#中学校
学校と教員は、車と運転手のようなもの!?~学校のシステムを乗りこなすのは教員~
1.時代の変化と様々なシステム
戦後以来数十年の時を経て、変化の激しい時代であることが再び学習指導要領に明記されて早数年、学校現場の変化も大きいものとなってきました。
世の中はAIの台頭、日本で言えば人口減少や価値観の多様化がより顕著になり、それに伴ってか、様々な学校内の仕組みや教育方法がしばしば注目されてきています。
学校単位の枠組みで言えば、学校再編やカリキュラム・マネジメント
ChatGPTに「学年主任」について質問してみた
先程(2023年3月27早朝)、「学年主任」がTwitterのトレンド入りしていました。
※スクショは撮り損ねました
学年主任の仕事術や配慮すべきことなど、ツイートしてくださる方がたくさんいらっしゃり、ただすごいなぁと思うばかりです。
そんな中、ふっと興味が湧いたので
「学年主任」について、ChatGPTに質問してみました。
自分は小学校勤務が多かったので、今回は小学校の学年主任という設定に
校内研究の難しさと改善へのヒント ~演繹的な校内研究と帰納的な校内研究~
校内研究(校内研修)に難しさを感じる教員の方は少なくないと感じています。
今回は、時事通信社「内外教育(2022.9.27)」に掲載の、奈須正裕「学校における理論研究の進め方」から、校内研究の方向性について考えてみます。
※本来の意味は異なりますが、ここでは便宜上「校内研究」に表現を統一します
1 校内研究が背負うもの
前提の整理ですが、いわゆる校内研究は、主に3つの側面を背負って
磯津政明『2040 教育のミライ』(2022,実務教育出版)に学ぶ
刺さった書籍の読書記録&共有です。
磯津政明『2040 教育のミライ』(2022,実務教育出版)
まず、教育現場にいらっしゃる方にオススメします。現在の教育界を取り巻いている状況の広範囲をカバーしていると思います。
著者の磯津さん、「教育分野における独自のビジネス構想を実現させるため、2015年、ソニーグループ初の教育事業会社・株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(SGE)を設立、代表取
社会が学校に求める3つの目標と矛盾
すっかり期間が空いてしまいました。
しかしながら、この間にメインの仕事は区切りを迎えました。
同じ仕事をしていらっしゃる方々は、年度末のなんとも言えない貴重な時期かと思います。
組織のミドルリーダーやトップに近い方々は、引継ぎや次年度準備が山積み…という方々もいらっしゃるかもしれませんが…自分も「塩漬け」にしてきた仕事に手を付けています。終わる頃に新年度ですかね笑
今回は、読んでいた本の中で
「ニーズが多様化する学校」×専門職を配置する「チーム学校」=多忙化の促進??
学校のニーズが多様化していることは、教育関係者でなくてもご存知の方も多いかと思います。
学習面だけでなく、生徒指導面、特別な支援を要する子ども、そして近年では貧困の状況も芳しくないことも明らかになっています。
これらの課題を全て、現状の教員で賄うことはもちろん不可能に近いでしょう。
(もちろん、強靭な体力と精神力で、全力で現状に向き合っている方も多々いらっしゃいますが、それを全教員に強
結局プリント学習…オンライン授業実施の「難しさ」
ご無沙汰しております。お久しぶりの記事になりました。
コロナ禍ではありますが、やらねばならぬこと、やりたいと思うことは多々あり、調整すべきことも結構あります。
そして本業は年度末業務が佳境になりつつあります。
それでも以前よりかなり時間にゆとりをもてるようになりました。多少なりとも自身のスキルが向上したという面もあるかもしれませんが、「働き方改革」がゆっくりとですが、多少なりとも浸透してきた
主体的に学習に取り組む態度って?どうやって見取る?
※できるだけ簡潔になるよう、要点を絞りつつ、わかりやすく書こうと試みています。
※どちらかというと、教育関係者向きです。
「主体的に学習に取り組む態度」…言葉としては定着してきていると思いますが、実際、評価するとなると、どのようにしたらよいか、という声を多数耳にします。
できるだけわかりやすく、かつ正確に書いてみようと、チャレンジしてみます。
1 主体的に学習に取り組む態度って?
小学