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#芸術
ディオール夢のクチュリエ展 イギリスと東京ではどうちがう? ロンドンV&Aレポート
この記事では2019年にロンドンで開催されたクリスチャン・ディオール「DESIGNER OF DREAMS展」の展覧会レビューと、会場となったV&A(ヴィクトリア&アルバート)博物館の旅のレポートをお届けします。
展示される国ごとに異なるキュレーションが話題になっている「DESIGNER OF DREAMS展」(「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展」)
パリ、ロンドン、上海、成都、ニュ
知的体力をきたえると長生きできる? 李禹煥と安藤忠雄の対話より
ことしはたくさん学んで知的体力をきたえようと思う。どうやらそのほうが長生きできるらしいよ。
知的体力をきたえると長生きできる?これは建築家の安藤忠雄氏が、現代美術家の李禹煥氏との対談でおっしゃっていたことなのでまちがいないと思う。おふたりともとてもお元気で若々しい。いや、もはや若々しいを通り越して「これからもっと面白いことになるんちゃうか」という好奇心いっぱいの少年たち、といった印象を受けた。
青森に行ったら奈良美智さんのことが大好きになりました
青森に行ったら、奈良美智さんのことが大好きになりました。
青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館の「もしもし、奈良さんの個展はできませんか?」奈良美智展弘前2002-2006ドキュメント展がとても素晴らしかったからです。(会期2022年9月17日ー2023年3月21日)
いままでは、「かわいい絵だな」「うんうん子どもって時々こういう顔するよね」くらいの「好き」でした。ところがいまではもうめっちゃ大
「デュッセルドルフ・スクール」の社会との「対話」について
大学で書いたレポートを公開します。
大学に入って、「論述」にはものすごく苦労しました。それはいまも変わりませんが、なんとか、それらしくなるように、でも自分の意見や視点も入れて、ということを極力意識して書いたものです。公開したレポートは芸術史のレポートで、ドイツの「デュッセルドルフ・スクール」について書いています。
あらっ、なんかこう書くとちょっと芸大生っぽいですね、うふふ。たまには通信制の芸術
絵画とファッション 「スコットランド国立美術館展」で描かれた衣装について。
土曜日の夜にスコットランドへ行ってきました!
といっても実際に行って来たわけではなく、「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展を観に行ったのです。(2022年9月25日まで神戸市立博物館にて開催中)
そこで今回は、展示された絵画たちを「衣装」という切り口で鑑賞してみました!
北国を彩る巨匠たちサタデーナイト・フォトアワーですって!?会場となった神戸市立博物館では、「
ミロコマチコ展「いきものたちはわたしのかがみ」で「わたしのかがみ」を探す
※この記事はミロコマチコ「いきものたちはわたしのかがみ」展について書いたものですが、ふだん大学のレポートでアートに関して「客観的に」「自分の意見を書かずに」と言われ続けてちょっとうんざりしているので、noteでは思いっきり「すごく主観的に」「自分の意見たっぷり」のエッセイとしてお届けします。とりあえず情報だけ知りたい方はミロコマチコ展「いきものたちはわたしのかがみ」の段落にスキップしてください。
「今いる日常から創造がなされる」 宮沢賢治のはたらき方
とてもじゃないけど、時間がなくて「創作」にまで気持ちがまわらない。
というのも今、本業・副業・学業・主婦業という四つの「業」を同時進行しているからだ。とはいえすべて自分から選んだ道である。けれども気がつくといつも時間に追われている。時間さえあれば、もっと創作活動をすることができるのに。そう思っていた。
どうすれば時間を作ることができるのか副業や学業を始めたのはコロナがきっかけだった。本業のウェ
衣服の持つ宿命を背負って 石内都展とわたしの「ひろしま」
見に行くのに覚悟が必要だった。
先月まで西宮市大谷記念美術館で開催されていた「見える見えない、写真のゆくえ」石内都展 だ。
石内都 写真家 1947年群馬県生まれ。染織を学んだ後、独学で写真技術を習得した石内は、独自のモノクロームの写真表現で1979年に木村伊兵衛賞を受賞。以後、身体にのこる傷跡、母親の下着や口紅といった遺品などを撮ることで、目には見えない「時間」を写真に写しこむ試みを続けてき
失われた「かわいい」を求めて、 原田治展
わたしは一時期、「かわいい」についてめちゃくちゃ考えていた。
「かわいい」会社でファッション商品の企画デザインに携わる会社員として、常に「かわいい」を考え、「かわいい」を使い、「かわいい」を作ってもらい、「かわいい」を売ってきた。それは誰からもわかる「かわいい」なのか。どうすれば「かわいい」が伝わるか。
かわいいについてはイヤというほど考えてきたつもりだったけど、まだまだちっとも足りていなかっ
もしも旧グッゲンハイム邸が、あの「グッゲンハイム」じゃなかったら。
花嫁様の召使い、ウェディングドレスの仕立て屋タケチヒロミです。
昨年夏、神戸のウェディング関係者に衝撃が走りました。
「旧グッゲンハイム邸って、別人宅だったってよ!」
私たちが「旧グッゲンハイム邸」だと言っていた洋館は実は別人宅で、本当の旧グッゲンハイム邸は、20メートル北側にある「旧竹内邸」と呼ばれていた建物だったそうなのです!衝撃です。
神戸新聞に掲載されたそのニュースは、業界関係者の
「旅先で受賞を知りました」って、言いたいだけ。#2020年秋の美術・芸術!コンテスト で入賞しました。
「ただの召使じゃないわね」が人生で言われてみたいセリフNo.1のドレスの仕立て屋、タケチヒロミです。花嫁さまの召使いだと思いきや、実は移動式チャペル・ルーロットの女主人です。
ちなみに言ってみたいセリフのひとつが「旅先で受賞を知りました」だったのですが、なんと、その夢のシチュエーションがきのう、叶ってしまいました。
#2020年秋の美術・芸術 ! で入賞したとの知らせを受けたのです。なんと旅先で
これが今日のわたし。「アイ・アム・アート」ダニエル・リズモアの纏うアート。
英語の勉強のために視聴しているTEDで、ダニエル・リズモア:アート作品として生きるということ。という印象的なスピーチに出会いました。
思わず全文をノートに書き取って、コラージュしてしまいました。素晴らしすぎて。
自らを「I am art」と言い切り、アート作品として生きるダニエル・リズモアさんの講演です。
ダニエルさんの纏う服は、ビール缶や高級シルク、街で拾ったゴミやプラスティックのクリスタ