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人となり日記

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仕事やプライベートで楽しかったこと、参考にしたこと、etc日々の振り返りを通して私の人となりを共有するマガジン。
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2020年10月の記事一覧

ベスト・パフォーマンスのすすめ

ベスト・パフォーマンスのすすめ

最強の健康法 ベスト・パフォーマンス

50人を超える一流の名医・健康専門家オールスターチームが集結。最強の信頼性を担保するべく、東大医学部で教鞭をとる中川恵一氏と、順天堂大大学院で教鞭をとる堀江重郎氏がトリプルチェックした

そんな本の紹介。
具体的な行動レベルで健康を我が手に納めたい方におすすめだ。

疲労感の定義

・疲労感とは自律神経の疲れているからこれ以上体を酷使しないでというサインであ

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褒め道を極めよう

褒め道を極めよう

特に医療福祉業界は

業務が予定通りに進むことが当たり前とされているので、ファインプレーが起こらない限りそうそう褒められることはない。
しかも褒める行為は一歩間違えると、煽てられている?何か裏がある?浅はかだな…etc相手の不信感を買ってしまうことになる。
褒められる経験が少ない業界で働く我々にとっては、褒められた後の対処が分からず、不信感が勝る場合が多いのだと私は思う。

今日は楽観的な私が、育

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起床後20分早歩き

起床後20分早歩き

究極の健康維持&ストレス解消&老化予防、
その方法とは。

ここ1ヶ月、ブログ以外で楽しく続けていることがある。

コロナ禍で運動するモチベーションが減る一方で、自分のことをよく知る機会が増えた結果、私は読書がより好きになる。健康維持・ストレス解消・老化予防を目的として、本を読み漁る。

それらが共通して伝えていることが、

やりすぎない運動習慣を作り出すことだった。

3つの視点から、導きだした

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心のケアの基盤3選

心のケアの基盤3選

人の心の状態はこれまでの経験や環境・病状の経過によって様々に変化する。しかしどのような場面に置いても話を聴く以上、心に留める基盤があると思ったことを3つ共有したい。

安心感の上で成り立つケア

悩みや辛みを話す時に話し手が期待することは、気持ちよく過ごせる環境だ。
聴いてもらえる・分かってもらえる心理的安全性が確保された時、話してみようと意欲が生まれる。

よくネット用語で「コミュ障」という言葉

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ポジティブメッセージを伝えたい

ポジティブメッセージを伝えたい

臨床現場では患者自身も医療従事者も、自身が持っている肯定的な力を気づけずにいると感じる場面が多々ある。
人は人との肯定的な関わり合いによって支えられ、自身の力を信じて発揮できた時、また人の支えとなる。だからこそポジティブメッセージの重要さを痛感する日々を振り返りたい。

在宅の現場で、肺転移のある患者さん

Aさん「トイレ行くだけでくたくただよ。このまま疲れて死んでしまうんじゃないかと思うから、元

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共感の技術チューニング

共感の技術チューニング

看護師は共感が大事だと耳にタコができるほど教えられる。
具体的に共感とはどのようなことを言うのかこれまでの経験を振り返りたい。

共感の技術、チューニング

チューニングとはコミュニケーション相手が今持っている調子・言葉の波長を合わせることであり、相手が安心感を覚え、信頼して耳を傾ける気持ちを持てるようにする働きかけのことである。
これは対患者(家族)・対同僚・対後輩への効果的な先導にも役立つ。

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新時代聴診器(超神器)

新時代聴診器(超神器)

聴診器といえばリットマン?

