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#note
日常のふとした瞬間に溢れ出る虚無感は どうしたら埋められるのだろう
小さな幸せに気づけない。
誰とも約束が出来ないというのは人生を放棄しているようだ。
わたしは刺し殺したいほど好きな相手もいないし、刺し殺されるほど人と関わりを持っていない。電話をするほどの相手もいないし、煙草を一緒に吸ってくれる相手もいない。ほとんどの時間わたしはひとりで過ごしている。仕事をしている時は引っ切り無しに人と会話をしているが、どこか壁に向かって話をしているみたいだ。別になんの感情の跳
別居婚を、8年間やってみた
「今日は、何して遊ぶ?」
土曜日の朝。
ピロン、と電子音が鳴った。
テーブルに置いてあったスマホの画面を見てみると、LINEが来ていた。
近所に住んでいる、私の結婚相手からのLINEだ。
結婚相手が「近所に」住んでるって、どういうこと?
と、思われたことだろう。
そうなんだ。
結婚相手は、私の家……ではなく。
近所の家に住んでいる。
私はわりと若い年齢で、結婚した。
結婚してすぐ、賃貸マン
自分に寛ぐことをしてみたい*ただのファンレター
自意識と救いについて組織に入ると、自分がその中の代替性のある歯車の一つであると感じて、その無機質さに嫌気がさす。
私は。私という存在は?
noteを書いているのも、そんな自分に対して自分を掘り起こしてあげることなのかもしれない。
ヨガの話になってしまうのですが。
この数ヶ月、ヴェーダンタ、というものを聞きかじり、バガバットギータに触れました。師として在る人、と語り、教え、というものは対話に
セクハラを会社で報告したら、つながった勇気のこと
「言わなければよかった」
"大丈夫"の境目がわからない。
つらく、苦しいことを体と心の中で馴染ませ、ごまかしている。いつまで経っても報連相がうまくできないわたしは、涙と手を繋ぎながら話している。誰かに寄り掛かってばかりだから、自分を"負担"と捉えてしまうのかもしれない。
頼ってもいいのかな。
頼ったら、迷惑なのかな。
聞きたくなかった言葉ほど、ぬるい風にのって律儀に届く。昔勤めていた会社で
写真家の恋人が、わたしのことを撮らない理由
ひどい顔をしていた。
鏡の前に立つ必要なんてない。今まで生きてきた中で何度も理解していたから。比べるものではないのかもしれない。花瓶に入った水を交換する時に、わたしは花の表情を見なくなっていた。皿に柄は、少しでいい。乗った心と向かい合えるよう、影になっている。窓枠を抱えてそのまま、わたしは昇るようにして、屋上から——
簡単なことだった。
「撮らないでください」とわたしが強く言っていたから。瑠
恋人でもあり親友でもある関係に名前を付けた日
現在アメリカーカナダ間で遠距離恋愛をしている彼と、LINE電話を通して会う頻度を上げよう!と決意したのは8月のこと。
遂にアメリカに行く時がやってきて、今回
半年ぶりに彼の住むバージニア州を訪れた。
たったの3日間だったけど、今回確信した
とてつもなく嬉しい事実が1つある。
それは
彼は恋人だけど、同時に私の
親友でもあるということ。
その発見を彼に話したのは、映画鑑賞のために
ポップコ
『愛してる』をどう翻訳するか
告白のときに『好きだよ』の代わりに
『愛してるよ』を使う人はごく稀だ。
口が上手いプレイボーイは相手に好きっぽさを醸し出すのはお手のもんだと思うし、『好きだよ』というリップサービスをすることに抵抗は無いだろう。でも、芯からの愛してる感を醸し出すことは至難だし、出会って間もない人に対して『愛してるよ』とは言わない。
愛してるよの価値はここにあると思う。
大量生産出来ない、好意の頂点。気持ち
SNSで、あなたにとって大切な人格を。
鏡の前にいる自分と、目を逸らした。
「こんなの、わたしじゃないのに。」
顔を洗い、肌を剃っている。
わたしにとって、途轍もなく苦しい時間。
これがなくなっても他にもあるし、きりがない。ずっと、ずっとわたしがなりたかったわたしは違うのに。だからこのSNSを使って、海に潜った。肯定されるまで息を止めた。誰かが振り向いてくれるまで、叫び続けた。
「終わりましたよ。」
何度も、わたしが呼ばれたかっ
それは言わないものなのか、言えないものなのか。誰しもが秘密を抱えて生きているとしたら。
自分自身のことがわからないという、なんとも贅沢な悩みを抱えている。
「真面目な人」になるのが格好悪いと思っていた当時。ひたむきに頑張ることはせずに、どこか破天荒な自分を演じていた。
頭のおかしい人間だと思われたかった。
話が通じない、面白い人間だと思われたかった。簡単に無茶をして、他人の人生を生きているかのような人が羨ましかった。わたしが今も夜に街へひとりで出かけるのも、そういう自分を心のどこ
"わたしたち"は時々、鬱だった過去の自分を忘れてしまうのです
落ちていくみたい。
朝、なんとなく自分だけひとり。
疲れが溜まっているわけでもないのに、道路に突然寝っ転がりたくなってしまう。アスファルトが羽毛布団に見えて、そのまま身体を預けそうになった。
小鳥が肩に止まったと錯覚する。
耳につけているイヤホンを外すと、そこは煩い世の中だった。
風化することのない。
ざらざらした手に触られる。
臓器に生えた、処理しきれない毛が邪魔をする。
「綺麗で強い心