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映画の感想

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映画・アニメ・MV・映像・ドラマ……とにかく芸術の発露媒体としてリリースされたムービーやその市場について書き残したnoteを集めたものです。
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現実でもファンタジー(リプリー)でもジュードロウが持ってくのかよ

現実でもファンタジー(リプリー)でもジュードロウが持ってくのかよ

昨日は見終わってないリプリーの感想を話しましたが、今日は見終わったリプリーのですね。ヘッダ画像をお借りしています。

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん何から離せばいいのか……大筋は昨日のそれで変わってないんですよね。じゃあ今日ぼくが薬屋に行って処方箋を頼んだら店内で狸が大暴れした話を……

するわけにもいかないので、リプリーの昨日話してないラス20分ぐらいについて話した

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マージがうぜェ~~~~~~~~~

マージがうぜェ~~~~~~~~~

魅力的なキャラクタはケイト・ブランシェットぐらいしかいなかった。ヘッダ画像をお借りしています。

つまりこれはリプリーの感想であり、ぼくが映画の感想を書く時にいつもやることだがまだ見終わっていない。

一度犯人が、自分のしたことをすべて打ち明けられたら、みたいにごちるところがあるが、それを聞くと自分のしたことを冷静に処理していってばれないように物事を片付けて、犯罪の贖罪とかとは無縁な感じに見えて別

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ハッスルがGoogle日本語入力で英字にならない理由を知らない

ハッスルがGoogle日本語入力で英字にならない理由を知らない

アラサーOLなので末端神経が冷えまくる。嘘です。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくはこのように仮想空間にいるのでよくわからんメカニズムに翻弄され生きている。筋トレの日記をよく書いてますが、そのせいなのか代謝が異様に良いのか異様に悪いのか、食ってすぐ裸(La)にならないと熱くて死ぬ。

この程度の運動量のぼくでそうなるんだったら、バスケットの人らはどうなるのか?ぼくはこれまでちばゆうすけに関する

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キリリンキ

キリリンキ

樹木希林について考えます。ヘッダ画像をお借りしています。

ぼくは生前の樹木希林についてあまり知ることはなかった。本木雅弘と関係している、内田也哉子と関係があるということぐらいしか……あとは富士カラーで写す程度だったか。

ぼくが見たその演劇は映画なのかドラマなのかすらさっぱりわからないが、ある文化的な流派について指導する立場の女を演じていた。ぼくは当該流派とか文化とか、別にどうでもいいと思ってい

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笑顔咲くワイ将とあじまってたい

笑顔咲くワイ将とあじまってたい

グラン・トリノを見終わっていろんなことを考えています。ヘッダ画像をお借りしています。

今日はウォルトというカス、タオという(周囲の悪影響で仕方なくごくごく消極的に)カスになりつつあった子供、スーという「聖人なのに世界中のカスの攻め手を一気に被害として受けさせられる女」、という結論にしようと思ってしました。

つまり、イントロではカスだったウォルトとタオがカスではなくなる話だ。そりゃ見た人ならわか

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グラントリノとインターネッツいきり豚の共通点

グラントリノとインターネッツいきり豚の共通点

今ぼくはグラントリノを見ているわけですが、この文には致命的な内容ばれとウォルトから受け継いだうすら汚い単語まみれがあるので見てない人は読まないでいただきたい。ヘッダ画像をお借りしています。

昨日は見てる途中で書いた。あのような終わり方をするとは思っていなかった。昨日のぼくを改めて振り返ると、

冒頭の描写: 映画は葬式のシーンから始まる。主人公が社会的、個人的苦悩に直面する。人生の転換点。だって

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一生、俺の庭で堆肥をいじっててくれ

一生、俺の庭で堆肥をいじっててくれ

今ぼくはグラントリノを見ているわけですが、ヘッダ画像をお借りしています。

この映画のものすげえところは各所で薦められるわりに、開幕30分でクソがクソを呼ぶクソ展開であるところ。まず葬式という人類にとって生み出すべきではなかったクソ仕草から始まるあたりなんてもはや芸術の完成形といえる。

