徴候なしに狭心症と診断されショックを受ける。右手首の血管からカテーテルを差しこみ冠動脈にステントをいれる手術をした。心臓壁を突きやぶればすべて終わる。細い血管をさらに細いケーブルが這うのを感じ数種類の投薬をはじめる。消化器なら進行は遅いが循環器は一瞬の恐怖に慄く日々。でも慣れた。