自己紹介の前に、【画廊探訪】の索引をあげておきます。 襾漫敏彦というのは、美術関連の文章を書く時のペンネームです。 美術評論家の鷹見明彦氏は、2011年に震災の後、病で亡くなりました。 わたしは、彼ともうひとりの友人と1980年後半『砂洲』という同人を組みました。襾漫というのは、その頃、書こうとしていた詩の主人公の名前です。 鷹見さんは、画廊を廻り若い作家の話を聞きさまざまなアドバイスをしていました。わたしも一日で、五、六軒、連れ回されたりしました。
高橋穂足さんが、HOW HOUSEで個展を行います。 髙橋穂足個展「高橋生物図鑑第11輯〜rere mammals of autamn〜」 期間:2024年9月19日(木)〜9月29日(日) 営業時間:11:00〜17:00 (作家在廊予定 12:00〜) 以前、書いた評論も添付しておきます。
今日からお彼岸、お彼岸の入りです。お彼岸は、春分と秋分の前後三日、計七日間です。このときに行われる仏事と結びついています。 お彼岸は春分、秋分と、陰から陽、陽から陰へと移り変わるころで、考えてみれば逢魔が刻のような何かがうつろう夕暮れどきのような不安定な時に似合うときなのでしょうか。
竹淵愛留萌さんが、久しぶりに個展を開かれます。今回は、水彩が中心ですが、 竹渕愛留萌 展 「もしも全てが幻だったら」 2024.9.20Fri.〜9.29Sun 9月24日(火)・25日(水)休廊 12:00〜20:00 (最終日9/2919:00終了) ****** もしも全てが脳が作り出した幻だったら もしも全てが何かが描き出した幻だったら 現実味のない現実 リアリティを持った虚構 (gallery Face to Faceのサイトより引用) ********
今日は八月十五日、中秋の名月です。実は望月は、明日のようです。 あと数日もすれば、秋分ですから、まさに仲秋の望月、月の満ちるときです。 旧暦の八月は、行事が少なめです。一年を二つにわけたときの後半のはじまりの月が七月ですから、ひと休みなんでしょうか。 中秋の名月の前は、二百十日、八朔、二百二十日ですから、野分の狭間にかろうじてあらわれる月を、より、大切に愛でたのでしょう。
阿佐ヶ谷には、何軒かの町中華があります。それぞれに個性的でもありますが、普段のくつろぎでむかえてくれる場所でもあります。 コロナを耐えられずに閉店したところもありますが、頑張っている店もまだまだあります。 詳細は、わからないのですが、旧中杉通りにある朝陽のご主人が亡くなられました。 安くて美味しいお店でした。妹がよく行っていましたが、残念です。 ご冥福をお祈りします。
七十二候の鳥の話ですが、今回は、鷹です。本朝の七十二候では、鷹については、夏の終わりの小暑の鷹乃学習、鷹の幼鳥が飛び方を習い始めるという言い方だけですが、中国、宣明暦では、春、啓蟄の鷹化為鳩、夏、小暑の鷹乃学習、秋、処暑の鷹乃祭鳥、と三つになります。 鷹化為鳩は、ウララかな春の陽気の中で、獰猛な鷹も鳩(郭公)のように大人しくなるという意味のようです。鷹乃祭鳥は、春以来、陽の気の流れによって活動していた小鳥たちを捉えては大地に取り込むそういうイメージがあるのかもしれません。
井澤由花子さんが、9月21日(土)より、京橋/ギャラリー椿で個展を開催します 井澤由花子個展 MOVE 2024年9月21日[土] -10月5日[土] 12:00 AM - 7:00 PM 日・月・祝 休廊 Close on Sundays, Mondays and Holidays オープニングレセプション:9月21日[土]17:00~ 井澤さんに書いた評論も添付しておきます。
