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「ファンのためにだけ頑張ってたら、あきませんわ」

ブラジルへの移民、力道山によるスカウト、新日本プロレス設立、政治家転身……。その激動の人生の中で、「元気ですかーっ!?」「元気があれば何でもできる」「迷わず行けよ 行けばわかるさ」など、人の心を震わせる数々の名言を生み出してきたアントニオ猪木さん。

今、Twitter上ではそんな猪木さんのアスリート魂を象徴する、新たな名言が話題になっている。

世間には、よく(私はファンのために頑張ります)なんていうやつがいるけど、 そんなの嘘だね。ファンのためにだけ頑張ってたらダメになっちまうよ。あくまでもテメエの生き方をどれだけ主張するか。そしていかにファンをこっちに向けさすか。」

(:アントニオ猪木Twitter公式アカウント)

たしかにこの頃「ファンのために頑張ります」というセリフは、アスリートやミュージシャン、俳優やファッションモデルなどの常套句となっている。しかし本人にとってもファンにとっても、真に重要なことは「誰のために頑張っているか」ではなく、その対象が「いかに己を己たらしめるべく頑張っているか」である。それを自覚し、身を進んで政治活動やチャリティー活動に取り組んできた猪木さんにとっては「ファンのために」なんて、口先だけのセリフは陳腐に思えてしまうのだろう。

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この猪木さんの新たな名言にTwitter上の猪木ファンは熱狂。「だから私たちはプロレスにではなく猪木さんに熱狂したんやわ。」「仰る通りでっせ! これも猪木さんが一貫して言っておられることですなっ。 猪木さんの試合を通じての生き様、メッセージをファンが受け取り、その結果、ファンの血肉となり、ためになるという。 おのれはそう思っておりました。」

「リアル猪木世代の俺にとって、この猪木の言葉は深く胸に染み入る。どっぷりプロレスにハマったのも猪木の試合が、ただ純粋におもろかった(面白かった)からやで。」

「ごもっともだと思いますぞ。 まさしくこれこそが猪木イズム、ってやつかいな!」

(上記抜粋、一部訂正)

猪木さんとは世代もちがえば、興味はありませんが、怒涛のごとく生きておられますね。お元気な方です。伝えたかったのは、猪木さんの言葉です。

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