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人が"生きる"を続けるには…… みんなが平和で、心地よい生活を。自殺者・犯罪者を減らしたい。

2021年度 下半期、noteを通して発信したい記事、No. 1になりそうです。

早速本題へ入らせていただきます。m(_ _)m

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【神経系のリセット】の重要性


人は生まれると、最初に居場所となる環境が親(養育者)の元となるので、下記の視点から入らせてもらう。


親が毒親にならないためには?

子どもが苦しまないためには?

配偶者が苦しまないためには?

親も子も苦悩しないためには?


親自身の、心と体を、楽で平和な状態にすることが重要と考える。🕊✨

具体的に言うと、神経系のリセット(トラウマが取れているニュートラルな状態、赤ちゃんに近い状態の神経系)の大切さと表記させてもらう。

親がそのような神経系の状態(体→心→頭へ連鎖する)であれば、子どもや家族への影響もプラスに働く。

子を思う親が、なぜ毒親と呼ばれる存在と化すのか…

親は子ども(家族)の為にと思うのに、なぜ子ども(家族)が潰れるのか…

そもそも親はなぜ感情のコントロールができず、子ども(家族)にぶつけてしまうのか…


↪︎親自身のトラウマが蓄積されてしまっているから。親自身が子どもの頃されたように、自分もまた良かれと思い我が子をコントロールしてしまう、負の連鎖に気が付けなかったから。

気が付いていても、自身の育った家庭環境からの連鎖を止められなかったから。

自分と子どもとの関わり方を実践で学べる環境に出会わなかったから。と私は考える。🦉


親には親のトラウマがあり、歴史がある。

しょうがないことなのだ。日本中の親に全てを背負わせてはいけない。初めての子育ては大変なのだ。地域との繋がりがなくなり、ワンオペなら尚更だ。 

しかし負の連鎖を止めない限り、心身不健康な人間が生成され続けていってしまう。

社会問題として取り上げられないにしても、上記のような家庭環境が多いことが、自殺者が多いことや犯罪者ができあがる要因に関係しているのではないだろうか。

余談**私は大学の頃、犯罪心理学の授業が好きだった。なぜ犯罪者のルーツを探る必要があるのか、理解できない人もいるだろう。私は加害者を擁護するつもりはない。単純に、犯罪者がどういう生成過程で出来上がるのかが知りたかった。なぜなら私自身が、いつ犯罪者側の人間になってもおかしくない気がどこかでしていたからだ。別に社会に恨みもなければ、ピアスすら開けた事もない。けれどもすごく不安定な感情や攻撃心、衝動性、強い正義感が自分の中にあったからだ。強い正義感というのは、一見するとヒーロー的に聞こえるが、恐ろしいものだ。その強い正義からはみ出す人・出来事・ものが許せず、悪とみなしぶっ潰したい感情が芽生えるのだ。**

もちろん家庭環境以外にも、人間が影響を受ける環境はある。学校や地域や職場やSNSなど。

自殺や犯罪のトリガーとなる出来事も、いくらだって外の環境にあるだろう。

それでも1人の人間が形成される過程において、1番影響受けるのは言わずもがな、家庭環境だ。親(もしくは養育者)から受ける影響なのだ。

親自身の、体と心と頭の状態を平和にすることが最重要事項なのではないだろうか。

親自身が、心地よさや幸せを感じられるようになるにはどうしたら良いのだろうか。

親自身の自律神経が正常化し、感情のコントロールが自然にできる状態であることは、

親自身にとってもgood💓で、子どもにとってもgood💓で、配偶者にとってもgood💓で、つまり最高な環境を提供することに繋がるのではないだろうか。 

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子を持つ親だけの課題ではない


平和な人が増えるためには→子の神経系を平和に育てる事が重要。そのためには→親自身の状態も平和に持っていく事が重要だとこれまで書いてきた。

では、そのためにはどうすればいいのか。

そして、親以外の立場の人で苦しんでいる人はどうすればいいのか。後ほど記載する。

赤ちゃんは、気質は違えどまっさらな状態で生まれてくるので、親の関わり方によって平和な神経になることはスムーズだと思う。

一方でトラウマを積み重ねてきている我々は、不安定な神経をリセットすることは一筋縄にはいかないだろう。

平和な神経の状態に自らを持っていけるようになる事は、独身・既婚・子あり・子なし・性別・年齢など関係なく、全ての人にとって、生きやすい自分になるための、根本的かつ本質的な要素に思えてならない。

