ろくじろう

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記事一覧

詩『アフタヌーンティー』

あなたがだいじに しているものと 私がだいじに しているものと どうしてこんなに ちがうのか ちょっと さみしくなるけれど まぁとりあえず それはそれ 暗い話は なし…

ろくじろう
1か月前
36

詩『惑わされず』

すきとか きらいとか よいとか わるいとか やりたいとか やりたくないとか そういうことに 関係なく 何も しない ※フィクションです。娯楽としてお読みください。

ろくじろう
1か月前
33

詩『厚切りトースト』

朝日のあたるテーブルに きれいに焼けた厚切りトースト 何もつけていないのに どうしてこんなにおいしいんだろう 淹れ立てのコーヒーと なぜこんなに合うんだろう すご…

ろくじろう
1か月前
29

詩『唯一無二』

唯一無二の 存在なんて ぼくはぜんぜん 興味ない できれば 十把ひとからげがいい みんなでいると 楽しいし 困ったときは お互いさまさま お気楽極楽 ユートピア さみし…

ろくじろう
1か月前
28

詩『生きることが好き』

上手い生き方あふれてる ネットで探せばいっぱい見つかる 効率的で無駄がない 無駄をこよなく愛する私 それでも楽しく生きられるのは 下手の横好きなんだな きっと

ろくじろう
1か月前
37

詩『入道雲』

夏の空に 雲がわく 積乱雲って いうらしい はげしい雨が ふるみたい でも 僕にはどこか 希望に見える 子どものころに 抱いてた 大きな希望 そのものに

ろくじろう
1か月前
36

詩『きれいなもの』

与えられたものだけが きれいだった 手に入れたものは ぜんぶ 「私」で よごれてた

ろくじろう
2か月前
30

詩『存在(仏教的に)』

僕が今ここにいる理由をたずねて 遥か昔へ旅をした 旅先での出来事 出会った人々 どれかひとつが欠けても 今の僕は存在しない そのありがたさはよくわかったが 生まれ変…

ろくじろう
2か月前
30

詩『西よりの風』

海を渡って 大陸から吹いてきた風は 山を越え この町へとたどり着き 洗濯物と 僕の涙を あっというまに 乾かした

ろくじろう
2か月前
29

詩『やれやれ』

僕は何もしていないのに すべてがうまくいくことがある 何かしようとすると すべてがうまくいかなくなる だからといって あえて何もしないなんて度胸が 僕にはない やれ…

ろくじろう
2か月前
29

詩『冷徹』

血も涙もない 彼は つまらぬ情に 流されず 無差別に 人を 救った

ろくじろう
2か月前
22

詩『生』

長く生きる よりも 上手く生きる よりも 楽しく生きる よりも 深く 生かされる

ろくじろう
2か月前
24

詩『彼女のひと言』

ただの歓びよりも 悲しみの中にこそ 真の歓びを感じて ただの豊かさよりも 貧しさの中にこそ 真の豊かさを感じて なんてことを彼女に言ったら 「それはただの強がりね」…

ろくじろう
2か月前
32

詩『自然に』

花は何の努力もしないで咲く 小鳥は何の努力もしないで歌う 地球は何の努力もしないで回り 宇宙は何の努力もしないで膨らむ なのにぼくは努力してこれ… でもよく考えてみ…

ろくじろう
2か月前
25

詩『逆境』

立ち向かうことは しない 逃げることも しない 静かに呼吸を 整えて ご飯をゆっくり 嚙んで食べ そして 何より とりあえず 寝る

ろくじろう
3か月前
24

詩『我が事』

何かの本の中に 自分の影をおそれ逃げ回り 日陰に入ることに気づかず 息絶えた男 という話があった 笑えない

ろくじろう
3か月前
17

詩『アフタヌーンティー』

あなたがだいじに
しているものと

私がだいじに
しているものと

どうしてこんなに
ちがうのか

ちょっと
さみしくなるけれど

まぁとりあえず
それはそれ

暗い話は
なしにして

いっしょに
お茶でも飲みましょう

永遠という時間の中の
気持ちのいいこの昼下がり

せっかくこうして
会えたのだから

※フィクションです。娯楽としてお読みください。

詩『惑わされず』

すきとか
きらいとか

よいとか
わるいとか

やりたいとか
やりたくないとか

そういうことに
関係なく

何も
しない

※フィクションです。娯楽としてお読みください。

詩『厚切りトースト』

朝日のあたるテーブルに
きれいに焼けた厚切りトースト

何もつけていないのに
どうしてこんなにおいしいんだろう

淹れ立てのコーヒーと
なぜこんなに合うんだろう

すごくいいかんじの
真新しい週のはじまり

※フィクションです。娯楽としてお読みください。

詩『唯一無二』

唯一無二の
存在なんて
ぼくはぜんぜん
興味ない

できれば
十把ひとからげがいい
みんなでいると
楽しいし

困ったときは
お互いさまさま
お気楽極楽
ユートピア

さみしがりやと
言われても
にぎやかなのが
ぼくは好き

※フィクションです。娯楽としてお読みください。

詩『入道雲』

夏の空に
雲がわく

積乱雲って
いうらしい

はげしい雨が
ふるみたい でも

僕にはどこか
希望に見える

子どものころに
抱いてた

大きな希望
そのものに

詩『存在(仏教的に)』

僕が今ここにいる理由をたずねて
遥か昔へ旅をした

旅先での出来事
出会った人々

どれかひとつが欠けても
今の僕は存在しない

そのありがたさはよくわかったが
生まれ変わって死に変わる

この果てしない輪廻から
抜け出したいと正直思った

詩『やれやれ』

僕は何もしていないのに
すべてがうまくいくことがある

何かしようとすると
すべてがうまくいかなくなる

だからといって
あえて何もしないなんて度胸が

僕にはない
やれやれ

詩『彼女のひと言』

ただの歓びよりも
悲しみの中にこそ
真の歓びを感じて

ただの豊かさよりも
貧しさの中にこそ
真の豊かさを感じて

なんてことを彼女に言ったら
「それはただの強がりね」って
真の私を見抜かれた

詩『自然に』

花は何の努力もしないで咲く
小鳥は何の努力もしないで歌う
地球は何の努力もしないで回り
宇宙は何の努力もしないで膨らむ
なのにぼくは努力してこれ…

でもよく考えてみると
花も小鳥も地球も宇宙も
ただそうなっているだけ
ぼくにもきっとある
そうなっている何か