マガジンのカバー画像

子育て

297
運営しているクリエイター

#小学生

鍵っ子だった私が多大なる迷惑をかけた日の、忘れられない心境。

鍵っ子だった私が多大なる迷惑をかけた日の、忘れられない心境。

「どうせ家に帰っても誰もいないし…」

小5の冬。

学校帰りに友達の家に呼ばれた。

本当は一度帰宅してランドセルを置いてから出かけるのが、家や学校で決められたルールだ。

でも、パートに出てる母は家にいない。

今、親という立場になってもその日の事をハッキリ覚えている。

そして「帰りが遅い子」の話を聞くたびに、その日の気持ちを思い出す。

鍵っ子だった
小2か小3の頃、母親がパートに行き始め

もっとみる
友達を家に連れてくる…の当事者事情

友達を家に連れてくる…の当事者事情

「ねぇ!友達と一緒に帰ってきちゃった!家の中で一緒に遊んで良い?」

夕方。
職場を出て、保育園を経由して帰宅する30分間、自転車を漕いだだけで汗だくだった私は帰宅早々にシャワーを浴びていた。

すると、長男が帰宅し突然の一言。

「家の中に友達を入れたい」

いやいや、シャワー中だし。
リビングに洗濯物が散乱してるし。
子供部屋らしきものはないし。

思わず「え、ちょっと待ってよ。無理だよ。キッ

もっとみる
子供達、いつの間にかマイクラにハマってたってよ。

子供達、いつの間にかマイクラにハマってたってよ。

「早く勉強終わらせるから、6時からパソコン僕に使わせてよ!」

早朝5時半。
ここ数日、5時半前後になると長男・次男共に起きてくる。

朝起きてすぐに勉強を始め、30分もかからずさっさと終わらせてパソコンを奪われる。

そう、マイクラをやる為に。

あれ?いつの間にそうなってた??

我が家のゲーム事情
小2と年長の男児2人の我が家。
2024年7月現在、ゲーム機器は1つも持っていない。

長男が

もっとみる
盆踊りで「子供が成長すること」を実感した話。

盆踊りで「子供が成長すること」を実感した話。

「甚平?暑いしめんどくせー」

昨日、近所の公園で開催された盆踊りへ行ってきた。

盆踊りへ行く前に、甚平を着るか?と尋ねたら長男に即答で却下された。

次男も長男のマネをして「めんどくせー」の一言だった。

一方、会場に着いてみると長男と同い年の女子達はみんな可愛い浴衣姿で髪飾り、お面、中にはメイクまで施されてオシャレだった。

あぁ、なるほど。

私は心の中で「来年はもう行かないかもしれないな

もっとみる
読書教育「ヨンデミー!」の体験を始めてみた。

読書教育「ヨンデミー!」の体験を始めてみた。

「僕!明日もこれやるよ!!」

楽しそうな長男。
何より、何より。

でも、どうかな?
君、今話題の英語学習アプリ「duolingo」もやったり、やらなかったりだぞ?(笑)

ずっと気になっていたヨンデミー
ヨンデミー!という読書教育がある。

最初にこの習い事を知ったのは、長男がまだ年長児だった頃。

「読み聞かせ」の時間が段々減ってきて、周りはゲームデビューして、徐々に本から離れて生きそうだな

もっとみる
キラリと光る子は確かに存在する。

キラリと光る子は確かに存在する。

「集団の中で、キラリと光る子になるための講習です」

数年前。
長男は「お受験塾」に通っていた。
小学校受験は秋が本番の為、夏期講習は甲子園児並みにハードな日程だった。

その夏期講習の中には「自立」「行動」等の名前の講習があった。
一体何をやるのかは未だに不明だけど、その講習の紹介文に「キラリと光る子」という表現があり何とも表現しがたい気持ちになった。

