「どうしても書けない」時の対処法
そういう時は誰にでもありますよね。当然私にもあります。
「どうしても書けないなら、その『書けない』をテーマに書けばいい」みたいなアドバイスをよく目にします。確かにその通り。ただ「その『書けない』を具体的にどう書くか」まで少しは踏み込まないと言いっ放し感が残る気がします。個人的に。
というわけで、私流の「書けない」時の対処法を書いてみます。
1、ギンギンに冷えた缶のコカ・コーラを飲む
ギンギンに冷えてないとダメ。ダイエットやゼロではなく普通のコカ・コーラじゃないとダメ。ペプシもダメ(甘みが強いから)。サイズは350mlがベスト。これをマイペースで飲み干すと、頭の中がラジオ体操を終えた夏休みの朝みたいにスッキリします。
最近は身体のことを考えてあまり飲まなくなったのですが、時々は頼ります。でも普通の缶のコカ・コーラって意外に売ってないですよね。
2、熱い風呂に浸かる
これはCHAGE&ASKAのCHAGEさんが「曲ができない時どうするか」を訊かれたときの回答です。確かに有効。とことん考え抜いてから一度離れると閃き易いんです。「アイデアのつくり方」という本にも似たようなことが書いてありました。
「あれがいいか、これがいいか」と散々悩んだ上で「もういいや! 知らん」と風呂に入って何もかも忘れてリラックスする。するとマンガみたいに頭の中で豆電球が光るのです。お試しあれ。
3、動画を見る
前述のCHAGEさんは「テレビを音を消して見る」と話していました。彼はミュージシャンだからそうなりますよね。書き手は絵と音から刺激を受けて言葉を生み出すので動画が有効です。特に音楽の演奏動画。
私がよくお世話になるのはTM NETWORKやaccessなどのシンセサイザー系です。特にライブのアレンジはCDよりも斬新で手が込んでいるから刺激され易い。感性が研ぎ澄まされれば自ずとアイデアも浮かぶし、アイデアを形に移すために必要なエネルギーと根気も生まれます。
作家の森博嗣が言っていたことですが「やらなければやる気は出ない」。その「やる」ための取っ掛かりを動画からもらうわけです。
一本書けた! 「書けないということを書いてみる」を具体的に実践してみました。
作家として面白い本や文章を書くことでお返し致します。大切に使わせていただきます。感謝!!!