村上 臣(電脳コラムニスト)

だれもが自分らしく楽しく働ける世の中に!働き方や注目テクノロジーなどを中心に発信。日系…

村上 臣(電脳コラムニスト)

だれもが自分らしく楽しく働ける世の中に!働き方や注目テクノロジーなどを中心に発信。日系企業でエンジニア→ディレクター→役員の後、海外経験ゼロのまま外資カントリーマネージャーへ。執筆依頼等は→ https://www.linkedin.com/in/shin-murakami/

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記事一覧

北陸新幹線延伸で賑わう福井 カニだけじゃない魅力とは

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 北陸新幹線ができて、より気軽に北陸に出向くことができるようになりました。金沢が代表的ですが、江戸時代には加賀百万石と言…

転職前提の新卒採用で進む「脱・配属ガチャ」 ガチャは良いのか悪いのか

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 今の時代、新卒社員は入社まもなく転職サイトに登録する人が増えているそうです。日本型雇用システムが終焉を迎えジョブ型雇用…

深海という未知のロマン 海洋資源の豊富な日本こそ世界をリードすべきだろう

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 深海と聞いて何を思うでしょうか。私の世代ですと「しんかい6500」が真っ先に思い出されるかもしれません。たしか小学校高学年…

美食の国日本を色濃く伝える「ディスティネーション・レストラン」

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 世界一ミシュランの星が多い都市、東京。世界的に美食の街と言えばフランス・パリが筆頭にあげられるが、著名なミシュランガイ…

3人に1人は推しがいる モノより体験が推し活を支える

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 「趣味にお金」を使う大学生がバブル期並の水準に回復したそうです。とはいえ、経済成長が力強いわけではなく仕送りは90年代と…

管理職という罰ゲーム パタハラ被害も33%

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 課長、部長、そしていつかは役員に。昭和の時代の若手社員はこのような野心を胸に、新卒からキャリアをスタートしたのだそうで…

人口減少の時代、唯一伸びているセグメント 高齢者向けビジネスの競争が加速する

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 国内の人口減少に関するニュースをよく目にするようになりました。先日もちょうど以下の記事でも紹介しました。 少子高齢化は…

〇〇疲れのカウンターとしての「自然界隈」ブーム

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 「タイパ」(タイムパフォーマンス)という言葉が新語大賞になったのが、2022年。動画の早送り視聴や切り抜き動画ブームなどに…

人口のピークを過ぎて本格的な減少フェーズへ 近未来の日本社会の姿とは

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 先日発表された人口動態調査によると、日本人は15年連続で減少し、その減少幅は過去最大となったそうです。 一方で外国人の人…

もうすぐ土用の丑の日 うなぎにも広がる代替食

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 定期的に本コラムではうなぎの話題が出ますが、完全に個人的な趣味です。絶滅危惧種にも指定されてしまっているニホンウナギを…

自分の住む街に関心をもつことが、よいまちづくりへの一歩

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 まちづくりと聞いてどう思いますか? 自分にはあまり関係がない、行政や地元の企業がやっていること等々と考える人が多いでし…

リユースは持続可能なのか 伝統工芸の担い手という課題

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 リサイクルというと何を思い浮かべるでしょうか? ペットボトルやアルミ缶の廃品回収など、私たちの生活に密着したものが真っ…

『テラ(寺)バース』が未来の人類を救うかも

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 Appleがゴーグル型の新端末「Vision Pro」を日本でも発売しました。いわゆるAR型のデバイスで、現実空間と仮想空間とをミック…

経済界からも本気の提言 選択的夫婦別姓に早期の政治的決着はあり得るのか

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 本コラムでも度々取り上げてきた、選択的夫婦別姓制度。私自身が全体の4%しかいないという「婚姻時に姓を変更した男性」当事者…

好きこそものの上手なれ。 愛好の輪がヒットを生む時代

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 人々の生活や趣味嗜好が多様化し、またインターネットサービスの広がりに伴いメディア接触も多様になりました。昔はマスメディ…

「副業」は人材不足解消の妙手となり得るか?

