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自己肯定感は低いままでいい話

「どうせ自分にはできないだろうな、、」

「なんでいつも自分は失敗ばかりなんだろう、、」


不安を感じやすい、自信が持てないといった自己肯定感の低さを感じる人はとても多く、ときにメンタルが疲れてしまい、うつ病やパニック症状などを引き起こすこともあります。

そのため、「自己肯定感」とネット検索すると、「自己肯定感の上げ方」という内容の記事や書籍がたくさんあります。

自己肯定感の低いことで悩み、それを上げるためにはどうすればいいか?と悩んでいる方の多さがよくわかります。

ぼくは整体を20年近く行ってきて、自己肯定感が低く心身のトラブルにつながっているケースを数えきれないほど体験しましたが、

そのほとんどが、自己肯定感が低いことよりも、『自己肯定感が低いことが=悪いことだと認識している』ことによるもので、この2つは似ているようで全く違います。

本記事(収録)では、「自己肯定感は低いままでいい」ということをいくつかの事例を用いてお話したいと思います。

自己肯定感の低さで悩む方には、本当に知って欲しいことなので、ぜひ最後までお読みください。

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなっています。本記事は箇条書きで要点をまとめた記事ですので、本編はラジオ収録で解説しています。内容をしっかりご理解するために下記のラジオ収録もご視聴ください。

自己肯定感が低いから、質の良い作品に仕上がる

・「このままの自分ではなダメだ」「こんな仕事ではダメだ」「自分はまだまだだ」だからこそ、細部まで手を抜かずに仕事(勉強)ができる

・以前、プロ野球選手をみていた時に、オフシーズンにその球団のトレーナーさんが挨拶に来てくれたことがあった

・そのトレーナーさんが言った言葉

『プロ野球に入る人は、みんなセンスや技術といった点では大きな差はないんですが、一流になる人と、そうでない人が確実に出てきます。一流になる人の共通点、基本的に自分に自信がない人が多いです。その方が練習はもちろん、野球を探究するので、結果一流になります。自分の能力や技術に自信を持って入ってくる選手は結果が出ないと挫折したり、結果を出しても慢心して練習しなくなり、結果的に潜在能力を発揮できずに選手生活を終える人は実はとても多いです』

・プロ野球に入れる人なんて、小中高、大学、社会人チームではかなり上手い人。

・そんな人が集まってくるプロの世界で成功の可否を分ける一つの能力が「自己肯定感の低さ」でもある


ぼくは自己肯定感は基本的に高いタイプ

・ぼくはとても不器用で、人がすぐにできることがすぐにはできないけど、ある程度まではコツコツ継続努力するのは割と好き。

・なので、なんでもやり始めはめちゃくちゃ自己肯定感が低い

・でも少しできると、器用さが出てきて「俺できる」と勘違いしやすい性格
だから最終的にはできると思っている点では事項肯定感は高いのかもしれない

・だから1番になれたことはない。中途半端にいくつかのことができるようになる

・そして、ある程度できたところで調子に乗り大失敗する。
免許とって半年で事故を起こしたり、整体も初めの数年で少しできた時に調子の乗りすぎて大失敗をした。(当時の院長と患者さんの前で大喧嘩して退職、、、)


自己肯定感と同時に「自分を知っておくこと」

・上述したぼくのケースのような、自分の「癖」を知っておくことが大切だと思う。

・そうすれば、自己肯定感が低いことも、高いことも、どちらでもよくなる
山頂は同じだが、東側から登るか、北側から登るかの違いと同じ。ルートが違うだけ。

・要は、自己肯定感の高い低いよりも、自分が成したいこと、行きたい生き方に眼を向けることが大切。

・その中で、自己肯定感が低いことがメリットになったり、自己肯定感が高いこともときにメリットにもなる。真逆に見えて、どちらも同じ。


できようがないことに対して「不安だ…」とは感じられない

・そもそも、できないことに対して不安を感じることもできなければ、自信がないということすらできない

(例)

もし、あなたが来週100m走の大会に出るとして、「9秒台で走れるかな…」とか、「9秒台出す自信は正直ないな、、、」と思えますか?

普通に考えて無理です。不安にも思うことも、自信がない言うことさえできません。

でも、それが、日本で3番以内に足の速い人だったら…どうでしょう?

普通に、来週のレースで9秒台で走れるか、不安だと思うし、自信がないと言えるはずです。


・この例で何が言いたいか、わかりますか?

・結論、不安に思うことは、大前提「できる」と思っていることであるということ。できると根底で感じていることにしか、「不安だ…」「自信ないな…」とは言えないというわけです。

・不安に思うこと、自信のなさで悩んだ時は、前提として「そう思える」のは何故か?という部分に目を向けてみることが大切だと思う。


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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