葬式とは、喪主が一番苦しみ悲しみ世界中を恨み憎んでいるのに、どんな宗教だろうが矢面に立たされ、目いっぱいの金を

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キャプテン・フィリップスとハドソン川の奇跡のトムハン

キャプテン・フィリップスとハドソン川の奇跡のトムハン

昨日に引き続きキャプテン・フィリップスについて。別に昨日を読んでないと意味不明みたいなことはないですが、無理に読む必要なんてない。ヘッダ画像をお借りしています。

これは演劇だから実際には相手が襲ってこないというのは織り込み済みだからトムハンだってあのような果敢な演技ができるのだろうし、これは内容ばれを絶対に知らないようにしようとしているぼくが受けてしまったばれなんだけど、最後の10分間に論点があ

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I wish you're Merry Christmas

I wish you're Merry Christmas

この前ビッグフィッシュとチャーリーとチョコレート工場を見て、通算「意識的に見た映画数」が201個になった話をしたんですけど、199個目にスポットがあたっていなかった。それはキャプテン・フィリップスでした。ヘッダ画像をお借りしています。

キャプテン・フィリップスは─────やはりこちらも200個目、201と同様、前評判を一切入れずにみたんですけどそれが良かった。恐ろしいまでのサスペンス、スリラー…

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3年間で200個映画見ても人間を見た目で判断してしまう

3年間で200個映画見ても人間を見た目で判断してしまう

2021年の11月から今まで見た映画の数が200個になりました。201個目も見た。ヘッダ画像をお借りしています。

数えると2.3~2.5年経過しているらしかった。初めて見たのはころーないつもありがとう(家にいる生活が強いられたから合法的にいくらでも家で映画見てOKになり)以降のことであり、それを上記の通りの11月とするならば、すでにまる3年経ってしまっています。

2年間で200というのはマジで

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「死」とぴったり美味しさ包むサランラップ

「死」とぴったり美味しさ包むサランラップ

Mr.&Mrsスミスの英語字幕日本語吹き替え版を見た。ヘッダ画像をお借りしています。

今の時勢に合わせるとこの題名には問題がありそうだ。つまりMrs.&Mrスミスにすべきであると。

それはそれで尊重するとして、ぼくはこの映画がどのような展開かさっぱり知らずに観たので良かった。少しでも知ってたら楽しみが3/1減ぐらいはしてたのではないか?つまりブラピとアンジェが殺し屋だとはしらなかった。それはと

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ド・モルガンの盗賊

ド・モルガンの盗賊

あるいは三島由紀夫について。ヘッダ画像をお借りしています。こちらの絵は三島由紀夫の本をイメージなさったらしい。

というのもぼくは横尾忠則が大嫌いで、それは以下の理由でした。

なんか常識から逸脱するのがセンスだとか勘違いしているさまを芸術とはぼくは呼ばないのでそれは今後一切変わらないのだが、インタビューを呼んでしまった(ああ、なぜそんなもの読まないといけないのか?)。すると三島由紀夫とともに過ご

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かずきと俺の「海水浴へ行きましょう ベルトのついてる海パンで」

かずきと俺の「海水浴へ行きましょう ベルトのついてる海パンで」

ぼくはジョーカーの感想を死ぬほど書いており、その中では見たばかりの映画を2度見ないという制約をぶっちぎってまでもう一度あのシーンは……!?と確かめるまで見てしまったぐらい見た。といいますか惹かれた。ヘッダ画像をお借りしています。

二度見ない例

そしたら小堺一機がぼくなんかより死ぬほど見ていた……いくら桁外れに年が離れた(年で人を観る行為についてなんて馬鹿らしいことなのだと普段から言っているのに

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チェルぺっさん

チェルぺっさん

ぼくは最近、麻薬捜査官を描いた映画「ブルドッグ」を見始めた。ヘッダ画像をお借りしています。

まだ終わりまで見ていないが、そのスキンヘッドの主人公にどこかで見たような覚えがある。ジョン・トラボルタを最近異様な回数見ていたから、ジョントラに似ているのかと思ったが違った。

平野啓一郎とpeco(ぺっさん)の対談を見ていて、ふとその主人公がリュウチェルに似ていることに気づいた。

チェルの生き様につい

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