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。 ちょっと前まで若者文化の代表格とみなされていた「Z世代」も、気づけば30歳前後にさしかかってきました。物心ついたときから…

北陸新幹線延伸で賑わう福井 カニだけじゃない魅力とは

北陸新幹線延伸で賑わう福井 カニだけじゃない魅力とは

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

北陸新幹線ができて、より気軽に北陸に出向くことができるようになりました。金沢が代表的ですが、江戸時代には加賀百万石と言われる日本最大の藩として繁栄していました。それもあって現在でも歴史的史跡が多く残り、また伝統工芸などの文化が色濃く保たれています。

これまでは金沢に脚光が当たることが多かったですが、最近では富山や福井にも足を伸ばす方々も増えてきました。

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転職前提の新卒採用で進む「脱・配属ガチャ」 ガチャは良いのか悪いのか

転職前提の新卒採用で進む「脱・配属ガチャ」 ガチャは良いのか悪いのか

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

今の時代、新卒社員は入社まもなく転職サイトに登録する人が増えているそうです。日本型雇用システムが終焉を迎えジョブ型雇用に移行する中で、中長期のキャリアを若いうちから考えるという観点で見れば非常によい動きだと思います。

従来は入社式の際に配属の辞令が交付されてはじめて、どの部署で働くのかを知ります。希望をとる会社は多いですが、もちろん全員が第一希望となる

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深海という未知のロマン 海洋資源の豊富な日本こそ世界をリードすべきだろう

深海という未知のロマン 海洋資源の豊富な日本こそ世界をリードすべきだろう

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

深海と聞いて何を思うでしょうか。私の世代ですと「しんかい6500」が真っ先に思い出されるかもしれません。たしか小学校高学年ごろに進水のニュースを見て、学校の授業でも取り上げられました。光も届かず漆黒の闇に包まれる海、そして強烈な水圧により生物など存在しないだろうと信じられてきた海底には驚くことに多様な生物が生存していました。そのような研究成果を見聞きする

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美食の国日本を色濃く伝える「ディスティネーション・レストラン」

美食の国日本を色濃く伝える「ディスティネーション・レストラン」

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

世界一ミシュランの星が多い都市、東京。世界的に美食の街と言えばフランス・パリが筆頭にあげられるが、著名なミシュランガイドのリストに掲載されているレストランの数を見えれば東京が圧倒的であり、京都と大阪を加えた「日本」で見てもその数はまさに世界一。他の著名なリストであるゴ・エ・ミヨや世界ベストレストラン50やOADを見ても、日本のレストランは相当数掲載されて

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3人に1人は推しがいる モノより体験が推し活を支える

3人に1人は推しがいる モノより体験が推し活を支える

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

「趣味にお金」を使う大学生がバブル期並の水準に回復したそうです。とはいえ、経済成長が力強いわけではなく仕送りは90年代と比較すると3割減少しています。その分、人手不足により高騰するバイト代が趣味に充てる原資となっているとのことです。

うちにも大学1年生のこどもがいますが、誕生日プレゼントにモノをねだるというよりは、美味しいご飯を食べたりしたいということ

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管理職という罰ゲーム パタハラ被害も33%

管理職という罰ゲーム パタハラ被害も33%

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

課長、部長、そしていつかは役員に。昭和の時代の若手社員はこのような野心を胸に、新卒からキャリアをスタートしたのだそうです。早く管理職になることが出世コースの証、といった企業文化もこのようなキャリアを思い描く要因です。

時代は変わり令和。新卒一括採用一辺倒ではなく、どの企業も中途採用をしています。新卒プロパー文化が色濃く残る伝統的日本企業であっても、管理

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人口減少の時代、唯一伸びているセグメント 高齢者向けビジネスの競争が加速する

人口減少の時代、唯一伸びているセグメント 高齢者向けビジネスの競争が加速する

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

国内の人口減少に関するニュースをよく目にするようになりました。先日もちょうど以下の記事でも紹介しました。

少子高齢化は確定した未来であり、しばらくは若年層が増えることはありません。国内において唯一伸びている世代は、高齢者のみです。来年には「2025年問題」と呼ばれる社会課題がいよいよ本格化します。これは、ベビーブーマーと呼ばれた団塊の世代(1947~1

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〇〇疲れのカウンターとしての「自然界隈」ブーム

〇〇疲れのカウンターとしての「自然界隈」ブーム

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

「タイパ」(タイムパフォーマンス)という言葉が新語大賞になったのが、2022年。動画の早送り視聴や切り抜き動画ブームなどに象徴されるこの現象。サブスク動画やSNSなどコンテンツが劇的に増えたのに、可処分時間は一定のままです(もしくは、睡眠不足)。わたしは元来ロングスリーパー体質のため、以前から一定の睡眠を確保することを優先させていました。結果として最近で

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人口のピークを過ぎて本格的な減少フェーズへ 近未来の日本社会の姿とは

