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2023年度のロボティクス推進室の活動を振り返り。

2023年度のロボティクス推進室の活動を振り返り。

23年度、終わりました!
年度のキリで特に何かが変わるというわけではありませんが、是非メンバーの活動も知ってほしいということで、組織長をさせてもらっているパナソニックホールディングスのロボティクス推進室の23年度の活動を振り返ってみます!

今年度も多くの社内外の皆様のご支援、ご協力により、1年間を乗り切ることができました。本当にありがとうございました!!

屋外を移動するロボットたち近年強化をし

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魔改造の夜に発起人・事務局として参加して学んだこと。

魔改造の夜に発起人・事務局として参加して学んだこと。

「魔改造の夜」というテレビ番組をご存じでしょうか?
月に一度、NHK総合の19:30~約1時間にわたるナイスな時間帯に放送している番組で、「おもちゃ」や「家電」を大人たちが本気で改造して、モンスターマシンにし、3つの組織がその性能などを競い合うという技術開発エンターテイメント番組です。

今回のnoteは、事務局として参加した私が、一連の取り組みの中で、何に気づき、学んだのかを書いておこうと思いま

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サイエンス、テクノロジー、マニュファクチャリングをどう繋ぐ??

サイエンス、テクノロジー、マニュファクチャリングをどう繋ぐ??

「ハイテク」とか「ローテク」とかはよく聞く。
一方で、ハイサイエンスとかローサイエンスとか、ハイマニュファクチャリングとかローマニュファクチャリングというもの聞いたことなかった。

ところが、先日、大変お世話になっている方のSNSを見ていると、
「これからはハイサイエンス&ローテクノロジーだ」
というようなことが書いてありました。

まだまだ十分に咀嚼しきれていないところはあるのですが、
『サイエ

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協調と競争って切り分けるの難しくないですか!?

協調と競争って切り分けるの難しくないですか!?

業界団体や国家プロジェクトの集まりに出ていると、この数年よく聞くようになったのが「協調領域」と「競争領域」という言葉。

最初のうちは、業界団体だからなかなか真に競争の源泉となるようなことはテーマにできないですよね~とか、そもそもカルテルを気にすると具体的なこととか、細かいことなんて話せないですよね、そして、国プロって税金だから競争になって個社の利益になるようなことは難しいですよね、とか思っていた

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組織の看板があるから視野が広がることもある。

組織の看板があるから視野が広がることもある。

現在、パナソニックという、いわゆる日本の大企業と呼ばれる組織に所属しています。そして、その中で、ロボットを開発する部門の組織責任者をさせてもらったりもしています。

そのような仕事をしていると、取材を受けたり、講演で質問を頂いたり、日々の生活の中でたくさんの社外の方とお話しさせてもらったりします。

そうすると、相手方からは「パナソニックの安藤さん」と認識されるわけで、名刺交換のときには「***事

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知ったかぶり!!にも色々あって奥深い。

知ったかぶり!!にも色々あって奥深い。

今週は、「あー知ったかぶりしてたなぁ」と思うことがたくさんあった一週間。

ただし、知ったかぶりも重なると、「あれ??もしかして、知ったかぶりパターンはいっぱいある??」みたいな気がしてきたので、知ったかぶりの体系化とまではいかないものの、「知ったかぶりパターン」についてちょっと考えてみました。

意外と奥深いかもしれない知ったかぶりの世界。

実際にしてしまった知ったかぶりまずは今週どんな知った

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半世紀前、パナソニックはウェルビーイング・ダイバシティの最先端を走っていた?

半世紀前、パナソニックはウェルビーイング・ダイバシティの最先端を走っていた?

「山下俊彦」という人をどのくらいの人がご存じか全く想像はできない。

「松下幸之助」という名前も今の若い人にはあまり知られていないようなので、松下電器(パナソニック)の三代目の社長の名前を知っている人はほとんどいないのかもしれません。

ある程度の年齢以上の方は、20人ほどの取締役を飛ばし松下電器の社長になった「山下跳び」という言葉を聞けば、1977年当時にそれなりのニュースになったようなので、「

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夏休みに子供を魅了したのは、ロボットやアンパンマンより「さかなクン」!!

