも彼の力はこんなものじゃありません。球の速さこそ往

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人生を変えるのは「ピンク」と「サングラス」

人生を変えるのは「ピンク」と「サングラス」

「残念ながら必要とされなかった」「巨大な壁に阻まれて、ノックするぐらいは出来ましたけど、中に入れてもらえなかった」

胸が苦しくなるコメントです。

2019年1月に新日本プロレスを退団し、アメリカWWEへと旅立ったKUSHIDA選手。今年3月に契約を解除し、先日新日本へ復帰を果たしました。

形だけ見れば「世界では通用しなかった」となる。でも私は彼のレスラーとしての腕が足りなかったわけではないと

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本当に「誰でもできる仕事」ですか?

本当に「誰でもできる仕事」ですか?

「社会に必須な仕事」と擁護していますが、たぶん上辺だけ。↓のくだりにも表れています。

「一般的に底辺職と呼ばれている仕事は、社会を下から支えている仕事です。そのような方がいるからこそ、今の自分があるのだということには気づきましょう」

「そのような方がいるからこそ、今の自分がある」と感謝していたら「底辺職」なんて語彙は出てこないのでは?

あと気になったのは、底辺である理由として「誰でもできる」

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「月」にしかできないことを

「月」にしかできないことを

子どもの頃から彼らの音楽を聴き続けています。

最初に買ったアルバムは「TREE」でした。白眉は代表曲「SAY YES」と力強いバラード「BIG TREE」でしょうか。

チャゲアスには何度も励まされ、勇気や意欲を奮い立たせてもらいました。感謝しています。

でも復活してほしいかと訊かれたら。。。

もちろん並び立つ姿をまた見たい。でも彼らのためになるのでしょうか?

最も引っ掛かるのは「『CHA

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「ケラー覚醒」と「大晦日の終電」

「ケラー覚醒」と「大晦日の終電」

やると信じてました。

明らかに調整不足だった春先とはまるで別人。落ちる変化球の習得が大きいです。元々速かったストレートもスピンが増し、打者の手元で以前より伸びていると感じます。

そして得意球のカーブ。開幕戦では真っ直ぐ待ちの打者にあっさりミートされていました。でもいまは上手くタイミングを外し、要所でストライクを拾えている。

ちなみにフォークボールは湯浅投手から教わったとのこと。

メジャーリ

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