版画の話も終盤ですが、今回はシルクスクリーンです。シルクスクリーンは、ある世代の人には馴染む深いと思いますが、プリントごっこです。あれが、シルクスクリーンの原則そのものです。 最近は、Tシャツ印刷でも使われているようですが、古臭いやり方のように思われていますが、結構、繊細かつクリアな印刷がされるようです。 廣瀬さんとは、銀座の画廊のグループ展でお会いしましたが、その後も、年賀状など交わしています。 中村花絵さんは、デジタル映像が、画素の集合体であることに因んだ作品を作
今回は、一回きりの版画を少し取り上げてみなす。樹乃かにさんは、デジタル印刷を使用する作品が主です。これは、制作過程の揺らぎが出にくく、同じものがいくらでも複製できる(?)手法ではあります。 樹乃さんは、それとは違う剥がし刷りという技法にも挑戦しています。これは端的にいうと、柔かい厚みのある版面に深く線を刻み、そこにインクを流し、輪郭を整えるのですが、そこの間に粘度の高いインクをつけて、剥がすようにして転写します。 印刷というよりも転写という方が馴染むかもしれません。
船山佳苗、「アートの切り札」いってきました。 冠るアートやら、顔出しパネル、おみくじ、さらには「問答ドローイング」とテーマパークのような個展でした。 息子さん達が、まわりにチョロチョロしている夏休みの時期に制作していたからか、エネルギーが溢れているようなクリーチャーいっぱいです。 墨を使った単色の作品は、騒がしい日常のなかで、一瞬、確保された自分の世界のようにも思えます。 おかあさーん、ちょっと静かにして、わかった、だから、おかあさーん、、、。 とっちらかした日々を感
今日は、二百二十日です。二百十日、八朔、二百二十日と暴風雨の来やすいといわれていて、農家にとっての三大厄日です。 二百十日の頃は、まだまだ暑い日が続いていましたが、白露もきて、朝晩がやはり涼しくなってきました。 節気や七十二候、旧暦を追いかけていると、少しずつですが、身体感覚を取り戻していくような気もします。
青山幸代さんが大阪のY art galleryで画家の三谷拓也さんと2人展を開催されます。 夢と現 崇拝する女性像を描くふたり 青山 幸代 ・ 三谷 拓也 展 2024.9.4(水)~9.14(土)*9/7(土)両作家在廊予定 (日・月休廊) 11:00-19:00(最終日は17:00迄) 青山さんに以前書いた評論を添付しておきます。
船山佳苗さんが、Gallery Face to Faceで個展を開かれます。 船山佳苗の「アートの切り札」8日間展 手の内見せようか? 2024.9.6Fri.-9.15Sun. 9月10日火曜日・11日水曜日休廊 12:00〜20:00 最終日9/15は19時終了 今回は、対話して絵を描く「Mon-Drawing」も実施されるようです。 前の時の感想と、船山さんへの評論を添付しておきます。
台風でバタバタしていたと思ったら、気がつくと白露です。暑い日が続くと思いながら、すでに秋が始まっているのだという印象です。 本朝の七十二候は、草露白(くさのつゆしろし) 草に降りた露が白く光る、鶺鴒鳴(せきれいなく)セキレイが鳴き始める、玄鳥去(つばめさる) 燕が南へ帰って行くで、景色の変化とともに、鳥の声、そして、燕が飛び去る姿と、静から動への変化として現れています。 宣明暦では、鴻雁来 雁が飛来し始める、玄鳥帰 燕が南へ帰って行く、羣鳥養羞 多くの鳥が食べ物を蓄え
イワタマユコさんが、愛知のGALLERY龍屋での展示に参加されてます。 『ZEROTEN SQUARE 2024』 選抜作家30名によるS0号サイズの新作展。 2024年8月31日(土)~9月8日(日) 11:00~18:00 GALLERY龍屋 〒488-0007 愛知県尾張旭市柏井町公園通542 イワタさんも色々なところで頑張っています。