医療従事者の必需品、聴診器といえばリットマンが有名だ。しかし感染管理が今まで以上に求められる時代。聴診器のあり方に疑問を持っていた。

その疑問は

①、1人感染者が発生すると聴診器は1人1人の患者に取り扱う必要がある。

②、肺音や心音の聴診後の分析は各医療従事者(一人ひとり)の知識・技術に依存する

③、音の強弱については明確化な申し送りが困難。(昨日A看護師が聴

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拒食の先にリフィーディング症候群

拒食の先にリフィーディング症候群

初めての事例

回復期病棟は主に脳血管障害や骨折、廃用症候群後にリハビリ目的で入院される方が多いが、休み明けに聞き慣れない言葉が病棟を飛び交った。
今日はその「リフィーディング症候群」について学びを投稿する。

リフィーディング症候群とは

慢性的な栄養障害がある状態に対して、急激に栄養補給を行うと発症する、代謝性の合併症。 飢餓状態が長く続いたあとに急に栄養補給されると、心不全や呼吸不全、腎不全

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自己排痰のススメ

自己排痰のススメ

担当患者と叔父の容態

偶然なのか、ここのところ「肺気腫」を持病に抱える方とよく接するので、改めて自己排痰法を学ぶと、新しいことも知れたので共有。

そもそも痰とは

気道は、加湿・クリーナー・加温の働きをもち、
痰は肺の中の分泌物や、肺に入った空気中の浮遊物が粘液と混ざったものであり、上手く出せることで気道内感染を防いでいる。
成人の正常な痰の分泌量はおおよそ60-100ml程度で、喉まで出てく

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嫉妬のメリット

嫉妬のメリット

嫉妬心も使いよう

嫉妬とは、他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこととされている。

多かれ少なかれ、これまでの半生で私も嫉妬心を感じたことあり、感じたことがない人はあまりいないのではないか。

ただこの嫉妬心が、自分に活かせるとしたらどうだろうか。今日は嫉妬心を自分のために活かす方法を共有したい。

大前提として

嫉妬心を抱いた相手を貶めようとしたり、足を引

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面会制限、解除

面会制限、解除

面会制限、解除

先週末、10月5日より入院患者の家族に限り面会制限を解除する方針の伝達があった。

その内容としては、
受付で体温測定・マスク着用確認・フェイスシールドの装着後に1家族2人まで、最長15分に限った面会許可だ。

ベテラン看護師の訴え

本日、ベテラン看護師がカンファレンスにて苛立った様子で声を上げた。

「患者家族が15分の面会を越えて、30分近く居座っている。私が病棟の規則を守

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エンディングノートの書き方

エンディングノートの書き方

はじめに

看護職8年ともなると、多くの生き様を看てきた経験がある。
その中には「いつ死んでも良いんだけどね!ガハハ!」と笑う人もいれば、「早く楽になりたい」と悲嘆する人、「やり残したことがたくさんあった」と後悔する人、「やり残しがないように」とペンを握る人がいた。
誰にでも同じ「死」があるのにも関わらず、捉え方は千差万別。そこの違いは何なのか、

それは自分の人生を統括し、紆余曲折ありながらも

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一生懸命じゃなくても良い

一生懸命じゃなくても良い

あやうく一生懸命生きるとこだった。

韓国でベストセラーになったハ・ワン氏の著書が面白かったので、共有したい。

あらすじ

ハ・ワン氏はこれまで誰かに勝った記憶もなければ、成功もしていない。努力はしたつもりだが、40歳になった時、ただただ働き競争することに疲れてしまった。そんなとき「あれ、自分は誰と競争していたのか。」「なんのために必死に働いているのか」と疑問を持ち、自分の時間を作るため会社を辞

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雑談はコーチングの始まり

雑談はコーチングの始まり

プリセプティの悩み

とある後輩から、「その日の担当の先輩によって仕事の取り組み方が変わってくる」と相談があった。

どういうことか尋ねると、緊張感から報告・相談のペースが合わなく、結果的に「もっと早く言ってよ」とか相談しようと思ってたけど、先輩からあれやこれや指摘されて気持ちが滅入るとのことだった。

今日はその後輩と食事をしながら、話しやすい先輩と話しかけにくい先輩の違いは何なのか明確に出来た

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