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<新たな試み>:【アーティストと向き合う】その1
僕らは芸術家、アーティストという存在に、作品というプリズムを通して接しています。
当たり前のことですが、アーティストも僕らと同じ、この社会に生きるパーソンです。作品はある意味、結果でありますが、そこに至るまでの日々の営みがあります。
個人的なことは社会的なことという社会学的なこと考え方もありますが、社会の中でどう生きるのか、社会にどう交わっていくのか、作品の向こうには、一人の人間としての
展示紹介:林明日美 高橋岳人 展 5.24Fri. 〜6.2Sun. Gallery Face to FACE
Gallery Face to FACEで、林明日美、高橋岳人、二人展が開かれます。高橋さんはドローイング、林さんは版画の方です。
林明日美 高橋岳人 展
2024.5.24Fri. 〜6.2Sun.
5月28日火曜日・29日水曜日休廊
12:00 ~20:00
(最終日6/2は19:00まで)
どこか、北欧の風が吹くような予感のする展示になるのかもしれません。楽しみです。
林明日美さんへの
画廊に行くようになって気がついたこと その49
デジタルやAIに絡めて表現の身体性の話をしていましたが、デジタル技術の活用、パソコンのアプリを活用して、表現を行う際、あらわれる現象のひとつは、キリがなくなることのようです。
原稿用紙に、手書きで文字をかいたり、手紙を書く場合、書き直すことはありますが、大きな間違いや問題がなければ、少々の見映えの悪さは目をつむって見きるものです。
一人と書くか、ひとりと書くか、その部分だけ直すために全部を
展示紹介: 「空珠」田中玲子 個展、5.26〜6.1 SAN-AIギャラリー
見上げた空の記憶を、蜻蛉玉の中に封じるごとく象る田中玲子さんが、個展をされます。
田中玲子 個展
空珠
2024年5月26日(日) ~ 6月1日(土)
12:00~18:30 / 日曜 12:00~18:00/月曜休 / 最終日〜17:00迄
SAN-AIギャラリー
〒101-0031
東京都千代田区東神田1-13-17 森ビル1F
展示紹介:コクテイル書房企画、世田谷ピンポンズ展『ポンチ!』5月9日から22日、・・5月18日、記念ライブ
コクテイル書房の本の長屋で、世田谷ピンポンズ展『ポンチ!』が開かれています。
世田谷ピンポンズさんは、フォークシンガーですが、彼の描くポンチ絵の展覧会です。まだ、日にちもありますので、高円寺にお寄りの際は是非。
5月18日には、記念ライブも開かれます。
5月18日(土)本の長屋『ポンチ!』
18時開場 18時半開演
投げ銭
御予約
setapon.boy.jp/?p=3441
画廊探訪も
展示感想: 山内康嗣 河野志保 展「景色の手ざわり 」Gallery Face to Face その2
Gallery Face to Face 、山内康嗣 河野志保 展「景色の手ざわり 」感想その2です。
河野志保さんは、DMの写真では、油絵かと想像していたのですが、基本的には、アクリル、油彩やミクストメディアを利用したコラージュの作家さんでした。
様々な写像を、取り込んでは、自分のイメージを固めるように、デジタル機器を利用して組み合わせては作品の原型を作成していきます。そこから出力したも
展示感想: 山内康嗣 河野志保 展「景色の手ざわり 」その1
山内康嗣 河野志保 展「景色の手ざわり 」に行って来ました。
山内さんの作品は、子供の頃に住んでいた家が取り壊しになるということで、最後の姿を見に行ったことからインスパイアされた風景のシリーズです。
山内さんは、これまで、社会風刺や過去の名作をもとにした作品を作ってきました。
それは、主観が投げ出された世界の表現でもありました。それは、作者の精神が作り出す風景画ともいえるでしょう。
画廊に行くようになって気がついたこと その48
デジタル技術による製作は、作者の肉体や具材の物質性の影響の残渣のようなものが残らないと説明してきました。
作者が、イメージを創造するのですが、それを物質に固着する作業は、別のものが行うということです。
建築士が、これから建てる家の設計図をつくるのですが、それを作っていくのは、大工さん達です。その作業における身体性は、大工さん達によるものになります。
街路や地下道のタイルをみていると、