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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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2021年2月の記事一覧

私が「私」になった原点

私が「私」になった原点

劇場版全4話が地上波放送! 私は全てブルーレイで持っています。映画館でも見ました。いままでにプレイした中でいちばん好きなRPGが「ペルソナ3」です。

新日本プロレスのエル・デスペラード選手も好きらしく「このゲームで人生が変わった」みたいなことを以前インタビューで話していました。私も今作のおかげで「生きるとは何か」とか「命」の意味みたいなものを、わからないまでも以前より意識するようになりました。

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「そんな暇があったら」の功罪

「そんな暇があったら」の功罪

元・阪神タイガースでいまは四国アイランドリーグplus・愛媛マンダリンパイレーツでプレイする伊藤隼太選手のYou Tubeが更新されました。

「今後もYou Tubeを続けるのか?」という質問に対して「賛否あると思いますが、これからの時代は個人で発信していくことがチームや地域のためにもなる。野球が最優先ですけど、できる限り続けていきます」という旨の回答をしていました。

昔はアスリートがバラエテ

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「ふたりで」いなくても「ふたりが」いるだけで

おはようございます!!! 最近は寒暖差が激しく、花粉症も出てきました。こういう時節にオススメの、温泉へ浸かるようにリラックスできる曲と明日へ向かうエネルギーが自ずと涙を誘う曲をご紹介します。

2006年1月に同時発売されました。なぜか3万枚限定でした。これらが現時点では彼らの最後のシングルとなっています。

私はふたりが別々の道を歩む可能性を考えたことは一度もありません。でもいまはそれと変わらぬ

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高橋ヒロム選手に伝えたいこと

高橋ヒロム選手に伝えたいこと

怪我の完治まで6か月、ってことですよね。そこから上半身のトレーニングを再開するとしたら、復帰は早くても秋以降でしょうか。また11月の大阪という可能性もあります。

1996年10月。当時パンクラスのトップスターだった鈴木みのる選手が首のヘルニアで長期欠場に追い込まれました。翌年5月に急ぐように復帰し、カッコよく「ベルトに挑みます!」と宣言したのですが、直後に再び負傷。その後も後輩に負けるなど精彩を

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「スター」は間接的に育てる

「スター」は間接的に育てる

かつて脚本家の内館牧子さんが週刊プロレスで「プロレスラー美男子列伝」というコラムを連載していました。その中で秋山選手のことを「智将」と呼び、戦国大名の毛利元就にたとえていたのを覚えています。

たしかにプレイヤーとしての彼は優れたアイデアマンでした。いきなり新日本参戦をぶち上げたり、ほぼ独断でハードコア王座のベルトを新設したり(製作費も自腹で出そうとしたら三沢社長が払ってくれたとか)、日本武道館の

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「初代」にしかない何か

「初代」にしかない何か

いまだに「マクドナルド」に入ったら、初代のハンバーガーを頼みます。この味がマックだな、しっくり来るなって。バンズと肉とケチャップとピクルス。各々のシンプルな味にちゃんと意味があって、最小限の具材で最大限の効果を上げています。

「ガンダム」はずっと「Zガンダム」派でした。でもあれは劇場版のファーストガンダムが自分的にイマイチだったせいだと気づきました。少し前にTV版の方を何話か見て「メチャメチャ面

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歳を言い訳にしない男

歳を言い訳にしない男

ハイライトは武藤選手がムーンサルトプレスを狙った場面。「さよならムーンサルトプレス」という本に書かれていますが、両膝に人工関節を入れたことで彼は新人時代から使っていたこの技を使えなくなりました。でも勝つためには使用即キャリア終了のリスクがあっても飛ばなきゃいけない。そんな覚悟が伝わりました。