人口のピークを過ぎて本格的な減少フェーズへ 近未来の日本社会の姿とは

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

先日発表された人口動態調査によると、日本人は15年連続で減少し、その減少幅は過去最大となったそうです。

一方で外国人の人口は初の300万人超となり、全体の生産年齢人口の割合は59%で横ばいを維持しました。つまり、日本人の減少分を外国人労働者で補填している構図が浮き彫りとなりました。身近なところでもレストランやコンビニなどで働く外国人を多く見かけるように

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もうすぐ土用の丑の日 うなぎにも広がる代替食

もうすぐ土用の丑の日 うなぎにも広がる代替食

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

定期的に本コラムではうなぎの話題が出ますが、完全に個人的な趣味です。絶滅危惧種にも指定されてしまっているニホンウナギをなんとか後世に残したい。そして、気兼ねなく食べ続けたい!という想いがあるからです。前回は完全養殖に関する記事を書いていたようです。

うなぎはその生態に謎が多く、安定した完全養殖のシステムを確立して食卓に届くレベルのコストになるまでにはま

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自分の住む街に関心をもつことが、よいまちづくりへの一歩

自分の住む街に関心をもつことが、よいまちづくりへの一歩

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

まちづくりと聞いてどう思いますか? 自分にはあまり関係がない、行政や地元の企業がやっていること等々と考える人が多いでしょう。もしくは、自分の住んでいる街に愛着があるから、できることがあればしたい。けど、どうすればいいかわからない。そういう方もいらっしゃるかもしれません。

私もなんだかんだで25年あまり同じエリアに住み続けているので、なんとなく街に親しみ

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リユースは持続可能なのか 伝統工芸の担い手という課題

リユースは持続可能なのか 伝統工芸の担い手という課題

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

リサイクルというと何を思い浮かべるでしょうか? ペットボトルやアルミ缶の廃品回収など、私たちの生活に密着したものが真っ先に出てきます。最近ではリユースという言葉も頻繁に見かけます。ネットサービスのヤフオクやメルカリなどで使わなくなったものをやり取りしたり、古着や家電などの買い取り販売を行っているお店も多くあります。

さらにはアップサイクルという言葉も出

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『テラ(寺)バース』が未来の人類を救うかも

『テラ(寺)バース』が未来の人類を救うかも

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

Appleがゴーグル型の新端末「Vision Pro」を日本でも発売しました。いわゆるAR型のデバイスで、現実空間と仮想空間とをミックスして扱えます。現実にはない大画面テレビを部屋の好きな場所に「置いて」動画を見たりすることもできます。なかなか面白いですよね。

ゴーグル型の端末は競合他社が先行して発売しています。MetaのQuestが代表的ですが、こち

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経済界からも本気の提言 選択的夫婦別姓に早期の政治的決着はあり得るのか

経済界からも本気の提言 選択的夫婦別姓に早期の政治的決着はあり得るのか

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

本コラムでも度々取り上げてきた、選択的夫婦別姓制度。私自身が全体の4%しかいないという「婚姻時に姓を変更した男性」当事者であることから、本件には相当高い関心があります。

2019年に公開した以下の記事は、今でもコンスタントに読まれている人気記事の1つです。

残念ながら、この記事から5年が経つ現時点でも状況に変化はありません。そもそも、1996年には国

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好きこそものの上手なれ。 愛好の輪がヒットを生む時代

好きこそものの上手なれ。 愛好の輪がヒットを生む時代

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

人々の生活や趣味嗜好が多様化し、またインターネットサービスの広がりに伴いメディア接触も多様になりました。昔はマスメディアで話題になれば即ヒットでしたが、今ではメディアミックスの宣伝とネットでの口コミ施策などを組み合わせてアプローチする手法が当たり前になりつつあります。

しかし、人の欲求というのは今も昔も変わらないもので、同好の士が集って情報交換をしたり

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「副業」は人材不足解消の妙手となり得るか?

「副業」は人材不足解消の妙手となり得るか?

こんにちは、電脳コラムニストの村上です。

ちょっと前まで若者文化の代表格とみなされていた「Z世代」も、気づけば30歳前後にさしかかってきました。物心ついたときからネットやスマホに親しんできた「デジタルネイティブ」とも言われるこの世代は、従来の日本の価値観よりもグローバル標準のものに近しいと言われています。

キャリアに対する考え方も移り変わっており、そもそも終身雇用には期待しておらず、会社に帰属

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