安藤 健/ロボット開発者

早大理工、阪大保健の教員経て、パナソニックロボ推進室室長。ヒトと機械の関係、Well-beingに興味有。AugLabリーダhttps://bit.ly/2YojcP1、日経クロステックやDIGITALXでロボット連載あり。ホントはロボよりヒトが好き。個人の意見です

安藤 健/ロボット開発者

早大理工、阪大保健の教員経て、パナソニックロボ推進室室長。ヒトと機械の関係、Well-beingに興味有。AugLabリーダhttps://bit.ly/2YojcP1、日経クロステックやDIGITALXでロボット連載あり。ホントはロボよりヒトが好き。個人の意見です

    マガジン

    • AugLab活動まとめ

      身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。

    • ロボット関係記事まとめ

      ロボットに関するニュース、論文、解説、意見などの纏めています。

    最近の記事

    コミュニケーションロボットを作ることで教えて貰ったアンコンシャス・バイアス。

    昨年度末に発表したcocoropaという離れた家族に想いを届けるロボット。それ以来、コミュニケーションというものについて議論したり、色々な家の在り方を聞いたりという機会が増えました。今回のnoteは、そんな中で改めて気付かされたコミュニケーションの当たり前について。 まずはFace to Faceとかリアルが一番良いという意識。 新型コロナ以降、なかなかリアルに会ってのコミュニケーションが難しい期間があり、多くの場で「やっぱりリアルがいいよね~」とか「Webも楽だし、移動時

    スキ
    29
      • 何年先からバックキャストしたキャリア開発をイメージするのか?

        タイミングというのは重なるようで、7月は『キャリア』ということについて考えることがしばしば。 最初の機会は、8月に大学1,2年生向けのキャリア教育イベントに登壇して欲しいという内容でした。 どんなことを話したら良いのかなと考えながらも、まずは「今は、大学一年生からキャリアについて考えるのか~~」「すごいなぁ~~」と素直に思いました。そして、自分が大学一年の時のことを振り返ると・・・一年先のことも特に考えてもなかった気もします・・・ と思ったら、今は、小学生からキャリア教

        スキ
        23
        • シンガポールで「なぜサービスロボットの開発をしているのですか?」と聞かれた話

          行ってきました、シンガポール!! 2年ぶりの海外です。 滞在時間は45時間くらいだったので、ゆっくりという訳にはいきませんでしたが、多くの現場で、様々な人とお話しすることができました。 空港、ホテル、図書館などで配送、掃除、警備などのロボットの活用を見たり、政府系の組織のロボティクスへの取り組みを教えて頂くことができました。 個人的には、どうやってサービスロボット産業を大きくしていくのか、そして、産業と国策との関係についても色々と考えさせられる出張でした。 ローカルエン

          スキ
          40
          • 2021年の産ロボ販売台数は48.7万台。地域別ではアジアが全体の7割、アプリでは電機電子と自動車で5割。

            気付くのが遅れていましたが、6月末にIFR(International Federation of Robotics)から2021年の産業用ロボットの販売データが公表されていました。サクッと纏めてみたいと思います!! ザックリ言えば、グローバルで48.7万台ということで、過去最高にあたる出荷台数を記録していて、コロナ前の状態に戻ったというより、超えたという感じでしょうか。 地域別 地域別で見ると、アジア・オーストラリアが約35万台と、全体の73%を占めており、いかに中心

