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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2022年4月の記事一覧

【2023年も無料配布中】冊子「大学生のための『独学大全』完全ガイド」を作りました

【2023年も無料配布中】冊子「大学生のための『独学大全』完全ガイド」を作りました

(2023年5月2日追記)
今年も冊子プレゼントを行います! 東京大学生協様(駒場、本郷)でも紙の冊子を無料配布中ですので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。

この春大学に入学した皆様、おめでとうございます。『独学大全』は、大学生の学びを、全力で応援いたします。

今回、20ページの小冊子「大学1年生のための『独学大全」完全ガイド」を作りました。下記から無料でダウンロードできますので、よろしけれ

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新入社員さん、入社おめでとう!会社のメアドGetした?でもそれ、◯◯じゃないから要注意!

新入社員さん、入社おめでとう!会社のメアドGetした?でもそれ、◯◯じゃないから要注意!

春ですね。

世間では、4/1に入社式が行われ、今日で1週間経ちましたね。
新人さんにとっては、研修が始まって、名刺が配布されたり、企業ドメインのついた「メールアドレス」が付与された頃かと思います。憧れていた企業への「所属感・帰属意識」をより強く感じる瞬間かと思います。

こんな前途が明るい、未来・可能性しか無いタイミングで、お伝えするのもアレですが、こういうことは、きっと余計なお世話なのも承知の

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何者かになりたいという病と呪い、と4月15日の日記

何者かになりたいという病と呪い、と4月15日の日記

今、僕を含め、「何者かになりたい」という人ばかりになっていますよね。

自分はレールの敷かれた人生を歩むような人間にはなりたくない、満員電車にゆられて上司や得意先に頭を下げて、帰りに居酒屋で上司の悪口を言ってうさをはらすような人間にはなりたくない、自分には何か才能があるはずだ、自分がこの世界に生まれてきたのは何か理由があるはずだ、意味があるはずだ、それを探して、自分の生きている意味を見つけて、この

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戦略プランナーが新入社員に教えること②:「考えること」は「書くこと」

戦略プランナーが新入社員に教えること②:「考えること」は「書くこと」

For youで執行役員CMOをしている筧(@kakehi_)です。2022年2月より、戦略プランナーとしてのnote記事を書くことがノルマになりましたので、がんばっていきたいと思います。(この記事で2つめ!)

15年ほどの経験ですが、広告プランニングとは非常に幅が広く、そして属人性が高くなっており、人に教えるのが難しい領域だと思っています。
そして、センスというとよくないのですが、まさしくセン

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新しい生活に旅立つ甥っ子へ

新しい生活に旅立つ甥っ子へ

甥っ子が浪人して、予備校に行かず一人で勉強して選んだ道は、
防災土木を学ぶことでした。
なんてえらいんでしょうか。
みんながハッピーに生活するための道筋を作る勉強をすることを選んだ彼をおばとして、誇りに思います。

受験勉強をしている時に、彼が出会ったのがYouTubeの日髙シェフでした。

しばらくぶりに会った時に、彼の口から「バニェットピエモンテ―ゼ」という言葉が出てきたときのわたしの驚いた顔

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自分でその仕事のイニシアチブをとる。

自分でその仕事のイニシアチブをとる。

4月1日、大井川和彦・茨城県知事が,
県庁の新人職員に向けて投げかけた言葉だ
(1日の『CONNECT』)。

新人は自分で仕事は選べないが、
自分で考え、自分でどんどん引っ張っていけば,
世の中を引っ張るが実感が得られる、と。

まず、考えるということ。
次にそれをぶつけてみる、
ということ。

何年働こうが、この気持ちでやりたい。

若者の新しい価値観

若者の新しい価値観

column vol.619

昨日のコラムで少し触れましたが、音楽やファッションなど昭和レトロが若者に人気です。

他にも90年代に流行ったルーズソックスもまた脚光を浴びていますね。

ちなみに最近は「マインドギャル」なる人たちがいるそうです。

〈BUSINESS INSIDER JAPAN / 2022年3月10日〉

令和のギャルは多面的「ギャル」と言えば、平成を彩った一つの若者スタイルで

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表現再考:新しい装いで、これまでの暗さを過去へ送って

表現再考:新しい装いで、これまでの暗さを過去へ送って

 四月となり、多くの若者にとっても新しい月日が始まります。この二年間は、若い人にとっては、心ないレッテルを、貼り続けられた日々にも思えます。
 経験のあるひとや力あるひとに知恵や見識があるように見えても、時代の感覚を率直に感じとれるのは、若いひとたちです。

