ギア3

塩が有名なところ。研究職。

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  • エッセイ

  • 理系の話を日常に当てはめた

    物理と数学の話を、日常に当てはめた記事です。

  • ユーラシア大陸横断記

    ユーラシア大陸を、バックパッカーで1ヶ月かけて横断した時の、紀行文です。

  • ご紹介された記事

    みなさんにご紹介していただいた記事です。カスみたいな僕の記事を紹介していただけるなんて、頭が上がりません。

最近の記事

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人間関係の距離感について、物理で考えてみた

人間関係の距離感って、難しいですよね。 今回は、そんな物理とは関係なさそうなテーマを、物理の視点から考えてみることにしました。 結論から言うと、物理の世界でも、良い距離感というのはくっつき過ぎず、離れ過ぎないことなんです。 では、一緒に見ていきましょう。 できるだけ物理を知らない人にも分かるように、頑張ります。 原子を人間に見立てて考えてみた 今回の話は、簡単に言えば、原子と原子の間の距離を人間関係の距離に、置き換えただけなんですよ。 原子って、みなさん聞いたこ

    • 一つの会議

      社会人になったら、会議に出席してみたいという憧れがあった。 映画やドラマで見るような、長机を囲んであれやこれや議論するのがカッコよくて、自分もそのような場面にいてみたいという願望があったのだ。 会社の役員とかにならない限り、そんな状況になることはないので、自分には関係のないことだと想像していたのだが、意外とあっさり初めての会議に参加することができた。 研究所の場合は共同研究とかがあるので、他の会社や国の研究機関と、お互いの研究進捗について話し合う機会があるのだ。 今日

      • 生き方の重心

        仕事が終わってからの自由時間がけっこうある。 就職活動をしていた時に、残業時間が少なそうな会社を探していて、そこで今の会社をたまたま見つけた。 自分の専攻分野と関連があったので、見つけられたのかもしれない。 無名の会社なので、たぶん就活生のほとんどの人は、目もくれないだろう。おかげで、周りの就活生と競争せずに内定もらえた。 研究所以外は基本定時で帰られるのだが、それでも、研究所でも5時半ぐらいには退勤できる。まあ、役職が上がれば、残業しなければならないのかもだけど。今

        • 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」理論

          モテるためは、どんな特性が重要になるのだろう。 男女で項目が変わるかもしれないけれど、男の場合だと、 ・頭の良さ ・容姿 ・優しさ ・経済力 などが思い浮かぶ。 細かく分ければ、ほかにもあるかもしれないけど。 大別すれば、こんな感じになると思う。 一つずつ見ていく。 頭の良さ 当たり前だけど、頭が良い人がパートナーだと、何か問題が発生した時に、解決案を出してくれる。 ユーモア、創造力、抽象的な思考力など、生きていく上で役に立つ特性は、頭の良さに起因する

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        記事

          過小評価されているもの。

          食事。 睡眠。 運動。 健康の3要素と呼ばれるものだけど、この3つを重視している人はあまりいない気がする。 だって、地味だし、めんどくさいし。 あと、改善されるまで時間がかかる。 それよりは、もっと手っ取り早く成果が出そうなことをやりたくなるもの。 けれど、だからこそ、この3つを愚直に改善していけば、おのずと周りとの差がついていくのではないかと思う。 別に他人を出し抜きたいとか、そういう欲望はないけど、健康で充実してそうな表情はしていたいじゃん。 そんなわけ

          過小評価されているもの。

          存在確率と出会い

          新しい土地での生活が始まり、仕事にも少しずつ慣れてきたので、コミュティを広げていきたいと思う。 会社の人とは毎日会うけど、会社とは別のコミュニティの方と交流したいと思ったのだ。そう、プライベートの交流関係と呼べるもの。 仕事とプライベートは分けたいという人もいるし。僕は別に気にしないタイプだけど。あー、でも、休日に仕事の話をするのは嫌だな。やっぱ、分けたい派かも。 新しい出会いを求めるなら、当然ながら、家に引きこもっていてはいけない。 それでは宅配で家に来た人に、「は

          存在確率と出会い

          変化できない理由と、ポテンシャルエネルギー

          新社会人となって、3ヶ月がたった。 新しい生活に慣れてきたのだが、ふとした瞬間にこんなことを感じてしまった。 「あれ、このままなんとなく人生終わっていくんじゃね」 仕事に慣れてきたのは良いことなのだが、それにともなって少しずつ生活に変化がなくなっていたのだ。 同じ時間に起きて、同じような作業をし、同じような料理を作り、同じ人と会話し、同じような娯楽に時間とお金を使い、同じ時間に寝る。 同じことをしていると快適で安心なのだが、そうすると刺激の乏しい毎日になっていく。

          変化できない理由と、ポテンシャルエネルギー

          何をそんなに気にしていたんだろうか?