結局ムーンサルトは出しませんでした。でもコーナーに上がって思い悩む姿が最高にエモーショナルで胸に刺さりま

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「キレ」をくれる読書術

「キレ」をくれる読書術

愛媛マンダリンパイレーツに入団した元・阪神タイガース伊藤隼太選手のYou Tubeチャンネルが更新されました。

大切なのは「上下左右のバランス」。なるほど。

私は左目の視力が右よりも悪く、階段を上るときも左足の方により疲労感を覚えます。左右を均等に整えたいという意識はずっとありました。どうすればいいかわからなかったので、こういう動画は助かります。紹介されていたステップ、早速毎日の習慣に取り入れ

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「苦い経験」に囚われない男

「苦い経験」に囚われない男

かつてのビートたけしさんがこういう感じでした。知性とウィット、毒と優しさ、制御と非制御の絶妙なミックス。常識的なだけの「正論」や非常識過ぎる「暴論」は誰でも言えます。でも両者の長所を汲み取ったスマートな「提言」は見識に富んだ人にしかできません。

顰蹙を買うか否かのボーダーラインを綱渡りして笑いを生み、且つ読者を「確かに」と頷かせる視点を入れることで「侮り」を回避する。「森さんにスポークスマンをや

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「どうしても書けない」時の対処法

「どうしても書けない」時の対処法

そういう時は誰にでもありますよね。当然私にもあります。

「どうしても書けないなら、その『書けない』をテーマに書けばいい」みたいなアドバイスをよく目にします。確かにその通り。ただ「その『書けない』を具体的にどう書くか」まで少しは踏み込まないと言いっ放し感が残る気がします。個人的に。

というわけで、私流の「書けない」時の対処法を書いてみます。

1、ギンギンに冷えた缶のコカ・コーラを飲む

ギンギ

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本当の「男らしさ」とは

本当の「男らしさ」とは

大物ルーキー相手にオール直球勝負。相手もフルスイング。結果は空振り三振。これですよ。いまのセ・リーグに、そして日本文化に足りないのはこれなんです。

楽に勝とうと思ったら変化球を打たせてゴロにすればいい。一球で済みます。もちろんシチュエーションに応じてそういう組み立ても必要。プロである以上、結果を数字で出さないと生きていけないから。

書店員の仕事が本の売り上げを伸ばして店を儲けさせることであるよ

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「麒麟」≒「優作、Z、まどか」説

「麒麟」≒「優作、Z、まどか」説

「生き延びた」とハッキリ明示はしてなかったです。それらしい姿が町中にいただけ。フィクションとはいえ史実に基づいたドラマですから、守るべき一線はあります。作り手のギリギリの配慮を感じました。

私的には、あのラストは松田優作主演のドラマ「探偵物語」の最終回みたいなものと捉えています(刺されて死んだと思われた工藤ちゃんが町を歩いている)。つまり応援してくれた視聴者への感謝と別れの挨拶を併せたものかな、

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「主人公」はいつでも取って代わられる

「主人公」はいつでも取って代わられる

↑を見てみてください。ほんの2分。感性の毛穴がぐわっと開きます。

SHOの「主人公感」すごくないですか? プレイしたくなりませんか? 「ドラゴンボール」の孫悟空みたいな純粋で真っ直ぐな心の持ち主。

彼は真面目で不器用です。ストイックに鍛え抜いたパワーと地道に研究を重ねた関節技で正面からガンガン行くタイプ。それしかできない。戦闘民族サイヤ人の王子にしてエリート中のエリートであるベジータから「貴様

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「ここぞの局面」でトップに求められるもの

「ここぞの局面」でトップに求められるもの

明日が最終回ですね。いよいよ「本能寺の変」の顛末が描かれます。

不勉強な私が知っている限りでも「秀吉と共謀説」「家康黒幕説」「天皇&公家が唆した説」「信長生存説」「光秀精神的に限界だった説」など様々な解釈がなされています。一応「天下を奪う千載一遇のチャンスを活かした説」と「国及び民の将来を思って信長を排除した説」が通説に近い位置付けでしょうか? 複数の要因が絡んでいると考える方が自然ですが、いか

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