マガジンのカバー画像

大河ドラマ「いだてん」の豆知識

44
大河ドラマ「いだてん」にまつわる豆知識を紹介します(^_^) 読んだ後に「へ~そうなんだ!勉強になった!」と思えるような記事を目指して頑張ります☆ 投稿をきっかけに「いだてん…
運営しているクリエイター

#オリンピック

熊本城だけじゃない!歴史めぐりの旅。

熊本城だけじゃない!歴史めぐりの旅。

 感染対策をしながら、熊本市、そして玉名市という場所にある歴史スポットに行ってきました。※車で移動しました。

熊本で歴史、というと、おそらく県外の方は熊本城か、加藤清正を連想するのではないでしょうか。

しかし!それだけではない見どころがあるのが熊本です。

今回紹介する歴史スポットは、かなりマニアック(笑)。

それゆえだったのか、ほとんど人がおらず、ほぼ貸切状態でした(笑)。

ただ、マニア

もっとみる
世代を超えた、努力のバトン。

世代を超えた、努力のバトン。

いろんな騒動があった中での五輪開会式。

賛美両論あるオリンピックの開催ですが、

純粋に世界平和の祭典を行える事は素晴らしいなと感じました。

大河ドラマ「いだてん」を思い出しました。

最初の日本人オリンピック参加者は2人だけ。

そこから100年の時を経て、史上最多の583人。

努力の積み重ねが、
ここまできていると思うと、感動します。

自分たちの代では、なかなか変化がないかもしれないけ

もっとみる
月曜日の朝からテンションが上がった話。

月曜日の朝からテンションが上がった話。

久しぶりに祝日のない一週間がスタートしました。

同僚の先生も、「今日は朝はきつかったですね・・・。」とこぼしていましたが、誰しもが通過するブルーマンデーの宿命でしょう(笑)

ただ、これを打破する言葉が1つあることを最近発見しました。

それは以下のフレーズです。

「これからいっちばん面白いことをやるんだ!!」

気付いた方もおられるかもしれませんが、実はこの言葉、今週のいだてん「バック・トゥ

もっとみる
マラソン競技の札幌開催から見えた、オリンピックの理想の姿。

マラソン競技の札幌開催から見えた、オリンピックの理想の姿。

 先日、東京オリンピックのマラソン・競歩を北海道の札幌で開催しよう、というニュースが流れました。

(詳しくはこちら:日刊スポーツの記事)

この問題、皆さんはどう思われたでしょうか?

 夏の東京はゆうに30度を超える中で、選手の体調を踏まえての決断ではあると思いますが、

 私はオリンピックまで1年間を切る中での開催地変更は、かなり準備が大変だと思い、正直「大丈夫かな?」と不安になりました。

もっとみる
感動したい時に伝えたいこと。  ー身近な歴史をたどった先にあるものー

感動したい時に伝えたいこと。  ー身近な歴史をたどった先にあるものー

 大河ドラマいだてん第37回「最後の晩餐」は嘉納治五郎の回、と言い切ってもいい内容でした。

実は筆者の私、嘉納治五郎とは縁があります。

と言っても親戚などの血縁関係ではありませんσ(^_^;)笑

どんな関係かと言いますと、

「嘉納治五郎も私も熊本大学(旧制五高)という共通の学び舎で過ごした」という縁です。

嘉納治五郎先生は、実は熊本大学の前身、旧制第五高等学校の三代目の校長でした。

もっとみる
物の見え方が180度変わることの大切さ

物の見え方が180度変わることの大切さ

 今週のいだてんの主人公は「前畑秀子」、女子水泳界で初の金メダルをとった選手の物語でした。

金メダルを取らなくてはいけないプレッシャーが画面を通してこちらまで伝わってきて、オリンピックを戦いきるだけでも、ものすごい戦いだったんだ、、と感じさせられた内容でした。