夏休みに子供を魅了したのは、ロボットやアンパンマンより「さかなクン」!!

今日は長かった夏休み最終日。
子供たちと一緒に色んなところに遊びに行ったりしたわけですが、子供のテンションを見ているとどういうことに興味を持つのかがわかって面白かったです!

ロボットにもテンション上がるかな〜と思ったものの、意外にも
「あっ、ロボット〜」
程度のリアクション。
テンションが上がるのは私だけ。完全に職業病ですね。。
もしくは私だけ気付いて、子供は視界にも入っていないみたいな。正確に

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小学校の通知表から見る変わることと変わらないこと。

小学校の通知表から見る変わることと変わらないこと。

夏休みに実家に帰ると、自分の子供の時の資料に触れることがあります。
マラソン大会とかの運動記録であったりとか、習字みたいな習い事の記録であったり、自分自身でも忘れてしまっている懐かしい内容に触れる。
通知表もその一つ。

管理が良い親で、小、中、高と全て揃っていました。(残念ながら大学はないのは、完全に自分の問題だと思われます。

小学校の成績は、5段階の3というのが目立ち、たまに4,5が数個あっ

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デジタルの前にアナログなトランスフォーメーションのマインドを!

デジタルの前にアナログなトランスフォーメーションのマインドを!

DXっ!!
この流行り言葉は一時期のブームは過ぎた気もしますが、まだまだ巷ではよく聞かれます。

私の仕事である「ロボット」もDXの中の1つとして、取り上げられることも多いです。そんな中、今週は何度かDX文脈でサービスロボットをどうやって導入していくのか?という話を議論させてもらう機会がありました。

最近は、いろんなところで、「もっと製造業の知見を活用すべきだぁ~~!!」というような話をさせても

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大先輩たちから頂いた言葉で、今、仕事を進める上で意識している4つ。

大先輩たちから頂いた言葉で、今、仕事を進める上で意識している4つ。

今週はなぜかキャリアについて、ほかの人から質問を頂くことが多かった週。キャリアといっても、昇進みたいな限られた話。

自分自身のことはあまり客観的にみることはできないのですが、入社の面接のときに「社長になりたいですっ!!」と言って以来、特に昇進ということは意識せずに来たというのが正直なところです。

結構強く意識してきたことといえば、
・やりたいこと、やるべきことと思ったことは、取り敢えずやってみ

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越境人材を意識するよりもやりたい事をやり抜こう!

越境人材を意識するよりもやりたい事をやり抜こう!

ちょっと前の話になりますが、社内の公開イベントでトークをさせて頂く機会がありました。

私が話をさせて頂いたのは、「未来の越境人材を育む」というテーマだったのですが、本番を迎えて気づいたことは
・自分は越境しようと思ったことは一度もない
ということでした。

全くもって、イベントの趣旨に合わない登壇者になってしまったわけですが、よくよく考えると「越境」というのは何なんだ???という思いも強く湧き上

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機能のデマンドではなく、コトのデマンドを大事に!

機能のデマンドではなく、コトのデマンドを大事に!

先日、業界団体のとある会合に参加していたら、座長の方が

「機能に対するデマンドではなく、コトに対するデマンドをしっかり追いかけることが大事だと思う」

というような話をされていました。

移動しながらの参加で発言はできなかったのですが、なるほどなぁ~と思いました。

機能とコトの違いについては、細かくは説明されていなかったので、私の勝手な解釈になってしまうのですが、
「機能」のデマンドというは、

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伊良部島の海での大冒険は怖いけど、またやりたいと思う経験。

伊良部島の海での大冒険は怖いけど、またやりたいと思う経験。

今週はGWっぽいネタを。
久しぶりの旅行ということで、家族で宮古島に行ってきました。
もちろん、楽しかったです!!

旅行といえば、中田英寿さんがこんなようなことを言われてました。

うちの娘はこうも言っていました。

(住んでいる)京都のご飯もおいしいけど、沖縄のご飯もおいしいね。

これはたぶん文化の交換をしたということだと思います。笑

そして、伊良部島では地元の子どもと公園でお弁当を食べ、

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