            スキ
            23

          マガジン

          マガジンをすべて見る
          • AugLab活動まとめ

            • 55本

            身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。

          • ロボット関係記事まとめ

            • 89本

            ロボットに関するニュース、論文、解説、意見などの纏めています。

          • AugLab活動まとめ

            • 55本

            身体的・感性的な拡張技術によるWell-beingの実現を目指して、パナソニックが進めるAugLabの活動メモです。

          • ロボット関係記事まとめ

            • 89本

            ロボットに関するニュース、論文、解説、意見などの纏めています。

          記事

          記事をすべて見る
            • 安倍元総理はロボット政策を先頭で推し進めてくれた政治家でもありました。

              安倍元総理が亡くなった。とてもビックリしたし、なんだか悲しくなりました。民主主義であろうとなかろうと、選挙中であろうとなかろうと、政治家であろうとなかろうと、人が殺されるというのはやはり悲しいし、あってはいけないことである。ご冥福をお祈り申し上げます。 私自身はもちろん直接会話したことはないのですが、2度ほど同じ場にいさせて頂いたことがあったように記憶しています。安倍元総理は間違いなくロボットに関する取り組みを先頭で推進いただいた政治家だった。そして、2015年くらいからの

              スキ
              31
              • ロボットの提供価値を整理してみたので意見ください~

                この一ヶ月はたまたま大学での理工系学生やMBA学生への講義、SPEEDAでの業界レクチャーと普段ロボットに絡みの少ない方々に、「なぜロボティクスが重要なのか?」ということを話す機会がいくつかありました。 せっかくの機会なので、改めて、ロボットがユーザに提供する価値は何なのか?ということを整理してみました。まだまだ抜け漏れや思考が浅いところがあるので、是非様々なご意見を頂けると嬉しいです。 纏めたものはこちら。 これまでにも何度か連載記事やインタビュー頂いた記事などで、ロ

                スキ
                49
                • 売上7000億超え企業となった産ロボとサービスロボットのメーカー2社。

                  2022年度のロボット関係企業の業績を見ていると、コロナの影響も一段落という感じです。工作機械に組み込む数値制御(NC)装置で世界シェアトップだったり、工場の自動化設備や産業用ロボットでもグローバルトップの一角であるファナックも過去最高ということで、売上高は前期比33%増の「7330億円」となっています。営業利益も25%と恐ろしい会社。 圧倒的な強さだな~と思いながら、ネットサーフィンしていると、ファナックと同じような業績を上げているロボット企業がありました!! アメリカ

                  スキ
                  48
                  • アメリカの自動運転事故のレポートをざっと見てみる。

                    アメリカのNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration、運輸省道路交通安全局)が自動運転の事故に関する最新のレポート”Standing General Order on Crash Reporting”を公開しました。 アメリカでは、2021年6月に自動運転と運転支援システムが事故ったときに必ずNHTSAに報告が行くようになり、今回の分析が公開されるようになったようです。 なお、いわゆるレベル3以上を自動運転と呼

                    スキ
                    43
                    • 人とロボットを比較するという煩悩。笑

                      仕事柄、「人とロボットを比較する」ということがよくあります。どちらの方がよいパフォーマンスを出せるのかみたいな比較です。 今週は、ちょっといつもと違う比較があった、そんな話です。特に、なんのオチも知見もないコラムですので、ご容赦ください。 最近はロボットの分野でも「AI」が使われます。いわゆる、学習というやつです。ロボットにさせたいタスクを繰り返しながら、成功したり、失敗したりしながら、どのように動かすとよいのかをロボットが学習していくわけです。 当然ながら、最初はデー

                      スキ
                      45
                      • ロボットの社会実装時間軸で本当にSDGsへの貢献は間に合うのか?

                        SDGsブームが続いています。「SDGs」という言葉を聞かない日はないくらいメディアでも当たり前の言葉になり、Eテレみたいな子供向け番組でも使われていて、スゴイ時代になったもんだと思うわけです。 いや、ちょっと待てよ。このSDGsを作ったのは国連だったはず。そんなバズワードだけみたいな取り組みは、流石にしないでしょと思い、ちゃんと調べてみると、ガチガチに時間軸が切られたKPI設定されていて、迂闊にSDGsの実現に貢献しますっ!!とは言いにくくなったという話。 SDGsの復

                        スキ
                        54
                        • ロボット化により新たに生まれる遠隔オペレータという職種