オリンピックを見れば、、

「日本はだめだな。弱い。銅メダルか…。」

「なんで金メダルがこんなに少ないんだ…。」

ということばかり

もっとみる
女子スポーツはここから始まった! 〜いだてん第21話「櫻の園」〜

女子スポーツはここから始まった! 〜いだてん第21話「櫻の園」〜

今週のいだてんの内容は、「女子体育の始まり」についてでした。

まさか金栗四三が女子体育の普及に大きく貢献していたとは知らず、ドラマを見ながら驚きの連続でした。

顧問をしている部活が女子のバドミントン競技である事も重なり、ドラマの中の金栗と自分との共通点が多かったです。

ストレートに物事を進めようとしながらも、なかなか女子生徒に思いが伝わらない様子が印象的で、「その気持ち、分かる分かる(>_

もっとみる
問われる、東京オリンピックでの国民の姿勢。〜いだてん第20話「恋の片道切符」〜

問われる、東京オリンピックでの国民の姿勢。〜いだてん第20話「恋の片道切符」〜

第20話は、主人公の金栗四三にとってオリンピック2度目の「アントワープオリンピック」の話でした。

国民の期待を背負って意気揚々と出発するも、結果は惨敗でした。

四三はフルマラソンで16位。
他の陸上競技では、野口選手の近代10種は最下位など、メダルが期待されながらの惨敗でした。

ドラマでは、オリンピックそのものを撮影するのではなく、3ヶ月後のオリンピック結果報告における記者会見での回想シーン

もっとみる
オリンピックへの参加を決意した金栗四三のもう1つの理由。

オリンピックへの参加を決意した金栗四三のもう1つの理由。

大河ドラマ「いだてん」主人公である金栗四三の手紙が生家で発見された、という記事が熊本日日新聞に掲載されていました。

書かれている手紙の内容は、東京の羽田で行われたオリンピック予選会での出来事でした。

書かれている字からも、真面目で誠実な人柄であることがよく分かります。

ドラマの中では、オリンピックの予選会で優勝しながらも、「オリンピックには出ない」とかたくなに断っていた場面がありました。

もっとみる
【いだてん第12話「太陽がいっぱい」 ~スポーツを当たり前にできることが感謝であると言える理由~】

【いだてん第12話「太陽がいっぱい」 ~スポーツを当たり前にできることが感謝であると言える理由~】


イチロー選手、引退
日本人メジャーリーガーとして、様々な大記録を打ち立ててきたイチロー選手が引退しました。

イチロー選手がメジャーリーグに行った当時、「日本人野手はメジャーで通用しない」と言われており、

引退会見でもご自身が語られていましたが、アメリカのファンからは「日本へ帰れ!」という、厳しい言葉が浴びせられたそうです。

イチロー選手のような、ある分野を開拓していく人というのは一番困

もっとみる
【いだてん第11話「百年の孤独」~かけっこが苦手な人、嫌いな人必見!いだてんに学ぶ、かけっこの心構え~】

【いだてん第11話「百年の孤独」~かけっこが苦手な人、嫌いな人必見!いだてんに学ぶ、かけっこの心構え~】

もうすぐ新学期になる季節になりました。
入学、就職、進級など、環境が変わる時期ですが、

実は熊本では、ほとんどの学校が9月ではなく4~5月に運動会・体育大会を行います。

秋の運動会ではなく、春の運動会なんです(^_^)

そのため、この3月下旬から徐々に運動会モードに入っていきます。

そんな運動会の中でも、特に好き嫌いがはっきり分かれるのが「徒競走」ではないでしょうか。

皆さんは「徒競走」

もっとみる
【いだてん第10話「真夏の夜の夢」~「NIPPON」表記と熊本県人の頑固さに迫る~】

【いだてん第10話「真夏の夜の夢」~「NIPPON」表記と熊本県人の頑固さに迫る~】

2月末にJリーグが開幕し、3月9日には野球の日本代表がメキシコとの強化試合など、

いよいよオフの時期が明けて、スポーツが楽しみになってくる季節になってきました。

スポーツの集大成の場といえば、オリンピックと言えるでしょう。

実はオリンピックでの日本の表記、今では「JAPAN」ですが、初めて参加したストックホルムオリンピックは「NIPPON」だったそうです。

普通、オリンピックでの日本の表記

もっとみる
【いだてん第5話「雨ニモ負ケズ」~いだてん気分が味わえる?!大河ドラマ「いだてん」のラッピング新幹線が登場!~】

【いだてん第5話「雨ニモ負ケズ」~いだてん気分が味わえる?!大河ドラマ「いだてん」のラッピング新幹線が登場!~】

大河ドラマ「いだてん」の第5話「雨ニモ負ケズ」が放映されましたが、皆さんはご覧になりましたか?

日本で初めてのオリンピックの予選会がメインのお話で、

主人公の金栗四三がフルマラソンを走りきり、見事2時間34分45秒という世界記録を打ち立てた回でした。

私の友人(熊本大学の学生)が年に2回フルマラソンを走っていますが、そんな友人でも自己ベストは3時間21分ほど。。。

「金栗四三は本当に早い。

もっとみる
【いだてん第9話「さらばシベリア鉄道」~シベリア鉄道の食事は今の◯◯◯◯円!?~】

【いだてん第9話「さらばシベリア鉄道」~シベリア鉄道の食事は今の◯◯◯◯円!?~】

大河ドラマ「いだてん」、第9話はシベリア鉄道での生活が主な舞台でした。

ご覧になられた方はいかがでしたか?

明治時代ならではのグローバルな場面があり、アメリカ人、ロシア人、フランス人など、日本人だけではない出演者が登場しました。

スケールの大きさを味わえたのではないでしょうか?

世界が同時進行で物事が動いていくダイナミックさは、明治時代を描く「いだてん」ならではだなと思い、ドラマを見ながら

もっとみる