ただ、今になって「キラリと光る子」という

もっとみる
全国統一小学生テストの保護者会に参加した率直な感想。

全国統一小学生テストの保護者会に参加した率直な感想。

「分かりやすく例えますね。公立の小学校6年間での学習量が100だとしたら、中学受験は200やります!」

「小4で100、小5で190、小6で残りの10と志望校別の学習です」

「だから、小5からの入塾だと相当キツイです!!」

持参したノートに思わず

「えー、嫌だ(-_-)」

と書いてしまった。

中学受験、勉強が好きじゃない子(私も)にとっては、苦行でしかない。

初めての全統小
丁度1年

もっとみる
専業主婦は社会の役に立たない?それは「子育て」が分からない人のセリフである。

専業主婦は社会の役に立たない?それは「子育て」が分からない人のセリフである。

「この仕事って社会の役に立つと思いますか?」

数日前。
4月に着任したばかりの管理職、シゲさん(仮名)と2人で話す機会があったので改めて聞いてみた。

「社会」という言葉が頭の中でグルグルする今日この頃。
改めて同じ仕事をしている人は「社会の中での位置づけ」をどう考えているのか聞いてみたくなった。

すると「だからこの前言ったじゃん。あなたは市議会議員になり、県議会議員になり…って政治家になれば

もっとみる
何故、子供に背伸びをさせてくなってしまうのだろう?

何故、子供に背伸びをさせてくなってしまうのだろう?

「ただ水中にいるだけでも、あんなに楽しそうに笑うんだ」

とある日の午後。
私は長男が通うスイミングスクールの見学席でプールの様子を眺めていた。

その日は特別な日。
「プール運動会」と称したイベントだった。

コースも取り払われて、自由に動き回れるプール。
とびっきりの笑顔がそこに沢山あった。

まるでベビースイミング
プール運動会最初の競技は「玉入れ」だった。

玉入れと言っても、使うのはビニ

もっとみる
意思決定は得意ですか?悩ましい選択は可視化する事でラクになる。

意思決定は得意ですか?悩ましい選択は可視化する事でラクになる。

「スイミング、どうするか決まった?」

月曜日の夕方。
長男(7歳)は、自宅マンションの目の前までお迎えのバスが来てくれるスイミングスクールの体験レッスンへ行った。

レッスンの帰りに「ここへ通うか?」と聞いたら「今は分からな~い!」との返事。

翌朝も「分からない」

その翌朝も「分からない」

本人の意志を尊重しようかと思ったけれど、これは1人では決められそうもない。

そこで私は、自分もよく

もっとみる
放課後の公園が教えてくれたこと

放課後の公園が教えてくれたこと

「じゃぁ、鬼決めよう!いくよー!!」

とある日の夕方。

子供をお迎えに行った帰り道。
自宅に一番近い公園では沢山の子供が遊んでいた。

狭い公園に沢山の子供がいる中、明らかに小学生ではない男の子がいる。

背の高い、中学生か高校生位の男性。
小学生10人位を相手に、鬼ごっこをして思いっきり走り回っていた。

なんて、素敵な風景なんだろう。

本気だから嬉しい
その高校生と思われるお兄さんは本気

もっとみる
「ほったらかし」で育った私は、どうやって子供から手を離せば良いのだろう?

「ほったらかし」で育った私は、どうやって子供から手を離せば良いのだろう?

イマドキの子供は、一体何歳頃から1人で公園に行ったり、出歩くようになるのだろうか?

私は長男を小1まで、「ひとりで」公園に行かせたりする事がなかった。
そして今も、滅多にそういう機会はない。

対して、私は小さい頃から1人で出歩いていた。

そう、一番最初の記憶は3歳の時だった。

引っ越し初日に迷子になる
3歳の頃、団地へ引っ越しをした。
1棟が25世帯位、合計16棟程ある大きな団地だった。

もっとみる
小学生ママ、ママ友は必要なのか?問題。

小学生ママ、ママ友は必要なのか?問題。

皆さんには、ママ友・パパ友はいるだろうか?

挨拶する。
保育園や幼稚園帰りに一緒に公園に寄る。
LINEの連絡先を知っている。
休日に子連れで公園に行く。
休日に子連れで飲みに行く。
休日に子供を置いて飲みに行く。
家族ぐるみで旅行へ行く。

みんな、一体どんな感じなのだろう?

保育園と幼稚園の決定的な差
長男が小学校へ入学して、強く感じた事は「保育園出身ママ」と「幼稚園出身ママ」の距離感の差

もっとみる
ジュニアスイマーの心境はいかに?

ジュニアスイマーの心境はいかに?

「僕!明日もプールで練習したい!!」

土曜日、スイミングの帰り道。
長男が翌日も近所の屋内プールで、プールの自主練をしたいと言い出した。

やる気があって何より。

さっき見てきた、黒帽子のスイマーに刺激されたのかもしれない。

突然の選手宣言
1歳からベビースイミング。
3歳からスイミング。
クロール、背泳ぎとマスターし、いよいよ4月から平泳ぎがスタートした。

そんな長男は3月にTVで競泳選

もっとみる