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健康

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#不安症

「胃腸の調子が悪い…」という本当の問題は?

「胃腸の調子が悪い…」という本当の問題は?

おはようございます。

整体庵大空の下大前です。

今回は「胃腸について」基本的なことをお話します。

胃腸の不調といえば

・下痢(げり)や吐き気
・便秘
・胃もたれ
・胃痛
・逆流性食道炎(胃酸が上がってくる)

などが一般的ですね。

ぼくの患者様では、
潰瘍性大腸炎という難病指定されている病気で通院されている方や、
機能性ディスペプシア(胃腸には目立った問題はないけど、不調がある状態)で悩

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人の役に立つということ【存在価値】

人の役に立つということ【存在価値】

「人の役に立ちなさい。」

「人の迷惑になってはいけない。」

ぼく達は物心がついた頃から、こんなふうに教わってきましたよね。

これって一見、正しい教えのようにしか聞こえません。

しかし実際はどうでしょう?

人に迷惑をかけてはいけないと他人に気を使いすぎて心身が疲れすぎる人が増え、

誰かの役に立っていないと自分の存在価値がないように感じ、悩む人が明らかに増えました。

整体をしていても、

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「あ!そういうことだったのか!」という体験が最大の癒しになる話

「あ!そういうことだったのか!」という体験が最大の癒しになる話

日常的に「わからない」ことがあると、つい避けてしまったり、ストレスに感じたりしたことありませんか?

ぼくも無意識のうちにわからないことを避けたり、知らない、わからないことは見て見ぬふりをしてしまうことが多いので、気づいた時に反省しています。

特に誇れることは何もないぼくですが、唯一人の身体と心に関してだけは嘘偽りなく探求してきました。

すると、時々ですが、「先生の話は、難しく感じるので、ちょ

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自己肯定感を高める子育ては必要ない話

自己肯定感を高める子育ては必要ない話

昨日、「自己肯定感は低いままでいい」という記事(ラジオ収録)を書きました。

 >>自己肯定感は低いままでいい話

本記事は、この続きになりますので、できれば先に上記記事とラジオ収録を視聴した上で本記事(収録)をご視聴ください。

昨日の朝、自己肯定感に関する記事と収録をして、午後にこられた患者さんがその記事を見ていただき、自己肯定感に関するこのような質問を受けました。

『最近、よく自己肯定感を

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自己肯定感は低いままでいい話

自己肯定感は低いままでいい話

「どうせ自分にはできないだろうな、、」

「なんでいつも自分は失敗ばかりなんだろう、、」

不安を感じやすい、自信が持てないといった自己肯定感の低さを感じる人はとても多く、ときにメンタルが疲れてしまい、うつ病やパニック症状などを引き起こすこともあります。

そのため、「自己肯定感」とネット検索すると、「自己肯定感の上げ方」という内容の記事や書籍がたくさんあります。

自己肯定感の低いことで悩み、そ

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身体のある部位を冷やすと不安症になる話【答:ひじ】

身体のある部位を冷やすと不安症になる話【答:ひじ】

「春〜夏場に、不安症や強迫性傾向になりやすい」

「夏場は風邪や熱中症などにかかりやすい」

そんなふうに感じたことはありませんか?

特に不安神経症などメンタル的に悩みやすい方は、この夏の季節は症状に波が出やすく悩まれる方が多いと思います。

ぼくの整体院にも連日このような方々からのご相談が増えています。

その理由の一つが「夏の冷え」にあります。

特に、タイトル通りですが「ひじ」の冷えには要

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身心は不安定を求め、安定を嫌う話

身心は不安定を求め、安定を嫌う話

突然ですが、歩道にある縁石の上や公園の遊具などが目の前にあれば、乗ってしまったという経験はありませんか?

大人になってからは若干の恥ずかしさから少ないかもしれませんが、子供の頃に、不安定な柵の上や木の上などに意味もなく登りたくなった記憶は誰しもあると思います。

なぜか、身体は不安定を求めてしまうものですよね。

「安定した生活と、不安定な生活だとどちらがいいですか?」と聞かれたら9割以上の方は

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「自分の好き」を知るために必要なこと

「自分の好き」を知るために必要なこと

「自分の好きを大切にしよう」

「嫌いなこと、やりたくないことはやめよう」

「自分の得意を仕事にしよう」

そんなふうに現代では言われることが多いですよね。

皆さんは、自分自身の「好き、得意」を自分でわかりますか?

意外と周囲に合わせたり、流行に流されているうちに「自分が一体何が好きなんだろう?」と悩む人も現代ではかなり多いと思います。

私ごとなんですが、昨日、友人であり尊敬している陶芸家

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不安の正体

不安の正体

対人関係・将来の不安・お金の不安・健康の不安など・・・

「不安なこと」は日々の生活で次々出てきますよね。実際にこういった不安がぼくらが日々生活する原動力にもなっています。

例えば、

・バランスの良い食事を求める→病気になりたくないという不安心理が前提にある

・毎日のスキンケア→肌荒れを起こしたくない心理がある

・やりたくない仕事でも毎日通勤する→仕事を失いたくないという不安が前提にある

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「痛み」は身体のバランスを保つ大切な感覚

「痛み」は身体のバランスを保つ大切な感覚

膝の痛み、腰痛、腹痛、日々生活する中で色々な痛みが次々出てきます。

こういう煩わしい痛みはできるだけ早くなくなってほしいですし、出来るなら痛みを感じずに生きていきたいですよね。

もちろん、ぼくの整体院にも身体の痛みに悩み相談に来られる方はとても多く、痛みについて整体師になってからずっと探求をしてきました。

生理学の分野でも、痛みがどのようにして受容されているかはある程度解明はされていますが、

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「不安」の解消方法とは?

「不安」の解消方法とは?

この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

「人に嫌われることが怖くて八方美人を振る舞ってしまう」

「すぐに、◯◯になったらどうしようと考えてしまう」

お金の不安、人間関係の不安、将来の不安、健康の不安など、日々生きる中で溢れてくる不安に悩みすぎて、どうしたらいいのかわか

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不安症と「さみしさ」について考えてみた話

不安症と「さみしさ」について考えてみた話

この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

「旦那と一緒にいないと不安感がつよくて、安定剤を服用している」

「もし、今旦那がいなくなったらどうしようと不安でしょうがない」

不安症、パニック障害などで悩む方でこんなふうに感じる方は多いと思います。孤独感や寂しさに耐えきれず、

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発達障害という名の「個性」

発達障害という名の「個性」

発達障害は、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、チックなど様々な病名があります。

これら以外にも、ぼくの整体院には起立性調整障害や過敏性腸症候群などで悩む小中高校生が訪れます。その数は年々増えています。

実際、数字上は発達障害と指摘される人が増えていて、2003年から現在まで約2倍以上に増えているとされていますが、増加した理由は現代になって発達障害

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「普通」ってなんだろう?【不安症・パニック障害】

「普通」ってなんだろう?【不安症・パニック障害】

ぼくの整体院は一般の整体院と比べて、不安症状やうつ症状、パニック症状で悩む人が大勢いらっしゃいます。

そういう方々と話をしていてよく出るのが「普通の生活がしたい」という悩みです。

この言葉の重みは、恐らく悩んだことのある人やその家族にしかわからない感覚ではないかと思います。

正直ぼく自身も、日々不安症など精神的に悩む人を整体で治療してはいますが、実際自分はそのような症状に悩まされた経験はあり

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