                          「遠隔オペレータ」という職種を聞く機会が増えてきました。ロボット導入に伴う、新しい?職種と言えるかもしれません。ロボット化というと、人員が減るという印象が強いですが、当然ロボット化により新たな仕事が生じる領域もあります。 WIREDの記事では、”Shadow workforce(影の労働者)”と表現され、現実世界で動くロボットに不可欠な存在としています。 遠隔オペレータの事例 例えば、今週も知床の海に沈んでしまったKAZU 1を再度引き上げる作業を無人潜水機ROV「はく

                          スキ
                          63
                          • 道路交通法の改正でロボットが公道を走れる時代へ

                            2022年4月19日、「道路交通法の一部を改正する法律案」が衆議院本会議で可決され、4月27日に公布されました。ちまたのニュースでは、電動キックボードが「いよいよ車道を走るようになる」「ヘルメットは努力義務」ということで多くの報道がなされました。一方で、メディアにはあまり取り上げられませんでしたが、、、、笑、ロボット屋にとっても非常に感慨深い日にもなったわけです。 法律案の概要には、このように書かれています。 電動キックボードなどが「特定小型原動機付自転車」と決められ、自

                            スキ
                            57
                            • 9日間だけの個展。自然とテクノロジーの関係で和歌は詠めるか?

                              今日から始まりました、9日間だけの個展。 私のではないです。we+さんの。 Nature Study: MISTと題された個展には、パナソニックAug Labの立場でご一緒にさせて頂いた「霧」の振る舞いを活かしたインスタレーション"Waft"が複数種類展示されています。 そして、インスタレーションと共に結構圧巻だなぁと思ったのは、作品の裏にある「霧」をさまざまな切り口から考察した膨大なリサーチの数々。いかに人類が水ととともに良い時も悪い時も歩んできたかがとてもよく分かりま

                              スキ
                              40
                              • 自動運転バスの動画を見て、あやうく泣きそうになった話。

                                この動画、とても良いなぁ~~~と思いました。 ある先生に教えてもらって何気なく見ていたら、ジーンときて、あやうく涙がポロリとなるところでした。 動画自体は、ボードリーさんが茨城県境町で実施している自動走行バスの実証実験に関して、住民側からの視点という感じで纏められています。 最初に出てくるパン屋のお店の方から始まり、街のみんなでモビリティという存在を受け入れて、『わたしたち』のモビリティという存在になっていることがよく分かります。 住民が大きな役割 上のプレスリリース

                                スキ
                                70
                                • 産ロボの理想的な三品産業活用である豆腐屋さんは、もっとスゴい産業変革企業だった。

                                  相模屋食料という会社をご存知でしょうか? 豆腐業界最大手で、縮小する市場の中でも圧倒的に業績を伸ばし続けている会社です。食品業界、ロボット業界でもメディアに取り上げられることの多い会社のようですが、大変申し訳ないのですが、この2週間前くらいまで知りませんでした!!スイマセン!! きっかけは4/20にあった計測自動制御学会でのライター森山和道さんの講演での紹介。 ロボット活用が思うようにが進んでいないと言われる三品産業における理想的な事例とも言える内容で、本当にビックリし

                                  スキ
                                  54
                                  • 「あわてないあわてない。一休み一休み。」と言える一休さんのネガティブケイパビリティ。

                                    今回は、「決めない」というのも1つの能力だよなぁと思った話です。 きっかけは、 と会社の偉いさんとの会話の中でポロッと出た言葉。 「確かにそうだなぁ」と思ったわけです。 例えば、アンケートでサービスやプロダクトの感想をヒヤリングして、「安心感を感じましたか?」と5点満点のアンケートを取ったとしても、それぞれの5点はどれ1つ同じ安心感はない。もし言葉で定義しようとしても、同じである。家族と一緒にいるような感覚と定義する人でも、それぞれの家族の像は違うだろう。 以前、no

                                    スキ
                                    50