なので、親子関係だけでなく、パートナーとの関係や、あらゆる対人関係において、自らが平和な状態であることの重要性を伝えたい。

全ての人が(特に苦悩されている人)、今よりも心地よく、ニュートラルで平和な状態で存在していくこと。これが1人で生きていく上でも、誰かと生きていく上でも、とてもとても大切なんだと思う。その人自身にとっても。関わる周囲の人にとっても大切なんだと思う。人が"生きる"を続けるために、本当に大切な事なんだと思う。

いつからだろうか…布団にくるまり声を押し殺して泣き喚き、もがき苦しむ子どもになったのは。いつからだろうか…絶望感や無気力ながらにも、「普通がほしい」と願う子どもになったのは。。

私は上記(太字部分)を、学校やその他の環境でも知り得なかった、気付けなかった。

思春期くらいから、出口のない問いにずっと苦悩し続けてきた。それは哲学と呼ぶにはあまりにも辛すぎた。

なぜ人は生きるのか。そして生きることはなぜこんなにも苦しいのか。こんな私が、苦しまずに幸せを感じられる日々が来るのだろうか、この当時は想像できなかった。

しかし、トラウマセラピーを専門とする人に出会い、1年半弱関わり、お世話になり、ようやく気付けた。自分の足でトンネルを抜けた。苦悩からの脱却だった。 

長く重要性ばかりを伝えてきましたが、実際に具体的にどうすればいいのか、じじ論を書かせてください。🙇‍♀️

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ニュートラルで平和な状態にするにはどうすればいいのか(①〜③)


これはその人の状況(現状の生きやすさのレベルや、本人の自覚の度合いや意識)によっても変わってくると思うが、下記に挙げてみる。

①ソマティック・エクスペリエンシング®(トラウマセラピー)を体験してみる。(資格があり経験もある方を調べる)

私は、1年半近く通ったら自律神経が正常化した。不安がとれた。感情や思考のコントロールも、気付いた頃にはできるようになっていた。対人関係も、学生の頃に戻れたかのように、悩むことが減った。平和に感じる日が増えた。夫と激しくケンカしたり、1人になりたいと思うことがゼロになった。

対人関係において共通しているのは、社会人になってからは、関係性に苦しさを感じるようになり、何かをきっかけに"1人になりたい"(関係から逃げたい)と感じるシーンがあった。それが無くなったのだ。子供の頃のように、対人関係での様々な出来事を、もっともっと単純に捉えられるようになった。

今は人生が楽しく思えてきている。

セラピーでは脳幹からダイレクトに神経にアプローチさせて、同時に、カウンセリングやセミナーで認知から情報をいれたので、効果が早かったのかもしれない。

※スピリチュアルやタロット的なものではなく、私が受けているものは、こちらの記事の『セラピーの感想』の項目に詳細を載せた。気になる方はどうぞ↓


②日頃の体を動かすタイミングで、マインドフルネスを取り入れる。毎日、少しだけでもいい。

五感の活性化や五感へのフォーカスが、自律神経の自己調整と深く関わっているように感じる。

ヨガ、ピラティス、ウォーキング、散歩、ジョギング、皿洗い、掃除、料理など、体を動かすタイミングは結構ある。

最近はおうちヨガも流行っており、動画を見ながらできる。私は朝散歩をたまにしている。

この時に可能ならば、体の五感に意識に向けるようにする。散歩なら、足の裏の感覚はどんな感じ?空気が鼻から肺に入る感覚は?風を肌でどう感じる?視界には何が入る?などなど。

自身の過去のトラウマ処理はできないものの、自律神経を正常化するには効果がありそうだ。

五感に意識を集中させることって、どこでもすぐできるのに、とっても心身に良い影響がある。子どもにとっても、大人にとっても、頭と心と体が連動して繋がれる素晴らしさ、自立神経の整う素晴らしさ、それはこちらに記載した↓

少しでもストレスフリーに感じられる生き方に興味はありませんか?🌱✨👶

運動やヨガをするとなぜかこころが晴れる。

あれはきっと、頭にある悩みとそれに連動したネガティブな気持ちがその瞬間はどっかいってるし必然的に体を動かすことに集中しているから。体の感覚が過去に引っ張られていない、"今ここにいる状態"になっているからなのだと思う。

