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私が「私」になった原点

劇場版全4話が地上波放送! 私は全てブルーレイで持っています。映画館でも見ました。いままでにプレイした中でいちばん好きなRPGが「ペルソナ3」です。

新日本プロレスのエル・デスペラード選手も好きらしく「このゲームで人生が変わった」みたいなことを以前インタビューで話していました。私も今作のおかげで「生きるとは何か」とか「命」の意味みたいなものを、わからないまでも以前より意識するようになりました。

ヴィジュアルもストーリーもキャラクターも魅力的な「ペルソナ3」ですが、音楽も素晴らしいです。特に劇場版第1作の主題歌「More Than One Heart」はこれから来る春に相応しい、爽やかな風を感じさせてくれるメロディーです。↓の1分15秒ぐらいから流れます。

全編英語ですが、そんなに難しくないです。対訳してくれているサイトもあるのでチェックしてみてください。

特に好きなのは「We can do anything We can move mountains now We can sail across the seas of time Fate in ours to command」というパート。「ぼくらは何でもできる。山を動かせるし時の海も越えられる。運命だって思いのままだ」という感じでしょうか。

ちなみに曲の題は「ひとりじゃなく、みんなの心を合わせれば」というニュアンス。ペルソナシリーズは仲間との「絆」が重要なテーマなのです。

私は環境が変わるたびに人間関係を断ち切るタイプです。ゆえに仲間や友達なんてほとんどいません。大勢で騒ぐのは苦手だし「絆」という言葉も押し付けがましくて嫌いでした。でも読書メーターやnoteで素敵なレビューや記事を読む中で少しだけ考えが変わりました。

「こうやって個人個人が少しずつ気持ちのいい発信と受信を続けていれば、少しずつ世界はいい方向に変わっていくんじゃないか?」「自分も世界の一員なんだから、自分がいい方向へ変われば世界もほんの少しだけいい方向へ変わるのでは?」と。

本名の「私」が「Y2K☮」に生まれ変わった原点かもしれない大切な作品です。よろしければぜひ。


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