 ある科学史家は、議論が割れて結論が出ないときは、若い方の意見をとると言ってました。

 ひとの世界が保たれるのは、北へ南へと走り回っては、

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「経営者」が第一に考えること

「経営者」が第一に考えること

column vol.616

「ブラック企業」のみならず「ホワイト企業」でも離職率が上がっているという衝撃記事をご紹介した昨日。

では、経営者は求心力を高めるためには何をしたら良いのでしょう…、と非常に考えさせられます。

答えは分かりませんが…、とっかかりの一つに松下電器創業者の松下幸之助さんの

「経営というのは、全社員がどうすればモチベーションを持って仕事ができるかを追求することだ」

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「当たり前」の裏に「発見」がある

「当たり前」の裏に「発見」がある

column vol.615

昨日は、思考の「死角」についてお話しさせていただきました。

自分はどこまでも完全には客観的には見られない。ゆえに人からの「指摘」を上手に味方につける。

自分の見方を疑うのは、「見えるもの」にも同じことが言えます。

人は見たいようにしか、物事が見えない。

同じものを見聞きしても、相反する考え方の2人では、全く逆の捉え方をする場合があります。

それぐらい、人に

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「自主性」がよくわからない・・・能動性を引き出す

教育界では「自主性を重んじる」というフレーズをよく聞く。ただ、具体的にどうすることなのか私にはよくわからない。自主性を大切に考えるだけで自主性は促されるかと言うと、どうもそうでもないように思われる場面に出くわすことがある。そこのところを少し考えてみたい。

とある企業が若者を採用し、好きに事業を立ち上げろと任せた。予算もつけてやると言われ。何を始めても構わないものすごい自由度。
しかしその若者は何

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成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた中、唯一引き上げられた結婚年齢

成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた中、唯一引き上げられた結婚年齢

今月から成人年齢が18歳からとなった。飲・たばこ・ギャンブルなどは今までと同様20歳からのままとなるが、親の同意なく契約を結べるようになった。今まで未成年ということで保護されていたものもなくなり、自由の代わりに責任を負うことになる。

注目したいのは、唯一年齢が引き上げられた結婚年齢の変更。

今までは男18歳、女16歳からの結婚だったが、これからは女も18歳以上の結婚となる。つまり、18歳未満で

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若い頃には、何をゴールに働けば良いのか?

若い頃には、何をゴールに働けば良いのか?

新社会人の皆さま、就職おめでとうございます。

さて、これから40年以上に渡る仕事人生が続きます。仕事は人生の長きにわたって続いていくものだからこそ、これによって、人生が大きく変わってきます。なるべく有意義な一生を過ごしたいですよね。

ゴール設定は難しい新入社員の頃は、何をゴールに仕事に取り組めば良いのか、よくわからなかったりします。このため、ただ惰性で家と会社の間を往復しがちです。

それでも

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自分の中にあるものって何だろうって探し始めたあの日

自分の中にあるものって何だろうって探し始めたあの日

「これじゃ、ダメだよ」
そんな言葉ばかり、繰り返された。

昨日から新年度。
新入社員が社会に飛び立った日。

もうずいぶん昔の、自分の入社式は緊張したことしか、もう覚えていない。

記憶にあるのは、そのあとの自分の失態。

原稿を間違えて印刷所に入れたこともある。
確認が夜中に来て、タクシーで会社に戻った。

「こんな失敗をしたやつは他にいない」
断じられて、しょげ返った。

数々の失敗と、厳し

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