繊細さんの方が感覚に対して敏感な分、セラピーやマインドフルネスの感覚が掴みやすい気がする。

私も子どもの頃からHSP気質が強めチャンでした。セラピーをやる際に求められる、思考を使わずに自分の体の感覚をどこまでも感じること、これが、敏感な私は割と捉えやすかった。きっと苦手な人は苦手だろうな…(鈍感力高めな夫とか←失礼)

③自分を心地よくさせるものを見つける。

本を読んだり動画をみたり、お気に入り物を置いたり、音楽を聴いたり、何でもいい心地よいものを見つける、探しながら生きる。何に癒され、何を心地よく思うのかを見つけていく。

②と少し似ているが、自分の機嫌の取り方、感情調整の仕方を自ら発見していくスタイルだ。

個人的に好きなYouTuberさんは、このやり方をしていた。お気に入りのコーヒーを豆からひく一連の動作が、自分自身をこの上なく心地よくさせ、気持ちがリセットされるらしい。☕️

おそらく②や③あたりは、多くの方がやっているのではないだろうか。心地よさや癒しを自然と求めていないだろうか。不安定な神経系をリセットしたいのだ。誰しも多かれ少なかれ、トラウマの蓄積をしながら生きているのだから。。

“今"を生きることがどういう意味で大切なのか、少しずつご理解いただけたら私は嬉しい。

トラウマに引っ張られている体の感覚(神経)→心→思考はすべて、"過去"のもの。私たちは今を生きているようで、苦悩に直面している時の状態は、意外にも過去の状態らしい。

過去の小さなトラウマたちは、神経に冷凍保存されているので、日常に潜む些細な事がトリガーとなり、簡単に過去に引っ張られてしまう。

"今"を神経や感覚で捉えられたら、自ずと感情や思考も"今"にもってこられる。これが"今を生きている"状態だ。

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最後に、私の思い


個人的に毒親という表記が好きではないので、あまり使いたくはないのですが、タグ付けはしています。毒親育ちや毒親関連が気になる方にも読んでいただきたいためです。毒親育ちの方や毒親を減らしたい気持ちはあります。

しかし私が記事として書きたいのは、毒親かどうか、毒親育ちかどうかではありません。

そこに固執することは、サバイバーには響いたとしても、毒親と呼ばれる親になるのを防ぐことは出来ないように思えるからです。

じじ的には、

毒親・毒親育ち・メンヘラ・うつ病・アダルトチルドレン・統合失調症… そういうワードや病名にカテゴライズする(される)ことにあまり感心が持てません。むしろちょっと苦しさがあります。。

「他にもいるんだ、私が悪いんじゃないんだ」と知ることで最初は安心しました。しかし知った後も、とくに生活が生きやすく変化することはなかったです。共感だけでは、自分にも他人にも、平和はこない気がしたんですよね。。
自分がHSPでACで社会不安障害で鬱で毒親育ちだと知っただけでは、何も変わらない。その先へ進まなければ扉は開けない、そう感じながら20代は葛藤していました。。(病名なんて病院ごとに違ったり、時期によっても違ったりしたので、悩むだけ無駄な時間だった。でも苦しい原因を知りたいから病院を探しては行ってみた) セラピーで根本となる幼少期のトラウマたちを処理していったら、徐々に、苦しい割合が生活から減っていきました。つまり…上記のワードたちの根っこは、神経系に蓄積されたトラウマにあったということです。気質や遺伝で出来ている自分の要素もありますが、それらがプラスなエネルギーになるのかマイナスなエネルギーになるのかは、その後の環境要因が大きいのでは?と思っています。
自分のトラウマが取れたことを実感したときに、そこにはカテゴライズも何もないけど、自分を傷つけるものから守るATフィールドのような感覚が、自分の中にはっきりと生まれました。人と自分を切り離せて、自分を守れるようになりました。これが脳幹からのボトムアップなのか💡体(感覚)からアプローチするってこう言う感じなのかと体感できました。表現おかしいかもですが、私の人生から"苦しさ"が消えました。。


