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2023年10月の記事一覧

ガンダムと精神医学: 精神科医がガンダムを医学的に考察!

ガンダムと精神医学: 精神科医がガンダムを医学的に考察!

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。

…ということで(どういうこと?🤔)、今回は精神科医である小生がガンダムを語ります!!

はっきり言うと、今回の記事は無謀です…。

大袈裟な話ではなくガンダムとは単なる「アニメ」の枠にとどまらず、もはや「文化」「哲学」のレベルまで昇華された概念です😤

正直申しまして精神科医の細腕一本ではとても荷が重いテーマなのです…(キリッ)。

こんな書

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映像と物質,そしてヌルヌルに辿り着くまでに.文脈なきゲームに文脈をつくるために.

映像と物質,そしてヌルヌルに辿り着くまでに.文脈なきゲームに文脈をつくるために.

映像と物質の探求を始めたのは学部の頃だった.2011年くらいから足掛け12年くらいの長い旅は色々な立ち位置を経由して今につながっている.
ピクセルを高周波で回し始めた大学4年生.

この頃は繰り返される高速な明滅刺激に興味があって,物質的なものを作っている.2011年はそうやって過ぎていって2012年.なんとかこの粒を小さくしたくなる.

これが高速で動き始めた頃がコロイドディスプレイである.

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逆境がポテンシャルを高める

逆境がポテンシャルを高める

高校時代、山に登りまくった。

ワンダーフォーゲル部(ドイツ語で「渡り鳥」の意味)に所属していたんだけど、この部活は山岳部みたく、山を登ることを生き甲斐にしている。

ワンゲル(ワンダーフォーゲルの略)ついては、過去の記事でも書いてる。

皆さんにもそれぞれの青春があったと思いますが、僕の青春は山にあった。

僕らの代が卒業する時、顧問の先生が色紙に「山は最良の師なり」という言葉を残してくれたが、

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父が遺した1冊の本と死と遺書と

父が遺した1冊の本と死と遺書と

私はその日、商談中で高額な物が決まりそうで、目の前の夫婦しか見えず、上司に声掛けられても全く聞こえず、

「あなたのお父さんが危篤ですと連絡ありました!」

耳元で大声を出した上司に気付き、
そのまま、クロージングへ持っていこうとまた商談を始めた時、

「バカヤロウ!行けよ!今すぐ」

しぶしぶ立ち上がり、ローダウンしていたセルシオで、病院へ向かった。

私がやはり憎しみすぎていたからか、呪いのよ

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ホキ美術館と香取神宮を巡る

ホキ美術館と香取神宮を巡る

昨日は、友人の車で千葉県のホキ美術館と香取神宮を訪れた。

ホキ美術館は、2010年11月3日に写実絵画作品を展示する美術館として創立されていて、NHKの日曜美術館という番組でその存在を知り、いつかは行ってみたいと思っていた所でもある。

絵を描いている友人に、ホキ美術館に訪れた回数を訪ねると数えきれないといっていた。

ホキ美術品の収蔵作品のほとんどが写実絵画であり、ひとつ一つの絵は、人や物が、

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【うつ・愛着障害】「自分を大切にする」ということが分からない人へ

【うつ・愛着障害】「自分を大切にする」ということが分からない人へ

この話がどこまで伝わるか分からないですが、いま気になっているトピックなので書き残しておきます。

「自分を大切にするって、どういう事が分かりません」と言われます。

実は私だって「自分を大切にしましょう」と人に言うわりには、「自分を大切にする」とはどういう事か、よく分かってないのです。

親から大切にされたグループの人は、当たり前のように、多分ですよ、息をするのと同じぐらいのレベルで「自分を大切に

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田亀源五郎さんが好きという話

田亀源五郎さんが好きという話



前置き

 自分自身がゲイでなくても、そもそも女性であってもとりあえず
『細かいことは知らないけれど、名前は聞いたことがある』
 という認知度日本代表の方ではないかなあと個人的に思う人。
 
 ゲイ・エロティック・アーティスト。
 田亀源五郎さん。

 この言い方はあまり好きではないのですが、敢えて用いるなら『時代が追いついて』、氏の一般誌の作品『弟の夫』がアイズナー賞のアジア部門で最優秀賞を

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思い出の「月見泥棒」 N家の月見団子を盗め!

思い出の「月見泥棒」 N家の月見団子を盗め!

 朝日新聞の「月見泥棒」の記事を読んでいたら、急に思い出が頭に溢れ出てきたので、そのことについて書こうかなと思います。

 私の住んでいるは、大阪府の北河内です。このあたりにも「月見泥棒」習慣がありました。中秋の名月の日に、子どもたちが近所の家を回って、月見団子を盗んで回るのです。  

 ルールは、2つだけです。一つは「手で触ってはいけない」でした。多分「神様の団子なのだ」という意味でしょう。手

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