          今になってわかったことだが、学生時代に書いていた記事は、人からの反応を気にしまくっていたと思う。 どうやったら高評価を得られるのだろうか? とか あれ、今日の記事の伸びが悪いんだけど、もしかしてまずいことでも書いたのかな? とか 渾身の出来やと思ったのに、何で全然反応ないねん。 とか、 そういうことが頭の中によく渦巻いていた。 今は? まったくない。 好きなことを書いて、気ままにアップして、あとは放置。 それだけ。 他人からの評価とか、クソどうでもいい

          何をそんなに気にしていたんだろうか?

          森林浴欲

          今週はストレスフルな1週間だった。 フォークリフトの実技講習を3日間受けて、それがとにかく自分にとっては苦痛だった。研究所ではフォークリフトを使う機会がほとんどないのだが(廃液を捨てに行くぐらい?)、まあ一応取っておけということで資格を取ることになった。 普段乗らないと聞くと、なおさら身が入らない。しかも講習中、自分が運転する順番が回ってくるまでの待ち時間がやたら長い。45分ぐらい待って、やっと7分間運転できるペース。長い時間待ってやっと運転できるぞと思っても、同じコース

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          自然愛

          自然が大好きだ。愛してる。 新生活で暮らしている地域も自然豊かなところだし、今実家に帰省しているが、この故郷も大自然が広がっている場所だ。 会社で英会話を受けさせてくれる制度があって、そこで講師の方と初対面でコミュニケーションを取った時に、何か好きなものはあるのかと質問されて、僕は「I love nature」と答えた。 たぶん、生まれ育った土地が自然に囲まれていたのも理由にあると思う。常に山や川が近くにあるような生活を送っていたので、自然が欠乏しているような場所で何週

          幸せなお金の使いかた

          ここんところの記事はユーラシア大陸紀行文が続いていたけど、気分転換として以前みたいに自由にエッセイを書いてみようと思う。配属先での生活にも、少し慣れてきたことだし。研修も3週間前ぐらいに終わってて、今は絶賛新しい仕事をどんどん覚えているところです。 これまで僕の文章を読んでくださっていた方のほとんどが僕より年上だったので、それはつまり、いま社会人もしくは、退職されたが以前は働いていた方が大部分を占めていたわけです。 自分も社会人になって、先輩方が書かれていた文章の意味が、

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          地球の歩き方 「ラトビア」

          夜、バスで寝てる間に通過。 ◾️ユーラシア大陸横断記 ◾️前回の記事

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          地球の歩き方 「エストニア」

          「老後の過ごし方はどうしようかな?」 そんなことをたまに考えたりする。まだ50年後ぐらい先のことなので、いま考える必要はないのだろうけど、ふと老後のことが頭をよぎったりする。そもそも自分が老後まで生きれているかもわからないのだが。 仕事も引退して時間ができた時に、何か打ち込める趣味があるといいなって思う。仕事だけに全てを捧げていると、定年退職した時にぽっかり穴が開いてしまうのではないかという心配があるからだ。 そんなときに趣味のコミュニティに参加していれば、会社員という

          地球の歩き方 「エストニア」

          地球の歩き方 「サンクトペテルブルク」

          今、研修期間中なのだが、各地の事業所でたくさんの方と出会った。おとなしい・控えめ・まじめといった(ありがたいことに「優しそう」と言われることもあった)印象を抱かれることが多かった。裏を返せば、覇気・積極性がないということなのかもしれないが。 しかし雑談をしていく中で、今マガジンとしてまとめようとしているこのユーラシア大陸横断(バックパッカーで横断)の話を切り出した時に、みなさん目を丸くして驚かれる。 僕は「一緒に旅をした友達がぶっ飛んでいるだけ」と説明するが、周りの方が言

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          地球の歩き方 「モスクワ」

          モスクワ ・ロシアの首都 ・人口は約1268万人 ・冬には最低気温で-40℃まで冷え込むことがある ケイスケホンダこと本田圭佑がその昔、CSKA(チェスカ)モスクワというクラブチームに所属しており、個人的に、モスクワといえば本田圭佑が頭に思い浮かぶ。 シベリア鉄道の終点であるモスクワ駅を降り、タクシーに乗って「赤の広場」へと向かった。 その道中、モスクワの中心都市を車窓からながめていたが、くすんだような景色だったという印象がある(気候的なことも理由としてあったと思うが

          地球の歩き方 「モスクワ」

          2年間、内省していたので。

          社会人になって2週間が経つ。 こんな記事を書くぐらい、新社会人としての生活を心配していたけど、フタを開けてみれば、そんなに臆する必要もなかった。まだ研修期間中なので、序の口だけど。 自分が予想していたよりも、スムーズに学生から社会人へと移行できたと思う。数学でいうところの「滑らかな関数」のように、接続できた。 気持ちが整理できたので、だから今こうして、文章を書いている。 働くことに対して期待値を高く設定していなかったのが、よかったのかもしれない。 好きなことをして生

          2年間、内省していたので。