ワードや、カテゴライズ自体に左右される人間を増やすよりも、親になる人、教育者になる人、子と関わる人、又は今を生き悩む人(子どもや大人)が、平和で平穏な頭と心と体の状態になることが私の理想であり、そのために出来ることはないかと考えているからです。

【子育てや教育者の方】へ

どういうことをされて育ったらどうなったかの実体験を伝えたい。子どものときはよく分からなかったけど、本当は親にこう接してほしかったんだ、そんな子もいるんだと伝えたい。    

"子どもにとって何が真に大切なのか"、その理由や根拠を学べて体感もできる子育て支援や勇気付けセミナーをやっている方がいるので、もっと多くの方に知っていただきたい。

私はこれを義務教育の段階で学びたかった、知りたかった。。そこには生きやすくなるためのヒントが散りばめられている。。

どうか世間で毒親と呼ばれるような親にならないでほしい。(子どもためと思い教育する親が、知らず知らず毒親になっているケースも多いようです)子どもが心身健康に育ち、自立して苦悩しない人間に育つように、そして親自身も生きやすく苦悩せずに、心身健康でいられますように。。どちらも可能なのだから。

親の神経系のリセットができている状態で、子へ勇気付けの対応ができれば、子どもは不健康に育つことはないだろう。自立して手がかからなくなるのも早いらしい。。

※何度でも紹介させてもらいます。私が通っているところの先生は、親側の立場の人も救っています。私のように、幼少期にトラウマを抱えすぎた立場の人も、救っています。どちらの立場の人間も、平和に生きられるように変化するんです。。ここがすごいなと思います。正論や原因追求ではなく、一人一人のあるがままを捉え、トラウマの記憶にアプローチしたセラピーを行う。徐々に自律神経の調節をクライアント本人の脳が自然と行えるようになる。精神的に楽に感じるように変化して思考も変化する…  自己啓発でもなく対処療法でもなく、もはや手術のような根本治療にさえ感じる… それが私の通うトラウマセラピーです。


【日々何となく苦しいと感じ生きている方】へ (子ども大人問わず)

少しでも楽に生きてもらえますように。

もがき苦しみながら何年も経ち、苦悩の人生を送ってきた人でも、脱却できるんだ!と知ってほしい。どんな経路を辿り、何が脱却に繋がったのかを伝えたい。少しでも参考になれば嬉しい。

思えば学校生活で何かトラブルがあっても、不登校とは無縁であり、唯一ずっと小学生くらいから苦悩してきた事は、家庭環境だ。とくに親に対する憎しみ、絶望感、苦しみ、怒り、悲しみから、メンタル不調を起こしていた。友達付き合いも諸々あってもなんだかんだ上手くいってたのだ。学生時代までは。ところが社会に出てからは、職場という新たなストレスが加わり、蓄積を続け、ついに友人関係すら上手く維持できず、あらゆる対人関係に苦悩するようになった。職場でも、昔からの友人とも、彼氏とも、あらゆるところで適応することが困難になっていったのだ。。皆が普通に出来ていることも、なにも出来る気がしない、不安しかなかった。。なににも自信が持てず、なにも出来ない自分が形成されていった。


そして、

こんな人間を、子どもを、少しでも減らしたいし、これ以上、生成されぬようにしたい。。


これが、2021.08の私の思いです。🦉

まだ私には出来ることが限られていますが、それでも出来る限りのことをしたいと思います。

私の周りだけでも、普通に生きてるようで、本来しなくても済んだであろう、苦悩の人生を送っている人はいました。それが自死へ繋がってしまう人もいました。身籠ったまま自死した女性の話も聞きました。

ひとつひとつニュースにならなくても、日本中で悲劇が起きているのが現実ですよね。。

日本は戦争がない、たぶん救える命はたくさんある、しかしシステムが機能していないからなのか分からないですが、認知されていない事が多いような、重要視されてない事が多いように思います。よって、防げるものが防げない、救えるものが救えない… そんな気がします。。 

自分だけ幸せで平和ならラッキーとは思えず、 平和になれるのなら、その術を多くの人に共有したい。。そう思うのは、探しても考えても分からずに何年も過ごしてきたから。人の苦痛に敏感なのは、苦痛にもがき続けてきたからなのかもしれません。

だから苦しんでる人、辛かった人こそ、出来ることがあると思うんです。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました🙇‍♀️


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